2016年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題(午後)


登録販売者試験 過去問題

目次

2016年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験 過去問題(午後)

主な医薬品とその作用

薬事関係法規・制度

 

 

主な医薬品とその作用

問61 かぜ及びかぜ薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するものである。

イ かぜとよく似た症状が現れる疾患に、喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症等がある。

ウ かぜの原因の約8割は、細菌の感染によるものである。

エ 15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっているときは、サリチルアミド、エテンザミドが配合されたかぜ薬を使用することが適切である。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 


問62 かぜ薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 解熱鎮痛成分として、クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンマレイン酸塩、メキタジンがある。

イ 咳を抑える成分(鎮咳成分)として、コデインリン酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩、ノスカピン、チペピジンヒベンズ酸塩がある。

ウ 痰の切れを良くする成分(去痰成分)として、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、ブロムヘキシン塩酸塩、エチルシステイン塩酸塩がある。

エ 炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)として、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素がある。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問63 かぜ薬の副作用及び相互作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア かぜ薬の重篤な副作用は、配合されている抗ヒスタミン成分によるものが多い。

イ まれに起きるかぜ薬の重篤な副作用として、ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症がある。

ウ かぜ薬には、通常、複数の有効成分が配合されているため、他のかぜ薬や解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、アレルギー用薬、鎮静薬、睡眠改善薬などが併用されると、同じ成分又は同種の作用を持つ成分が重複して、効き目が強くなりすぎたり、副作用が起こりやすくなるおそれがある。

エ かぜ薬の副作用として、下痢が現れることがある主な成分には、コデインリン酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩がある。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問64 鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 芍薬甘草湯は、体力に関わらず、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適する。

2 疎経活血湯は、体力中等度で痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適する。

3 釣藤散は、体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適する。

4 呉茱萸湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適する。

 


問65 眠気を促す薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いられる。

イ 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により、眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。

ウ ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることがある。

エ ブロモバレリル尿素は、胎児に対する安全性が確立されているため、妊婦又は妊娠していると思われる女性でも使用が可能である。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問66 カフェインに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 カフェインは、脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。

2 カフェインの作用として、腎臓におけるカリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。

3 カフェインには、作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。

4 カフェインを過量に摂取すると、中枢神経系や循環器系への作用が強く現れるおそれがある。

 


問67 乗物酔い(動揺病)及び鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 乗物酔いは、主に胃が体の平衡を感知し、消化管の機能を低下させることにより、吐きけ、頭痛を引き起こすものである。

イ 抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用がある。

ウ ジフェニドール塩酸塩は、副作用として、頭痛、排尿困難、眠気、散瞳による異常な眩しさ、口渇のほか、浮動感や不安定感が現れることがある。

エ メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが早く持続時間が長い。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問68 咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 鎮咳作用を期待して、ゴミシのような生薬成分が配合されている場合がある。

イ デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は、主にトローチ剤・ドロップ剤に配合される。

ウ メチルエフェドリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。

エ 痰の切れを良くする成分(去痰成分)として、気道粘膜からの粘液分泌を促進する目的で、カルボシステインが配合されている場合がある。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 


問69 咳止めや痰を出しやすくする目的で用いられる漢方処方製剤及び生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 半夏厚朴湯は、体力中等度をめやすとして、幅広く応用できる。気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、のどのつかえ感に適する。

イ 柴朴湯は、体力中等度で、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、かぜをひきやすく、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴うものの小児喘息、気管支喘息、気管支炎、咳、不安神経症に適すが、むくみの症状のある人等には不向きである。

ウ キョウニンは、バラ科のホンアンズ、アンズ等の種子を基原とする生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示す。

エ バクモンドウは、ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部を基原とする生薬で、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問70 胃腸に作用する医薬品成分とその期待される作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 成分 作用
ア スクラルファート - 唾液や胃液の分泌を抑制する

