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2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20


2016年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20

問11 妊婦、妊娠していると思われる女性又は母乳を与える女性(授乳婦)に関する記述の正誤 について、正しい組み合わせはどれか。

a 妊婦は、体の変調や不調を起こしやすいため、原則として医療用医薬品ではなく一般用医薬品で症状を緩和することとされている。

b 出産予定日12週以内の妊婦がイブプロフェンを含む一般用医薬品を服用すると、妊娠期間の延長や分娩時出血の増加のおそれがある。

c 妊婦が妊娠に伴う不眠症状がある場合、ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)を使用することが推奨される。

d 授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られていても、通常の使用の範囲では具体的な悪影響は判明していないものもある。

a b c d
1 正 誤 正 誤
2 誤 誤 正 誤
3 誤 正 誤 正
4 正 正 誤 正
5 正 誤 誤 正

 

 

解説

3章、5章に出てくる問題も混ざっており、難易度は高め

  1. 誤 :一般用医薬品を使用するより、医療機関への相談を優先するべきである。
  2. 正 
  3. 誤 :妊娠に伴う不眠には、催眠鎮静薬の使用は推奨されていません。
  4. 正 

正解 3

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

(b,c 第5章-2日目:Ⅰ-② 「 してはいけないこと 」

 


問 12 プソイドエフェドリン塩酸塩を主な成分とする医薬品の添付文書において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項に、「次の診断を受けた人」として記載することとされている 基礎疾患の組み合わせはどれか。

a 貧血 b 糖尿病 c 高血圧 d 胃潰瘍

1(a,b)
2(a,d)
3(b,c)
4(c,d)

 

 

解説

なぜ1章で出題されたかは不明

プソイドエフェドリンは交感神経興奮作用を有するため、心臓病,高血圧,糖尿病,甲状腺機能障害の4つの疾病には使用しないこととなっている。

  1. 誤 

正解 3

出題範囲の解説ページ

第5章-2日目:Ⅰ-② 「 してはいけないこと 」

 


問13 プラセボ効果に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 医薬品を使用したときに生じる、薬理作用による効果の一つである。

b 擬似効果ともいう。

c 暗示効果や条件付けによる生体反応、自然緩解等が関与して生じると考えられている。

d プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、望ましいもの(効果)と不都合なも の(副作用)とがある。

1(a,b)
2(a,d)
3(b,c)
4(c,d)

 

 

解説

  1. 誤 :プラセボとは結果的,偶発的な薬理作用によらない作用
  2. 誤 :擬似ではなく、偽薬効果

正解 4

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第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問14 一般用医薬品やセルフメディケーションに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 一般用医薬品の役割には、軽度な疾病に伴う症状の改善、生活の質(QOL)の改善・向上などが挙げられる。

2 一般用医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等に対して常に自己の経験に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していくことが期待されている。

3 一般用医薬品で対処可能な範囲は、乳幼児や妊婦等医薬品を使用する人によって変わる。

4 一般用医薬品の販売等に従事する専門家による情報提供は必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処を勧めることが 適切な場合がある。

 

 

解説

  1. 正 :その他、生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防、健康の維持・増進、健康状態の自己検査が挙げられる。
  2. 誤 :自己の経験ではなく、科学的な根拠に基いた情報提供
  3. 正 :一般に、乳幼児や妊婦に対する使用範囲は限られる。

正解 

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問 15 医薬品の販売等に従事する専門家が一般用医薬品の適正な使用のために購入者から確認しておきたい基本的なポイントとして、最も適するものの組み合わせはどれか。

a その医薬品を使用する人が医療機関で治療を受けていないか。

b その医薬品を使用する人が過去にアレルギーや医薬品による副作用等の経験があるか。

c その医薬品を使用する人がその医薬品の販売価格を事前に確認しているか。

d その医薬品を使用する人の血液型は何か。

1(a,b)
2(a,d)
3(b,c)
4(c,d)

 

 

