2016年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2016年 【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問21 婦人薬とその適用対象となる体質・症状等に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 更年期においては、月経周期が不規則になるほか、不定愁訴として血の道症の症状に加え、冷え症、腰痛等の症状が起こることがあり、こうした症候群を更年期障害という。

イ 月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、興奮、抑鬱などの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。

ウ 月経の周期には、視床下部や下垂体で産生されるホルモンと、子宮で産生される女性ホルモンが関与している。

エ オウレンは鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して婦人薬に配合される。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正 

イ.正

ウ.誤 :子宮ではなく、卵巣で産生される女性ホルモンが関与

エ.誤 :サフラン、コウブシの説明文、オウレンは胃腸症状に適する。

正解 1

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問22 女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 五積散

2 四物湯

3 桂枝茯苓丸

4 温清飲

5 当帰芍薬散

 

 

解説

各漢方のポイントを説明

  1. 誤 :五積散=更年期障害、感冒に適し、カンゾウ、マオウを含む
  2. 誤 :四物湯=胃腸障害がないものの月経不順、産後あるいは流産後の疲労回復
  3. 誤 :桂枝茯苓丸=比較的体力があり、ときに腹部痛、月経不順、更年期障害
  4. 正 :温清飲=皮膚はかさかさして色つやが悪く、月経不順、更年期障害
  5. 誤 :当帰芍薬散=貧血傾向、産前産後あるいは流産による障害

正解 4

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問23 アレルギー用薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。

2 ベラドンナはナス科の草本で、その葉や根に、交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。

3 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。

4 クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分として用いられ
る。

 

 

解説

  1. 誤 :ベラドンナは交感神経の働きを抑える
  2. 正 :依存性もあります。
  3. 正 :抗ヒスタミン薬です。

正解 2

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問24 鼻の疾患に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

( ア )は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多い。
アレルギー性鼻炎は、ハウスダストや花粉等の( イ )に対する過敏反応によって引き起こされる鼻粘膜の症状である。
また、副鼻腔炎は、鼻粘膜の炎症が副鼻腔にも及んだものであり、慢性化したものは一般に( ウ )と呼ばれる。( ウ )は、一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対象ではない。

 ア イ ウ
1 鼻茸 アレルゲン 蓄膿症
2 鼻茸 アドレナリン 蓄膿症
3 急性鼻炎 アレルゲン 蓄膿症
4 急性鼻炎 アドレナリン 鼻茸
5 急性鼻炎 アレルゲン 鼻茸

 

 

解説

点鼻薬に限らず、原則慢性疾患には一般用医薬品の適応はありません。

ア.急性鼻炎

イ.アレルゲン

ウ.蓄膿症

正解 3

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問25 鼻炎用点鼻薬に配合される成分に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

1 ベンザルコニウム塩化物
2 ケトチフェン
3 ナファゾリン塩酸塩
4 リドカイン
5 セチルピリジニウム塩化物

 

 

解説

  1. 誤 :ベンザルコニウム=殺菌消毒
  2. 誤 :ケトチフェン=抗ヒスタミン
  3. 誤 :リドカイン=局所麻酔薬
  4. 誤 :セチルピリジニウム=殺菌消毒

正解 3

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問26 一般用医薬品を販売するときの登録販売者の対応に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 アレルギー症状が出やすい人に、アレルギー症状が現れる前から予防的に一般用医薬品のアレルギー用薬を使用するよう勧めた。

2 一般用医薬品のアレルギー用薬を6日間使用しても鼻炎の改善がみられなかった人に対して、医師の診療を受けるよう勧めた。

3 抗ヒスタミン成分が配合された点眼薬と鼻炎用点鼻薬を併用した場合には、眠気が現れることがあるため、乗物や機械類の運転操作を避けるよう説明した。

4 点眼薬を点眼した後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、目頭を押さえるよう説明した。

 

 

解説

  1. 誤 :副作用に対し予防的に使用は適応外です。
  2. 正 :漫然と使用は避ける。
  3. 正 :目頭を押さえることで、鼻腔内に薬液が流れることを防ぐ。

正解 1

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問27 眼科用薬の配合成分とその作用及び副作用に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

クロモグリク酸ナトリウムは、目の( ア )の緩和を目的として点眼薬に配合される。まれに重篤な副作用として、( イ )を生じることがある。 また、( ウ )と診断された人がアドレナリン作動成分を含む点眼薬を使用すると、眼圧の上昇をまねき、( ウ )を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。

 ア イ ウ
1 疲れ 劇症肝炎 白内障

2 疲れ アナフィラキシー様症状 緑内障

3 アレルギー症状 アナフィラキシー様症状 緑内障

4 アレルギー症状 劇症肝炎 緑内障

5 アレルギー症状 アナフィラキシー様症状 白内障

 

 

解説

クロモグリク酸ナトリウムは抗ヒスタミンと異なり、ヒスタミンの遊離自体抑えます。そのため、抗ヒスタミンと組み合わせて配合されることがあります。

ア.アレルギー症状

イ.アナフィラキシー様症状

ウ.緑内障

正解 3

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問28 眼科用薬の配合成分とその目的とする作用に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 配合成分 目的とする作用
ア プラノプロフェン ― 抗炎症作用

イ 硫酸亜鉛 ― 抗菌作用

ウ パンテノール ― 目の調節機能回復促進作用

エ スルファメトキサゾール ― 収斂作用

ア イ ウ エ
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 誤 正

 

 

解説

ア.正 

イ.誤 :硫酸亜鉛=収斂作用

ウ.正

エ.誤 :スルファメトキサゾール=抗菌作用

正解 1

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問29 殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アクリノールは、黄色の色素で、真菌や結核菌に対して殺菌消毒作用を示す。

イ 消毒用エタノールは、皮膚刺激性が強いため、粘膜(口唇等)や目の周りへの使用は避ける必要がある。

ウ 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。

エ ヨードチンキは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、化膿している部位の消毒に用いる。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :アクリノールは一般細菌に殺菌消毒作用を示す。真菌、結核菌、ウイルスには効果がないです。

イ.正

ウ.正

エ.誤 :ヨードチンキは化膿している部位では症状を悪化するおそれがある。

正解 3

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第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

 


問30 皮膚に用いる薬の成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適する。

2 アラントインは、損傷皮膚の組織の修復を促す作用を期待して、外皮用薬に配合されている場合がある。

3 ヘパリン類似物質には、血液凝固を抑える働きがあるため、出血しやすい人や出血が止まりにくい人では、使用を避ける必要がある。

4 温感刺激成分を主薬とする貼付剤は、患部が温まっている入浴直後に貼付するのが効果的である。

 

 

解説

  1. 正 :冷感刺激にはカンフル、ハッカ、メントールがある。
  2. 誤 :低温やけどを防ぐため、入浴一時間前に剥がした方がよい。

正解 4

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第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

 


出題範囲の解説ページまとめ

問21~22:第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問23       :第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問24~26:第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

問26~28:第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

問29   :第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

問30       :第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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