イ オウバク - 胃酸の働きを弱める

ウ グリチルリチン酸二カリウム - 胃粘膜の炎症を和らげる

エ ピレンゼピン塩酸塩 - 胃液の分泌を抑制する

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 



問71 駆虫薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

駆虫薬は、腸管内の寄生虫に対して、これを駆除するために用いられる医薬品である。一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、( ア )と( イ )である。 いずれも手指や食物に付着した虫卵が口から入ることで感染するが、( ア )では、孵化した幼虫が腸管壁から体組織に入り込んで体内を巡り、( ウ )に達した後に気道から再び消化管内に入って成虫となる。そのため腹痛や下痢、栄養障害等の消化器症状のほか、呼吸器等にも障害を引
き起こすことがある。( イ )は、肛門から這い出してその周囲に産卵するため、肛門部の痒みやそれに伴う不眠、神経症を引き起こすことがある。

 ア イ ウ
1 回虫 条虫 肺
2 回虫 蟯虫 肺
3 蟯虫 条虫 鼻腔
4 条虫 回虫 鼻腔
5 条虫 蟯虫 肺

 


問72 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分とその副作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 成分 副作用
ア ブチルスコポラミン臭化物 - 散瞳

イ パパベリン塩酸塩 - 胃酸分泌抑制

ウ アミノ安息香酸エチル - メトヘモグロビン血症

エ ロートエキス - 下痢

1(ア、ウ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(イ、エ)

 


問73 一般用医薬品の強心薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 強心薬は、生活習慣病による重度の心臓の働きの乱れについて、心臓の働きを整えて、動悸や息切れ等の症状の改善を目的とする医薬品である。

2 強心薬は、骨格筋に作用して、その収縮力を高めるとされる成分(強心成分)を主体として配合される。

3 センソは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示す。

4 ゴオウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる。

 


問74 コレステロール及び高コレステロール改善薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア コレステロールは、細胞の構成成分で、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質でもある等、生体に不可欠な物質である。

イ コレステロールの産生及び代謝は、主として腎臓で行われる。

ウ コレステロールは、水に溶けやすい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。

エ 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として使用される医薬品である。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問75 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア トローチ剤やドロップ剤は、有効成分が胃から吸収されて効果を発揮するものであるため、噛み砕いて服用しても効果は得られる。

イ 含嗽薬は、口腔及び咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去等を目的として、用時水に希釈又は溶解してうがいに用いる、又は患部に塗布した後、水でうがいする外用液剤である。

ウ 含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。

エ 噴射式の液剤では、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましい。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 誤 正 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問76 腸及び腸に作用する薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 水分の吸収は大半が大腸で行われ、腸内容物が糞便となる過程で適切な水分量に調整される。

イ 腸の働きは自律神経系により制御されており、異常を生じる要因は腸自体やその内容物によるものだけでなく、腸以外の病気等が自律神経系を介して腸の働きに異常を生じさせる場合もある。

ウ 下痢が起こる主な要因としては、急性の下痢では、体の冷えや消化不良、細菌やウイルス等の消化器感染(食中毒など)、緊張等の精神的なストレスによるものがあり、慢性の下痢については、腸自体に病変を生じている可能性がある。

エ 瀉下薬(下剤)は、便秘症状及び便秘に伴う肌荒れ、頭重、のぼせ、吹き出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵、痔の症状の緩和、又は腸内容物の排除に用いられること(瀉下)を目的とする医薬品である。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 正 誤

 


問77 腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力中等度以下で、ときに便が硬く塊状なものの便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔の緩和に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。また、本剤を使用している間は、他の瀉下薬の使用を避ける必要がある。

1 桂枝加芍薬湯

2 大黄甘草湯

3 大黄牡丹皮湯

4 麻子仁丸

5 牛車腎気丸

 


問78 循環器用薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア コウカには、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。

イ ユビデカレノンは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。

ウ ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネートは、いずれの化合物もニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。

エ ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問79 貧血及び貧血用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 貧血は、一般的な症状として、疲労、動悸、息切れ、血色不良、頭痛、耳鳴り、めまい、微熱、皮膚や粘膜の蒼白(青白くなること)、下半身のむくみ等が現れる。

2 貧血用薬の主な成分としては、フマル酸第一鉄、溶性ピロリン酸第二鉄、クエン酸鉄アンモニウムなどが用いられる。

3 貧血用薬には、ヘモグロビン産生に必要なビタミンAが配合されている場合がある。

4 貧血用薬の成分として用いられるビタミンC(アスコルビン酸)は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられる。

 