解説

  1. 誤 :上記2つに比べると、優先度は低い。
  2. 誤 :血液型による一般用医薬品の適否は原則ない。

正解 1

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問16 一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 登録販売者が一般用医薬品を販売する際の情報提供は、添付文書等に記載してある専門用語を使用して説明しなくてはならない。

b 購入者とのコミュニケーションが成立しがたい場合は、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報を引き出す必要はない。

c 情報提供を受ける購入者等が医薬品を使用する本人で、かつ、現に症状等がある場合には、その人の状態や様子全般から得られる情報も、状況把握につながる重要な手がかりとなる。

d 購入者等が医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売時のコミュニケ ーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することが重要である。

1(a,b)
2(a,d)
3(b,c)
4(c,d)

 

 

解説

  1. 誤 :専門用語は分かり易い表現に変えて説明するべき
  2. 誤 :できる限り情報は引き出しましょう。
  3. 正 :情報は言葉だけではありません。
  4. 正 

正解 4

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問17 医薬品による副作用等に対する基本的考え方に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 副作用には、眠気、口渇等の比較的よく見られるものは含まれない。

2 医薬品は、人体にとって本来異物であり、治療上の効能・効果とともに何らかの有害な作用(副作用)等が生じることは避けがたい。

3 副作用は、それまでの使用経験を通じて知られているもののみならず、科学的に解明されていない未知のものが生じる場合もある。

4 医薬品の副作用被害やいわゆる薬害は、医薬品が十分注意して使用されたとしても起こり得る。

 

 

解説

  1. 誤 :軽度な副作用もすべて含みます。
  2. 正 

正解 1

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第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問 18 サリドマイド訴訟に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正し い組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )内はいずれも同じ字句が入る。

( a )剤等として販売されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障がい等の先天異常(サリドマイド胎芽症)が発生したことに対する損害賠償訴訟である。サリドマイドは( a )成分として承認された(( b )にも配合された)が、副作用として( c )を妨げる作用もあった。妊娠している女性が摂取した場合、サ リドマイドは( d )を通過して胎児に移行する。

a b c d
1 催眠鎮静 胃腸薬 血管新生 血液-胎盤関門
2 催眠鎮静 胃腸薬 血管拡張 血液-脳関門
3 催眠鎮静 かぜ薬 血管新生 血液-胎盤関門
4 解熱鎮痛 胃腸薬 血管拡張 血液-脳関門
5 解熱鎮痛 かぜ薬 血管新生 血液-胎盤関門

 

 

解説

妊娠中の胎児は活発に成長しています。その最中に血管新生を阻害されることで、成長が妨げれる結果、四肢欠損等の障害が発生してしまいます。

  1. 催眠鎮静
  2. 胃腸薬
  3. 血管新生
  4. 血液-胎盤関門

正解 1

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第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問19 スモン訴訟に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a キノホルム製剤を使用したことにより、慢性肝炎に罹患したことに対する損害賠償訴訟で ある。

b スモンはその症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。

c キノホルム製剤は、かぜ薬として販売されていた。

d 製薬企業だけでなく、国も被告として提訴された。

a b c d
1 正 正 誤 正
2 誤 誤 正 誤
3 誤 正 誤 正
4 誤 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :亜急性脊髄視神経症(別名:スモン)に罹患
  2. 正 :ときに視神経障害、失明に至る場合もあります。
  3. 誤 :キノホルム製剤は整腸剤として販売
  4. 正 

正解 3

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第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問20 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)及びその訴訟に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 CJD訴訟は、脳外科手術等に用いられていたヒト乾燥硬膜を介してCJDに罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

2 ヒト乾燥硬膜の原料が、プリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品として流通し、脳外科手術で移植された患者にCJDが発生した。

3 CJDは、ウイルスの一種であるプリオンが原因とされている。

4 国、輸入販売業者及び製造業者を被告として提訴された。

5 本訴訟を契機として、国(厚生労働大臣)は、生物由来の医薬品等の安全性を確保するため必要な規制の強化を行った。

 

 

解説

  1. 誤 :プリオンはウイルスでも細菌でもないタンパク質の一種です。
  2. 正 :CJDを契機に感染等被害救済制度の創設等がなされた。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


出題範囲の解説ページまとめ

問11       :第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問12   :第5章-2日目:Ⅰ-② 「 してはいけないこと 」

問13   :第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問14~16:第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

問17~20:第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

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執筆者:吉川 泰紀

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