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2015年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第2章 人体の働きと医薬品 問1~10


2015年 【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第2章 人体の働きと医薬品 問1~10

問1 消化器系に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 機械的消化では、消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解する。

イ 歯冠の表面はエナメル質で覆われ、体で最も硬い部分となっている。

ウ 唾液腺から分泌される唾液には、デンプンをデキストリンに分解するペプシンが含まれている。

エ 食道の上端と下端にある括約筋は、胃の内容物が食道や咽頭に逆流するのを防いでいる。

1(ア、ウ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(イ、エ)

 

 

解説

ア.誤:機械的消化では、口腔における咀嚼や消化管の運動によって内容物を細かくする。

イ.正

ウ.誤:唾液にはデンプンをデキストリンに分解する唾液アミラーゼが含まれる。

エ.正

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

 


問2 小腸に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。

2 空腸で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素が加わり、消化液として働く。

3 十二指腸の上部を除く小腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は 絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビロード状になっている。

4 回腸は、胃から連なる約25cmのC字型に彎曲した部分で、彎曲部には膵臓からの膵管の開口部があり、膵液を腸管内へ送り込んでいる。

 

 

解説

  1. 誤:回腸ではなく、十二指腸の説明文

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

 


問3 胆嚢及び肝臓に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 肝臓は、胆嚢で産生された胆汁を濃縮して蓄える臓器である。

イ 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロールを排出する役割がある。

ウ 肝臓は、体内で最も大きい臓器であり、横隔膜の直下に位置する。

エ アルコールは、胃や小腸で吸収されるが、肝臓へと運ばれて一度アセトアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸となる。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.誤:胆嚢は、肝臓で産生される胆汁を濃縮して蓄える臓器

イ.正

ウ.正

エ.正

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

 


問4 大腸に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 大腸の粘膜から分泌される粘液(大腸液)は、便塊を粘膜上皮と分離しやすく滑らかにする。

イ 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンDを産生する。

ウ 大腸の腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素が生成される。

エ S状結腸に溜まった糞便が下行結腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正

イ.誤:ビタミンDではなく、ビタミンKを産生する。

ウ.正

エ.誤:S状結腸に溜まった糞便が直腸に送られてくると、便意が起こる。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

 


問5 呼吸器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 鼻腔の内壁から分泌される鼻汁には、リゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。

イ 咽頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支という。

ウ 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、代わりに二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。

エ 肺自体には肺を動かす筋組織がないため、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.正

イ.誤:喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、その先の肺の中で枝分かれする部分を気管支という。

ウ.誤:心臓から送られる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。

エ.正

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-2日目:Ⅰ-②: 呼吸器

 


問6 心臓及び血管系に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 血管系は、心臓を中心とする閉鎖循環系である。

2 心臓の内部は上部左右の心室、下部左右の心房の4つの空洞に分かれている。

3 動脈は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっている。

4 四肢を通る静脈では、血流が重力の影響を受けやすい。

 

 

解説

  1. 正:それに対し、リンパ系の先端は組織に開放されている開放循環系です。
  2. 誤:上部は心房、下部は心室です。
  3. 正:そのため、静脈には逆流防止のため、弁がついてます。

心臓

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-3日目:Ⅰ-③: 循環器

 


問7 血液及びリンパ系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 好中球は、白血球全体の約5%と少ないが、白血球の中で最も大きく、強い食作用を持つ。

イ 白血球は、感染や炎症が起きると全体の数が増加するが、種類ごとの割合は一定である。

ウ リンパ液の流れは主に心筋の収縮によるものである。

エ リンパ管には逆流防止のための弁があり、リンパ液は一定の方向に流れる。

  ア イ ウ エ
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 

 

解説

ア.誤:好中球ではなく、単球です。好中球は白血球全体の60%を占めます。

イ.誤:感染、炎症により、全体数が増加し、種類ごとの割合も変化する。

ウ.誤:リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮によるものです。

エ.正

正解 5

出題範囲の解説ページ

第2章-3日目:Ⅰ-③: 循環器

 


問8 泌尿器系に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。

2 腎臓には内分泌腺としての機能もあり、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する。

3 男性では、加齢とともに前立腺が縮小し、尿道を拡張させて頻尿を生じることがある。

4 膀胱の出口にある排尿筋が緩むと、同時に膀胱括約筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。

 

 

解説

  1. 誤:副腎皮質ではなく、副腎髄質です。 副腎皮質ではアルドステロンが分泌されます。
  2. 誤:男性は加齢とともに前立腺が肥大し、頻尿を生じることがある。
  3. 誤:膀胱出口の膀胱括約筋が緩み、排尿筋が収縮すると尿が出ます。

排尿の仕組み

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-4日目:Ⅰ-④: 泌尿器

 


問9 目、鼻、耳などの感覚器官に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 結膜には、光を受容する細胞(視細胞)が密集している。

イ 角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。

ウ 鼻中隔の前部は、毛細血管の分布が乏しく粘膜が厚いため、出血を起こしにくい。

エ 聴覚器官である蝸牛及び平衡器官である前庭は、内部がリンパ液で満たされている。

  ア イ ウ エ
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.誤:結膜ではなく、網膜です。

イ.正

ウ.誤:鼻中隔の前部は、毛細血管の分布が乏しく粘膜が薄いため、出血を起こしにくい。

エ.正

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-5日目:Ⅰ-⑤ 感覚器官

 


問10 外皮系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなる。

イ 表皮の最も外側にある角質層は、皮膚のバリア機能を担っている。

ウ メラニン色素は、皮下組織にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。

エ 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するエクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するアポクリン腺の二種類がある。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.誤:メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生される。

エ.誤:腋窩などの毛根部に分布するアポクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。 

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-6日目:Ⅰ-⑥ 運動器官

 


出題範囲の解説ページまとめ

問1~4:第2章-1日目:Ⅰ-① 消化器系

問5   :第2章-2日目:Ⅰ-②: 呼吸器系

問6~7:第2章-3日目:Ⅰ-③ 循環器

問8    :第2章-4日目:Ⅰ-④ 泌尿器系

問9    :第2章-5日目:Ⅰ-⑤ 感覚器官

問10  :第2章-6日目:Ⅰ-⑥皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官

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執筆者:吉川 泰紀

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