問80 一般用医薬品の浣腸薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 便秘の場合に排便を促すことを目的として、直腸内に適用される医薬品である。

イ 繰り返し使用することで、直腸の感受性が高まり、便秘の解消に有効である。

ウ 便秘以外のときに直腸内容物の排除を目的として用いることは適当でない。

エ 乳幼児では、手軽に使用できる浣腸薬の使用が推奨されている。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 誤 正

 



問81 婦人薬とその適用対象となる体質・症状等に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 更年期においては、月経周期が不規則になるほか、不定愁訴として血の道症の症状に加え、冷え症、腰痛等の症状が起こることがあり、こうした症候群を更年期障害という。

イ 月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、興奮、抑鬱などの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。

ウ 月経の周期には、視床下部や下垂体で産生されるホルモンと、子宮で産生される女性ホルモンが関与している。

エ オウレンは鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して婦人薬に配合される。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 


問82 女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 五積散

2 四物湯

3 桂枝茯苓丸

4 温清飲

5 当帰芍薬散

 


問83 アレルギー用薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。

2 ベラドンナはナス科の草本で、その葉や根に、交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。

3 プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。

4 クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分として用いられ
る。

 


問84 鼻の疾患に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

( ア )は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜの随伴症状として現れることが多い。
アレルギー性鼻炎は、ハウスダストや花粉等の( イ )に対する過敏反応によって引き起こされる鼻粘膜の症状である。
また、副鼻腔炎は、鼻粘膜の炎症が副鼻腔にも及んだものであり、慢性化したものは一般に( ウ )と呼ばれる。( ウ )は、一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対象ではない。

 ア イ ウ
1 鼻茸 アレルゲン 蓄膿症
2 鼻茸 アドレナリン 蓄膿症
3 急性鼻炎 アレルゲン 蓄膿症
4 急性鼻炎 アドレナリン 鼻茸
5 急性鼻炎 アレルゲン 鼻茸

 

問85 鼻炎用点鼻薬に配合される成分に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

交感神経系を刺激して鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

1 ベンザルコニウム塩化物
2 ケトチフェン
3 ナファゾリン塩酸塩
4 リドカイン
5 セチルピリジニウム塩化物

 


問86 一般用医薬品を販売するときの登録販売者の対応に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 アレルギー症状が出やすい人に、アレルギー症状が現れる前から予防的に一般用医薬品のアレルギー用薬を使用するよう勧めた。

2 一般用医薬品のアレルギー用薬を6日間使用しても鼻炎の改善がみられなかった人に対して、医師の診療を受けるよう勧めた。

3 抗ヒスタミン成分が配合された点眼薬と鼻炎用点鼻薬を併用した場合には、眠気が現れることがあるため、乗物や機械類の運転操作を避けるよう説明した。

4 点眼薬を点眼した後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、目頭を押さえるよう説明した。

 

問87 眼科用薬の配合成分とその作用及び副作用に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

クロモグリク酸ナトリウムは、目の( ア )の緩和を目的として点眼薬に配合される。まれに重篤な副作用として、( イ )を生じることがある。 また、( ウ )と診断された人がアドレナリン作動成分を含む点眼薬を使用すると、眼圧の上昇をまねき、( ウ )を悪化させたり、その治療を妨げるおそれがある。

 ア イ ウ
1 疲れ 劇症肝炎 白内障

2 疲れ アナフィラキシー様症状 緑内障

3 アレルギー症状 アナフィラキシー様症状 緑内障

4 アレルギー症状 劇症肝炎 緑内障

5 アレルギー症状 アナフィラキシー様症状 白内障

 


問88 眼科用薬の配合成分とその目的とする作用に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

 配合成分 目的とする作用
ア プラノプロフェン ― 抗炎症作用

イ 硫酸亜鉛 ― 抗菌作用

ウ パンテノール ― 目の調節機能回復促進作用

エ スルファメトキサゾール ― 収斂作用

ア イ ウ エ
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問89 殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アクリノールは、黄色の色素で、真菌や結核菌に対して殺菌消毒作用を示す。

イ 消毒用エタノールは、皮膚刺激性が強いため、粘膜(口唇等)や目の周りへの使用は避ける必要がある。

ウ 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。

エ ヨードチンキは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、化膿している部位の消毒に用いる。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問90 皮膚に用いる薬の成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適する。

