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2015年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第2章 人体の働きと医薬品 問11~20


2015年 【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第2章 人体の働きと医薬品 問11~20

問11 骨格系及び筋組織に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 骨髄で産生された造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化し、体内に供給される。

イ 筋組織は、筋細胞と結合組織からできている。

ウ 骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる。

エ 随意筋は体性神経系で支配されているのに対して、不随意筋は自律神経系で支配されている。

 ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.正

エ.正

各種筋肉の違いについて ※スマートホンの方は、画面を横にすると見やすいです。

種類 横紋模様 収縮力 持久力 神経 随意性(コントロール)
骨格筋 あり 強い なし 体性神経 あり
心筋 あり 強い あり 自律神経 なし
平滑筋 なし 弱い あり 自律神経 なし

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-6日目:Ⅰ-⑥ 運動器官

 


問12 効果器に対する交感神経系の作用に関する以下の組み合わせについて、誤っているものを一つ選びなさい。

  効果器 作用
1 目     - 瞳孔散大
2 心臓     - 心拍数増加
3 腸     - 運動低下
4 気管、気管支 - 拡張
5 肝臓     - グリコーゲンの合成

 

 

解説

  1. 誤:交感神経が興奮した際は、肝臓でグルコーゲンが分解され、ブドウ糖が産生されます。

交感神経がアクセル(走っている時)、副交感神経がブレーキ(休憩している時)を想像しましょう。

効果器 交感神経 副交感神経
瞳孔散大 瞳孔収縮
唾液腺 少量の粘性の高い唾液 唾液分泌亢進
心臓 心拍増加 心拍減少
末梢血管 収縮→血圧上昇 拡張→血圧降下
気管、気管支 拡張 収縮
血管の収縮 胃液分泌亢進
運動低下 運動亢進
肝臓 グリコーゲン分解 グリコーゲン合成
膀胱 排尿筋弛緩(排尿抑制) 排尿筋収縮(排尿促進)

正解 5

出題範囲の解説ページ

第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

 


問13 医薬品の吸収に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身作用を現す。

2 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込む現象である。

3 坐剤の有効成分は、直腸内壁の粘膜から吸収され、容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。

4 禁煙補助薬の咀嚼剤は、有効成分が口腔粘膜から吸収されて全身作用を現す。

 

 

解説

  1. 誤:消化管からの吸収は、濃度が高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象です。

正解 2

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第2章-8日目:Ⅱ- 薬の働く仕組み

 


問14 医薬品の代謝及び排泄に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 消化管で吸収された有効成分は、消化管の毛細血管から血液中へ移行し、門脈を経由して肝臓に入る。

イ 肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量が少なくなり、効き目が現れにくくなる。

ウ 血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成した有効成分は、薬物代謝酵素の作用で代謝され、腎臓で濾過される。

エ 腎機能が低下した人では、正常な人よりも有効成分の尿中への排泄が遅れ、血中濃度が下がりにくい。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.正

イ.誤:肝機能が低下すると、有効成分を代謝する機能が低下するため、血中濃度が上がり、効き目・副作用が強くでる場合がある。

ウ.誤:複合体を形成すると、代謝や濾過されなくなる。

エ.正

正解 2

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第2章-8日目:Ⅱ- 薬の働く仕組み

 


問15 医薬品の剤型に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕かずに水などで飲み込む。

イ 口腔内崩壊錠 及びチュアブル錠は、水なしでも服用できる。

ウ カプセル剤は、カプセルの原材料としてゼラチンが広く用いられているため、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要である。

エ 経口液剤は、有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後、比較的速やかに消化管から吸収される。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

ア.正

イ.正:口腔内崩壊錠は速やかに溶けるもの、チュアブル錠は舐めたり、嚙み砕いて服用するもので、共に水なしでも服用できる。

ウ.正

エ.正

正解 1

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第2章-8日目:Ⅱ- 薬の働く仕組み

 


問16 皮膚粘膜眼症候群に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる。

イ 発症原因となる可能性がある医薬品の種類は少ないため、発症の予測は極めて容易である。

ウ ライエル症候群とも呼ばれる。

エ 原因医薬品の使用開始後1ヶ月以上経ってから起こることがある。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正

イ.誤:発症機序の詳細は不明であり、予測は困難である。

ウ.誤:スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれます。ライエル症候群=中毒性表皮壊死融解症

エ.正

正解 2

 

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第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問17 偽アルドステロン症に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われることによって生じる。

イ 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することによって生じる。

ウ 主な症状としては、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛等がある。

エ 小柄な人や高齢者で生じやすい。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤:ナトリウムと水が貯留し、カリウムが失われる。

イ.誤:副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないのに、起こるため、「アルドステロン症」と呼ばれます・

ウ.正:その他、「むくみ」が起きます。

エ.正

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問18 医薬品により精神神経系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 医薬品を長期連用したり、過量服用することで倦怠感や虚脱感を生じることがある。

イ 血管に作用する医薬品により、頭痛やめまいを生じることがある。

ウ 無菌性髄膜炎は、早期に原因となった医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどだが、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されている。

エ 無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチの基礎疾患がある人で発症リスクが高い。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.正

エ.正

無菌性髄膜炎=髄膜炎の内、細菌・真菌が検出されないものを言います。発症は急性で首筋がつっぱりを伴った激しい頭痛などが生じます。

正解 1

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第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問19 医薬品により皮膚に現れる副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 接触皮膚炎の発症部位は、医薬品の接触部位に限定されない。

イ 光線過敏症は、医薬品が触れた部分にのみ生じる。

ウ 光線過敏症は、貼付剤を剥がした後でも発症することがある。

エ 薬疹は、医薬品の使用後1~2週間で起きることが多いが、長期使用後に現れることもある。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤:接触性皮膚炎の発症部位は接触部位に限定されます。

イ.誤:光線過敏症は触れた部分以外でも起こり得ます。

ウ.正

エ.正

正解 4

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第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問20 体の局所に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 不整脈とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。

イ 消化性潰瘍では、消化管出血に伴って糞便が黒くなることがある。

ウ 小児や高齢者、普段から便秘傾向のある人は、イレウス様症状(腸閉塞様症状)の発症リスクが高い。

エ 間質性肺炎とは、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じる疾患である。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤:不整脈とは、心臓の拍動リズムが乱れる病態です。

イ.正

ウ.正

エ.誤:細菌感染ではなく、肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している間質が炎症を起こしたもの

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


出題範囲の解説ページまとめ

問11      :第2章-6日目:Ⅰ-⑥ 運動器官

問12      :第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

問13~15:第2章-8日目:Ⅱ- 薬の生体内運命

問16~20:第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

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執筆者:吉川 泰紀

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