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2016年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問31~40


2016年 【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問31~40

問31 皮膚に生じる創傷や症状等への対応に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 一般的に、みずむしでじゅくじゅくと湿潤している患部には、液剤が適する。

イ 火傷(熱傷)の場合は、できるだけ早く、水道水などで熱傷部を冷やすことが重要である。

ウ にきびは、ストレスや食生活の乱れによる肌の新陳代謝機能の低下などが原因となるので、規則正しい生活習慣を心がけることは、にきびができやすい体質の改善につながる。

エ ぜにたむしで患部が広範囲に及ぶ場合は、自己治療の範囲を超えており、医療機関(皮膚科)を受診するなどの対応が必要である。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.誤 :湿潤している患部には軟膏・クリームが適す。液剤は浸透性が高いため、厚く角質化している部分に適す。

イ.正

ウ.正

エ.正 :広範囲に及ぶ場合は、一般用医薬品の適応外です。医療機関への受診勧奨

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

 


問32 頭皮・毛根に作用する医薬品成分に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。副作用として、局所又は全身性の発汗、それに伴う寒気、震え、吐きけが現れることがある。

1 エストラジオール安息香酸エステル

2 カシュウ

3 チクセツニンジン

4 カルプロニウム塩化物

5 ヒノキチオール

 

 

解説

  1. 誤 :エストラジオール安息香酸エステル=女性ホルモン
  2. 誤 :カシュウ=脂質代謝を高め、余分な脂質を取り除く
  3. 誤 :チクセツニンジン=血行促進、抗炎症
  4. 正 :(全身に分布したエクリン腺の交感神経の伝達物質はアセチルコリンです。)
  5. 誤 :ヒノキチオール=抗菌、血行促進、抗炎症

正解 4

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第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

 


問33 口中の疾患やそれに用いる薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 歯肉炎が重症化して、炎症が歯周組織全体に広がると歯周炎(歯槽膿漏)となる。

イ 歯周病は、状態が軽いうちは自己治療が可能とされるが、日頃の十分な歯磨き等によって歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることが重要である。

ウ 口内炎や舌炎の再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診するなどの対応が必要である。

エ 口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合される場合がある。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.正

エ.正 :アズレンやアラントインが組織修復成分として配合される場合があります。

正解 1

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第3章-20日目:Ⅺ 歯痛、歯槽膿漏、 口内炎

 


問34 禁煙と禁煙補助剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 禁煙に伴うイライラ感、集中困難、落ち着かないなどのニコチン離脱症状は、通常、禁煙開始から1~2週間の間に起きることが多い。

2 禁煙補助剤は長期間にわたって使用されるべきものでなく、添付文書で定められた期限を超える使用は避けるべきである。

3 口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは、咀嚼剤の禁煙補助剤の使用を避けることとされている。

4 非喫煙者では、一般にニコチンに対する耐性がないため、禁煙補助剤を使用しても、吐きけ、めまい、腹痛などの症状は現れにくい。

 

 

解説

  1. 誤 :ニコチンの作用により、吐きけ、めまい、腹痛が現れやすい。

正解 4

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第3章-21日目:Ⅻ 禁煙補助剤

 


問35 以下のビタミンの働きに関する記述について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。

イ 体内の脂質を酸化から守り、細胞の活動を助ける栄養素であり、血流を改善させる作用もある。

ウ 脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

 ア イ ウ
1 ビタミンB12 ビタミンC ビタミンB2
2 ビタミンA ビタミンE ビタミンB2
3 ビタミンA ビタミンC ビタミンB6
4 ビタミンB12 ビタミンC ビタミンB6
5 ビタミンB12 ビタミンE ビタミンB2

 

 

解説

ア.ビタミンB12

イ.ビタミンE

ウ.ビタミンB2

ビタミンB1=炭水化物の代謝

ビタミンB2=脂質の代謝

ビタミンB6=タンパク質の代謝

正解 5

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第3章-22日目:ⅩⅢ 滋養強壮

 


問36 生薬成分と主な作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

生薬成分 主な作用
ア ブシ ― 鎮痛作用
イ シコン ― 新陳代謝促進作用
ウ サイコ ― 利尿作用
エ ヨクイニン ― 強心作用

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正 :ブシ=鎮痛、血流改善、利尿

イ.正 :シコン=新陳代謝促進、組織修復、抗菌、抗炎症

ウ.誤 :サイコ=解熱、鎮痛、抗炎症

エ.誤 :ヨクイニン=肌荒れ、いぼに使用される。

正解 1

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第3章-23日目:ⅩⅣ 漢方 と生薬

 


問37 漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 清上防風湯は、体力が充実して脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症に適すとされる。

イ 大柴胡湯は、体力中等度以上で、赤ら顔でときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

ウ 黄連解毒湯は、体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸 、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされる。

エ 防已黄耆湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :清上防風湯=赤鼻

イ.誤 :大柴胡湯=脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘、肥満症

ウ.正 :黄連解毒湯=いらいらして落ち着かない、二日酔い

エ.正 :防已黄耆湯=肥満(水ぶとり)

正解 4

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第3章-23日目:ⅩⅣ 漢方 と生薬

 


問38 一般用医薬品の外用薬に配合されるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ヒドロコルチゾンがある。

2 痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられる。

3 細菌、真菌、ウイルス等による皮膚感染や持続的な刺激感の副作用が現れることがある。

4 広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎が使用の対象となる。

 

 

解説

  1. 正 :免疫機能を抑えて、アレルギー症状を改善するため、感染を起こす可能性がある。
  2. 誤 :広範囲、慢性の症状には一般用医薬品は適応しません。

正解 4

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第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

 


問39 殺虫剤や忌避剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 殺虫剤の使用に当たっては、同じ殺虫成分を長期間連用することがより効果的である。

イ 高濃度の有機リン系殺虫成分に曝露した場合、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。

ウ 忌避剤は、粘膜刺激性があるため、創傷面、目の周囲、粘膜等に薬剤が触れないようにする必要がある。

エ ディートは、外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)を6才未満の幼児に使用してはならない。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :抵抗性を避けるため、複数の成分を使用することが望ましい。

イ.正 :有機リン系の作用により副交感神経が活性化した状態となるため

ウ.正

エ.誤 :ディートは生後6ヶ月未満の乳児への使用は避ける。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-25日目:ⅩⅤ-② 殺虫剤 ・忌避剤

 


問40 一般用検査薬及び検査項目に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 体外診断用医薬品の多くは医療用検査薬であるが、一般用検査薬については店舗販売業において取り扱うことが認められている。

イ 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等がある。

ウ 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することができる。

エ 正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用すれば、擬陰性・擬陽性を完全に排除することができる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 正 誤

 

 

解説

ア.正

イ.正 :その他、腎臓疾患の可能性もある。

ウ.誤 :擬陽性の可能性もあるため、妊娠の断定はできない。

エ.誤 :擬陰性、擬陽性の排除はできない。

正解 2

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第3章-26日目:ⅩⅥ 一般用 検査薬

 


出題範囲の解説ページまとめ

問31~32:第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

問33     :第3章-20日目:Ⅺ 歯痛、歯槽膿漏、 口内炎

問34       :第3章-21日目:Ⅻ 禁煙補助剤

問35       :第3章-22日目:ⅩⅢ 滋養強壮

問36~37:第3章-23日目:ⅩⅣ 漢方 と生薬

問38       :第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

問39       :第3章-25日目:ⅩⅤ-② 殺虫剤 ・忌避剤

問40       :第3章-26日目:ⅩⅥ 一般用 検査薬

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執筆者:吉川 泰紀

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