2 アラントインは、損傷皮膚の組織の修復を促す作用を期待して、外皮用薬に配合されている場合がある。

3 ヘパリン類似物質には、血液凝固を抑える働きがあるため、出血しやすい人や出血が止まりにくい人では、使用を避ける必要がある。

4 温感刺激成分を主薬とする貼付剤は、患部が温まっている入浴直後に貼付するのが効果的である。

 



問91 皮膚に生じる創傷や症状等への対応に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 一般的に、みずむしでじゅくじゅくと湿潤している患部には、液剤が適する。

イ 火傷(熱傷)の場合は、できるだけ早く、水道水などで熱傷部を冷やすことが重要である。

ウ にきびは、ストレスや食生活の乱れによる肌の新陳代謝機能の低下などが原因となるので、規則正しい生活習慣を心がけることは、にきびができやすい体質の改善につながる。

エ ぜにたむしで患部が広範囲に及ぶ場合は、自己治療の範囲を超えており、医療機関(皮膚科)を受診するなどの対応が必要である。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 誤

 


問92 頭皮・毛根に作用する医薬品成分に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

末梢組織(適用局所)においてアセチルコリンに類似した作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。副作用として、局所又は全身性の発汗、それに伴う寒気、震え、吐きけが現れることがある。

1 エストラジオール安息香酸エステル

2 カシュウ

3 チクセツニンジン

4 カルプロニウム塩化物

5 ヒノキチオール

 


問93 口中の疾患やそれに用いる薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 歯肉炎が重症化して、炎症が歯周組織全体に広がると歯周炎(歯槽膿漏)となる。

イ 歯周病は、状態が軽いうちは自己治療が可能とされるが、日頃の十分な歯磨き等によって歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることが重要である。

ウ 口内炎や舌炎の再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診するなどの対応が必要である。

エ 口腔粘膜の組織修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合される場合がある。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 


問94 禁煙と禁煙補助剤に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 禁煙に伴うイライラ感、集中困難、落ち着かないなどのニコチン離脱症状は、通常、禁煙開始から1~2週間の間に起きることが多い。

2 禁煙補助剤は長期間にわたって使用されるべきものでなく、添付文書で定められた期限を超える使用は避けるべきである。

3 口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは、咀嚼剤の禁煙補助剤の使用を避けることとされている。

4 非喫煙者では、一般にニコチンに対する耐性がないため、禁煙補助剤を使用しても、吐きけ、めまい、腹痛などの症状は現れにくい。

 


問95 以下のビタミンの働きに関する記述について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。

イ 体内の脂質を酸化から守り、細胞の活動を助ける栄養素であり、血流を改善させる作用もある。

ウ 脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

 ア イ ウ
1 ビタミンB12 ビタミンC ビタミンB2
2 ビタミンA ビタミンE ビタミンB2
3 ビタミンA ビタミンC ビタミンB6
4 ビタミンB12 ビタミンC ビタミンB6
5 ビタミンB12 ビタミンE ビタミンB2

 


問96 生薬成分と主な作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

生薬成分 主な作用
ア ブシ ― 鎮痛作用
イ シコン ― 新陳代謝促進作用
ウ サイコ ― 利尿作用
エ ヨクイニン ― 強心作用

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問97 漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 清上防風湯は、体力が充実して脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向があるものの胃炎、常習便秘、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛・便秘、神経症、肥満症に適すとされる。

イ 大柴胡湯は、体力中等度以上で、赤ら顔でときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

ウ 黄連解毒湯は、体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸 き 、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされる。

エ 防已黄耆湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 


問98 一般用医薬品の外用薬に配合されるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ヒドロコルチゾンがある。

2 痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられる。

3 細菌、真菌、ウイルス等による皮膚感染や持続的な刺激感の副作用が現れることがある。

4 広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎が使用の対象となる。

 


問99 殺虫剤や忌避剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 殺虫剤の使用に当たっては、同じ殺虫成分を長期間連用することがより効果的である。

イ 高濃度の有機リン系殺虫成分に曝露した場合、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。

ウ 忌避剤は、粘膜刺激性があるため、創傷面、目の周囲、粘膜等に薬剤が触れないようにする必要がある。

エ ディートは、外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)を6才未満の幼児に使用してはならない。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問100 一般用検査薬及び検査項目に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 体外診断用医薬品の多くは医療用検査薬であるが、一般用検査薬については店舗販売業において取り扱うことが認められている。

