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2015年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2015年【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問21 月経及び婦人薬の適用対象となる体質・症状に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わ せを下から一つ選びなさい。

ア 月経周期は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、乳腺で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが月経周期に関与する。

イ 加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少していき、やがて月経が停止して、妊娠可能な期間が終了することを更年期という。

ウ 血の道症とは、臓器・組織の形態的異常がなく、抑鬱や寝つきが悪くなる、神経質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことをいう。

エ 血の道症は、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などを原因とする異常生理によって起こる場合もある。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.誤:視床下部・下垂体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが月経周期に関与する。

イ.誤:更年期ではなく、閉経です。更年期は閉経前後の移行期間のこと。

ウ.正

エ.正

正解 5

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問22 女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述につい て、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰
の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り、低血圧に適すとされるが、胃腸の弱い人では、胃部不 快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 加味逍遙散
2 桂枝茯苓丸
3 温清飲
4 桃核承気湯
5 当帰芍薬散

 

 

解説

漢方処方のキーワードを記載

  1. 誤:加味逍遙散=いらだちなどの精神神経症状の月経不順
  2. 誤:桂枝茯苓丸=比較的体力があり、下腹部痛,足冷えのある月経不順
  3. 誤:温清飲=皮膚はかさかさして色つやが悪い月経不順
  4. 誤:桃核承気湯=便秘しがちなものの月経不順、月経時や産後の精神不安
  5. 正:当帰芍薬散=産前産後あるいは流産による障害

正解 5

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問23 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)に配合されている主な成分とその副作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

  成分 副作用
ア メキタジン - ショック(アナフィラキシー)
イ ベラドンナ総アルカロイド - 偽アルドステロン症
ウ プソイドエフェドリン塩酸塩 - 不眠、神経過敏
エ グリチルリチン酸二カリウム - 散瞳、口渇

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正

イ.誤:ベラドンナ総アルカロイド=散瞳、口渇、眠気、便秘、排尿困難など

ウ.正

エ.誤:グリチルリチン酸二カリウム=偽アルドステロン症

正解 2

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問24 以下の内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)として用いられる漢方処方製剤のうち、マオウを含むものを一つ選びなさい。

1 茵蔯蒿湯

2 十味敗毒湯

3 消風散

4 当帰飲子

5 葛根湯加川芎辛夷

 

 

解説

カンゾウ、マオウ、ダイオウの内、含有するものを記載

  1. 誤:茵蔯蒿湯 =ダイオウ含有
  2. 誤:十味敗毒湯=カンゾウ含有
  3. 誤:消風散  =カンゾウ含有
  4. 誤:当帰飲子 =カンゾウ含有
  5. 正:葛根湯加川芎辛夷=カンゾウ、マオウ含有

正解 5

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問25 鼻炎及び鼻炎用点鼻薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アレルギー性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、 かぜの随伴症状として現れることが多い。

イ アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

ウ クロモグリク酸ナトリウムが配合された点鼻薬の使用は、医療機関において減感作療法等のアレルギーの治療を受けている人では、その治療の妨げとなるおそれがある。

エ 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及び蓄膿症などの慢性の副鼻腔炎である。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤:アレルギー性鼻炎ではなく、急性鼻炎です。

イ.正

ウ.正

エ.誤:蓄膿症などの慢性の副鼻腔炎は適応外です。

正解 3

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問26 点眼薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、 ( ア )、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、 アレルギー用点眼薬に大別される。
( ア )は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。一般点眼薬は、目の疲れや痒 かゆみ、結膜充血等の症状を抑える成分が配合されているものである。アレルギー用点眼薬は、花粉、ハウスダスト等のアレルゲンによる目のアレルギー症状(流涙、目の痒 かゆみ、結膜充血等)の緩和を目的とし、( イ )や抗アレルギー成分が配合されているものである。抗菌性点眼薬は、抗菌成分が配合され、結膜炎(はやり目)やものもらい(麦粒腫)、 ( ウ )等に用いられるものである。

 
人工涙液 ステロイド性抗炎症成分 眼瞼炎(まぶたのただれ)
コンタクトレンズ装着液 ステロイド性抗炎症成分 緑内障
人工涙液 抗ヒスタミン成分 眼瞼炎(まぶたのただれ)
コンタクトレンズ装着液 ステロイド性抗炎症成分 眼瞼炎(まぶたのただれ)
人工涙液 抗ヒスタミン成分 緑内障

 

 

解説

緑内障に適用とする一般用医薬品はありません。

ア.人口涙液

イ.抗ヒスタミン

ウ.眼瞼炎

正解 3

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問27 皮膚に用いられる殺菌消毒成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。

イ オキシドールの作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しく、また、組織への浸透性も低い。

ウ ポビドンヨードは、ヨウ素による酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。

エ マーキュロクロムは、有機クロムの一種であるが、皮膚浸透性が低く、通常の使用においてクロム中毒を生じることはない。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.正:

イ.正:なおオキシドールは一部細菌のみに効果を示します。

ウ.正

エ.誤:マーキュロクロムは、有機水銀の一種だが、通常水銀中毒を生じることはない。

正解 1

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第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

 


問28 一般用医薬品として皮膚に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、正しい ものを一つ選びなさい。

1 主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ピロキシカム等がある。

2 末梢組織の免疫機能を高める作用を示す。

3 水痘(水疱瘡)、みずむし、たむし又は化膿している患部について、症状を改善させる作用を示す。

4 広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものではない。

 

 

解説

  1. 誤:ピロキシカムは非ステロイド性抗炎症成分です。
  2. 誤:免疫機能を抑えて、抗炎症作用を発揮します。
  3. 誤:感染している部分では症状が悪化するおそれがあります。

正解 4

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第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

 


問29 表在性真菌感染症とその治療に用いる医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせ を下から一つ選びなさい。

ア ぜにたむしは、輪状の小さな丸い病巣が胴や四肢に発生し、発赤と鱗屑、痒みを伴う。

イ 頭部白癬は小児に多く、清浄に保てば自然治癒することが多いので、炎症が著しい場合でも医師の診療を受ける必要はない。

ウ 一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部に使用する医薬品の剤型は、液剤が適すとされる。

エ イミダゾール系抗真菌成分の副作用として、かぶれ、腫れ、刺激感が現れることがある。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正

イ.誤:炎症が著しい場合は医師の診療が必要です。

ウ.誤:浸潤している患部には軟膏・クリームが適します。

エ.正

正解 2

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第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

 


問30 歯痛薬又は歯槽膿漏薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 歯痛薬は、歯の齲蝕による歯痛を鎮めるだけでなく、歯の齲蝕を修復することもある。

イ 歯槽膿漏薬には、患部局所に適用する外用薬のほか、内服で用いるものもある。

ウ 歯痛薬に配合されるカミツレは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬で、抗炎症作用を期待して用いられる。

エ 歯槽膿漏薬に配合されるセチルピリジニウム塩化物は、歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的としている。

  ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.誤:歯痛薬に齲蝕の修復はありません。

イ.正

ウ.誤:カミツレではなく、サンシシです。カミツレはキク科のカミツレの頭花で、抗炎症、抗菌、発汗作用がある。

エ.正

正解 4

出題範囲の解説ページ

第3章-20日目:Ⅺ 歯痛、歯槽膿漏、 口内炎

 


出題範囲の解説ページまとめ

問21~22:第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問23~24:第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問25       :第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

問26     :第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

問27   :第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

問28       :第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

問29  :第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

問30  :第3章-20日目:Ⅺ 歯痛、歯槽膿漏、 口内炎

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執筆者:吉川 泰紀

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