イ 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等がある。

ウ 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することができる。

エ 正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用すれば、擬 ぎ 陰性・擬 ぎ 陽性を完全に排除することができる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 正 誤

 



薬事関係法規・制度

問101 医薬品医療機器等法第1条に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び( ア )の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による( イ )上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、( ウ )の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び( ア )の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、( イ )の向上を図ることを目的とする。

ア イ ウ
1 再生医療等製品 健康維持 指定薬物

2 生物由来製品 保健衛生 麻薬及び向精神薬

3 再生医療等製品 保健衛生 指定薬物

4 生物由来製品 健康維持 麻薬及び向精神薬

5 再生医療等製品 保健衛生 麻薬及び向精神薬

 


問102 医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 一般用医薬品及び要指導医薬品の効能効果の表現は、通常、診断疾患名(例えば、胃炎、胃・十二指腸潰瘍等)で示されている。

2 医療用医薬品は、 「医師若しくは歯科医師によって使用され又はこれらの者の処方箋若しくは指示によって使用されることを目的として供給される医薬品」である。

3 一般用医薬品及び要指導医薬品は、「薬剤師その他の医薬関係者の指示によって使用されることが目的とされているもの」と医薬品医療機器等法で規定されている。

4 厚生労働大臣は、要指導医薬品の指定に当たっては、医薬品医療機器等法の規定により独立行政法人医薬品医療機器総合機構の意見を聴いた上で行う。

 


問103 一般用医薬品のリスク区分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 第一類医薬品、第二類医薬品又は第三類医薬品への分類については、安全性に関する新たな知見や副作用の発生状況等を踏まえ、適宜見直しが図られている。

イ 第三類医薬品は、副作用等により身体の変調や不調が起こるおそれのない一般用医薬品である。

ウ 厚生労働大臣は、第一類医薬品又は第二類医薬品の指定に資するよう医薬品に関する情報の収集に努めるとともに、必要に応じてこれらの指定を変更しなければならない。

エ 一般用医薬品の製造販売業者は、購入者がそのリスクの程度について判別しやすいよう、各製品の外部の容器又は被包に、当該医薬品が分類されたリスク区分ごとに定められた事項を記載するよう努めなければならない。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 


問104 毒薬及び劇薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 毒薬又は劇薬を、18歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。この場合、「安全な取扱いに不安のある者」とは、「睡眠薬の乱用」「不当使用」等が懸念される購入希望者等をさす。

イ 毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない。

ウ 業務上毒薬又は劇薬を取り扱う者は、それらを他の物と区別して貯蔵、陳列しなければならず、特に毒薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなければならない。

エ 毒薬については、それを収める直接の容器又は被包(以下「容器等」という。)に、白地に黒枠、黒字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならず、劇薬については、容器等に白地に赤枠、赤字をもって、当該医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。

ア イ ウ エ
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問105 以下のうち、医薬品の直接の容器又は被包へ記載すべき「法定表示事項」として、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 製造所の名称及び所在地

イ 指定第二類医薬品にあっては、枠の中に「2」の数字

ウ 製造番号又は製造記号

エ 製造年月日(又は出荷年月日)

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

問106 医薬品の直接の容器又は被包(以下「容器等」という。)、外部の容器又は被包(以下「外箱等」という。)、添付文書等への記載事項に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 法定表示事項及び添付文書への記載については、邦文で記載されていなければならない。

2 医薬品の容器等が小売りのために包装されている場合、容器等への必要な事項の記載が外箱等を透かして容易に見ることができないときには、その外箱等にも法定表示事項が記載されていなければならない。

3 法定表示事項が記載されていない医薬品を販売した場合、製造販売業者の責任となるため、薬局及び医薬品の販売業において罰則が適用されることはない。

4 法定表示事項及び添付文書への記載については、一般の購入者が読みやすく理解しやすい用語による正確なものでなければならない。

 


問107 医薬部外品又は化粧品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。

イ 化粧品には、人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするものもある。

ウ 化粧品を業として販売、授与又は販売若しくは授与の目的での貯蔵、若しくは陳列を行うには、化粧品の販売業の許可を受ける必要がある。

エ 薬用化粧品類、薬用石けん、薬用歯みがき類は、医薬部外品として承認されている。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問108 保健機能食品に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。

( ア )は、身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含む食品であり、個別に生理機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する審査を受け、内閣総理大臣の許可等を取得したものである。 一方、( イ )及び( ウ )は消費者庁長官の許可を要さないが、( ウ )は、その安全性及び機能性の根拠に関する情報などが販売される前に消費者庁長官へ届け出られたものである。

 ア イ ウ
1 栄養機能食品 特定保健用食品 機能性表示食品
2 栄養機能食品 機能性表示食品 特定保健用食品
3 特定保健用食品 機能性表示食品 栄養機能食品
4 特定保健用食品 栄養機能食品 機能性表示食品
5 機能性表示食品 栄養機能食品 特定保健用食品

 


問109 以下のうち、「医薬品の範囲に関する基準」(昭和46年6月1日付け薬発第476号厚生省薬務局長通知「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」の別紙)で示されている「医薬品に該当する要素」として、誤っているものを一つ選びなさい。

1 服用時期、服用間隔、服用量等の医薬品的な用法用量の記載があること(調理のために使用方法、使用量等を定めている場合を除く。)

2 製品表示などに医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていること

3 成分本質(原材料)に、専ら医薬品として使用される成分本質を含むこと(食品添加物と認められる場合を除く。)

4 錠剤やカプセル剤のような医薬品的な形状であること(食品である旨が明示されている場合に限る。)

 


問110 医薬品の販売業に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 医薬品の販売業の許可は、医薬品医療機器等法第25条において店舗販売業の許可、配置販売業の許可及び卸売販売業の許可の3種類に分けられている。

イ 薬局における医薬品の販売行為は、薬局の業務に付随して行われる行為であるので、医薬品の販売業の許可は必要としない。

ウ 店舗販売業の許可は、3年ごとに、その更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。

エ 店舗販売業の許可があれば、露天販売や現金行商のような販売方法で医薬品を販売又は授与することができる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 



問111 店舗販売業に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 店舗販売業の許可は、店舗ごとに、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長。)が与える。

イ 薬剤師が従事していても調剤を行うことはできず、要指導医薬品又は一般用医薬品以外の医薬品の販売は認められていない。

ウ 店舗の管理者が薬剤師である場合、要指導医薬品及び第一類医薬品を登録販売者が販売又は授与することができる。

エ 登録販売者を店舗管理者とする場合、この登録販売者は、薬局、店舗販売業又は配置販売業において、過去5年間のうち、登録販売者として業務(店舗管理者又は区域管理者の業務を含む。)に従事した期間が連続して2年あることが必要である。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 


問112 配置販売業に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 配置販売業とは、一般用医薬品を配置により販売又は授与する業務であり、複数の県においてその業務を行う場合の業の許可は、いずれかの区域の都道府県知事が与える。

2 配置販売業は、購入者の居宅に医薬品をあらかじめ預けておき、購入者がこれを使用した後でなければ代金請求権を生じない(「先用後利」という)販売形態である。

3 薬剤師が配置販売に従事していない場合には、第一類医薬品の販売又は授与を行うことができない。

4 配置販売業では、医薬品を開封して分割販売することは禁止されている。

 


問113 要指導医薬品及び一般用医薬品のリスク区分に応じた情報提供に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、薬剤師、薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者、医師、歯科医師若しくは獣医師又は病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者に販売し、又は授与する場合は除きます。

ア 薬局開設者又は店舗販売業者が要指導医薬品を販売する場合には、その薬局又は店舗において医薬品の販売に従事する薬剤師に、対面により、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。

イ 薬局開設者又は店舗販売業者が第一類医薬品を販売する場合には、その薬局又は店舗において医薬品の販売に従事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。

ウ 薬局開設者又は店舗販売業者が指定第二類医薬品を販売する場合には、当該指定第二類医薬品を購入しようとする者が、禁忌事項を確認すること及び当該医薬品の使用について薬剤師又は登録販売者に相談することを勧める旨を確実に認識できるようにするために必要な措置を講じなければならない。

エ 薬局開設者又は店舗販売業者は、第一類医薬品に関する情報の提供を受けた者が情報提供の内容を理解したことを確認した後でなければ、当該第一類医薬品を販売してはならない。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

 


問114 要指導医薬品及び一般用医薬品のリスク区分に応じた陳列方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 要指導医薬品を、購入しようとする者が直接手の触れられない陳列設備に陳列する。

イ 指定第二類医薬品を薬局等構造設備規則(昭和36年厚生省令第2号)に規定する「情報提供を行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列する。

ウ 指定第二類医薬品を陳列する陳列設備から1.2メートルの範囲に、医薬品を購入しようとする者が進入することができないよう必要な措置が取られている。

エ かぎをかけた陳列設備内で要指導医薬品及び第一類医薬品を混在しないように陳列する。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 


問115 薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者の遵守事項に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 薬局開設者又は店舗販売業者は、薬局又は店舗の管理及び運営に関する事項を、当該薬局又は店舗の見やすい位置に掲示板で掲示しなければならない。

イ 配置販売業者は、一般用医薬品の販売制度に関する事項を口頭で説明した上で医薬品を配置しなければならない。

ウ 薬局又は店舗販売業において、医薬品を販売する店舗と同一店舗で併せて、医薬部外品の販売が行われる場合には、効能効果が類似した医薬品と区別せずに貯蔵又は陳列することができる。

エ 薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者は、薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務に従事するよう義務づけられている登録販売者の名札に「登録販売者(研修中)」などの容易に判別できるような表記をすることが必要である。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問116 以下のうち、薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者が、濫用のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)を販売するときに薬剤師又は登録販売者に確認させなければならない事項として、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 購入者が若年者である場合は氏名及び住所

イ 購入者の職業

ウ 他の店舗での当該医薬品の購入の状況

エ 適正な使用のために必要と認められる数量を超えて当該医薬品を購入しようとする場合は、その理由

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 


問117 以下のうち、特定販売を行うことについて広告をするときに、インターネットを利用する場合はホームページに見やすく表示しなければならない情報として、誤っているものを一つ選びなさい。

1 一般用医薬品の陳列の状況を示す写真

2 現在勤務している薬剤師又は登録販売者の写真

3 開店時間と特定販売を行う時間が異なる場合にあっては、その開店時間及び特定販売を行う時間

4 特定販売を行う薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬を除く。)又は一般用医薬品の使用期限

5 薬局又は店舗の主要な外観の写真

 


問118 以下のうち、行政庁による薬局開設者又は医薬品の販売業者(配置販売業を除く。)に対する処分として、誤っているものを一つ選びなさい。

1 構造設備の改善命令

2 業務停止命令

3 薬剤師又は登録販売者の解雇命令

4 廃棄・回収命令

5 管理者の変更命令

 


問119 医薬品等適正広告基準に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 漢方処方製剤においては、使用する人の体質等を限定した上で特定の症状等に対する改善を目的として、効能効果に付された一定の前提条件(いわゆる「しばり表現」)を省いて広告することは原則として認められていない。

イ 漢方処方製剤において、配合されている個々の生薬成分の作用を個別に挙げて説明することは不適当である。

ウ チラシやパンフレット等の同一紙面に、医薬品と、医薬品ではない製品(食品、化粧品、雑貨類等)を併せて掲載することは認められていない。

エ 「天然成分を使用しているので副作用がない」という表現は、虚偽誇大な広告には該当しない。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 


問120 医薬品の販売広告に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 未承認の医薬品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告は、許可を受けなければ行うことができない。

2 医薬品医療機器等法第66条(誇大広告等)及び第68条(承認前の医薬品、医療機器及び再生医療等製品の広告の禁止)は、広告の依頼主だけではなく、その広告に関与する全ての人が対象となる。

3 医薬品の販売広告には、薬局、店舗販売業又は配置販売業において販売促進のために用いられるチラシやダイレクトメール(電子メールを含む)、POP広告(小売店に設置されているポスター、ステッカー、ディスプレーなどによる店頭・店内広告を指す。)も含まれる。

4 医薬品の販売広告に該当するか否かの判断基準の一つとして、顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であるという要件がある。

 


以上2016年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題(午後)の問題60問でした。

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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