2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第2章 人体の働きと医薬品 問1~10


2016年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

 

第2章 人体の働きと医薬品 問1~10

問1 消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 飲食物を飲み込む運動(嚥下)が起きるときには、喉頭の入り口にある弁(喉頭蓋)が反射的に開くことにより、飲食物が喉頭や気管に流入せずに食道へと送られる。

b 胆嚢は、膵臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。

c 膵 臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、弱アルカリ性の膵液を十二指腸へ分泌する。

d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質を産生している。

1(a,b)
2(b,c)
3(c,d)
4(a,d)

 

 

解説

  1. 誤 :飲食物が入ると、喉頭の弁が反射的に閉じる
  2. 誤 :胆汁は膵臓ではなく、肝臓で産生されます。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

 


問2 呼吸器系に関する記述のうち、正しいものはどれか。

1 鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち、咽頭から気管までの部分を上気道という。

2 呼吸運動は、肺自体の筋組織のほか、横隔膜や肋間筋によって肺が拡張・収縮することで行われる。

3 喉頭は、鼻腔と口腔につながっており、消化管と気道の両方に属する。

4 咽頭の後壁に存在する扁桃は、リンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織) が集まってできている。

 

 

解説

  1. 誤 :鼻腔から喉頭までを上気道、気管以下を下気道という。
  2. 誤 :肺自体には筋肉はありません。
  3. 誤 :咽頭は消化管と気道の両方に属する。

呼吸器

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-2日目:Ⅰ-②: 呼吸器系

 


問3 循環器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 肺でのガス交換が行われた血液は、心臓の左心房・左心室に入り、そこから全身に送り出される。

b 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって脾臓に入る。

c 血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や血中脂質量で決まり、赤血球の量はほとんど影響を与えない。

d 四肢を通る静脈では血流が重力の影響を受けやすいため、一定の間隔をおいて内腔に向かう薄い帆状のひだ(静脈弁)が発達して血液の逆流を防いでいる。

a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 正
5 誤 正 正 誤

 

 

解説

  1. 正 
  2. 誤 :門脈は脾臓ではなく、肝臓に繋がっている。
  3. 誤 :血液の粘稠性は、水分と赤血球の量によって決まる。
  4. 正 :動脈には、弁がありません。

正解 2

心臓

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第2章-3日目:Ⅰ-③: 循環器

 


問4 白血球に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができる。

b リンパ球は、白血球の約1/3を占め、血液のみに分布して循環している。

c リンパ球は、細菌、ウイルス等の異物を認識したり、それらに対する抗体を産生する。

d 単球は、白血球の中で最も小さく、強い食作用を持つ。

a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 誤 正 誤
3 正 正 誤 正
4 誤 誤 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤 :血液の他、リンパ液にも分布する。
  2. 誤 :白血球の中で、最も大きい

正解 2

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第2章-3日目:Ⅰ-③: 循環器

 


問5 泌尿器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 腎臓の基本的な機能単位をボウマン嚢といい、腎小体と尿細管で構成されている。

b 腎臓は、血液の量と組成を維持して、血圧を一定範囲内に保つ上で重要な役割を担ってい る。

c 尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。

d 副腎髄質では、主にアセチルコリンが産生・分泌される。

a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 正
5 誤 正 正 誤

 

 

解説

  1. 誤 :腎臓の機能単位はネフロン、ネフロン=腎小体+尿細管
  2. 誤 :副腎髄質では、ノルアドレナリン、アドレナリンが分泌

正解 5

出題範囲の解説ページ

第2章-4日目:Ⅰ-④:泌尿器系

 


問6 目に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。

b 網膜には光を受容する細胞(視細胞)が密集していて、個々の視細胞は神経線維につながり、それが束になって眼球の後方で視神経となる。

c 強膜の充血では、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。

d 角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に硝子体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。

1(a,b)
2(b,c)
3(c,d)
4(a,d)

 

 

解説

  1. 誤 :強膜の充血=白目が赤くなる。結膜の充血=白目+眼瞼の裏側が赤くなる。
  2. 誤 :焦点の調節は、水晶体の厚みの変化によるもの。

正解 1

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第2章-5日目:Ⅰ-⑤ 感覚器官

 


問7 鼻、耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすい。

b 鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)を、においの元となる物質の分子(におい分子)が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられる。

c 耳介は、軟骨組織が皮膚で覆われたもので、外耳道の軟骨部に連なっている。

d 内耳は、平衡器官である蝸牛と、聴覚器官である前庭の2つの部分からなる。

a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 正 誤

 

 

解説

  1. 誤 :平衡器官=前庭聴覚器官=蝸牛

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-5日目:Ⅰ-⑤ 感覚器官

 


問8 皮膚に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )内はいずれも同じ字句が入る。

( a )層は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(( b ))でできた板状の( a ) 細胞と、( c )(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリ ア機能を担っている。

a b c
1 表皮 ケラチン エラスチン
2 角質 ケラチン セラミド
3 表皮 コラーゲン エラスチン
4 角質 コラーゲン セラミド
5 表皮 コラーゲン セラミド

 

 

解説

  1. 角質
  2. ケラチン
  3. セラミド

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-6日目:Ⅰ-⑥皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官

 


問9 筋組織に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からなる。

b 消化管壁、血管壁には、平滑筋が分布している。

c 不随意筋は、体性神経系に支配されている。

d 平滑筋は、横紋筋とも呼ばれる。

1(a,b)
2(b,c)
3(c,d)
4(a,d)

 

 

解説

  1. 誤 :不随意筋は自律神経に支配されている。
  2. 誤 :横紋筋は骨格筋と、心筋の2種類です。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-6日目:Ⅰ-⑥皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官

 


問10 中枢神経系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 脳と延髄から構成される。

b 脳の血管は、末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低く、タンパク質などの大分子も血液中から脳の組織へ移行しやすい。

c 小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。

d 延髄は、多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されている。

1(a,b)
2(b,c)
3(c,d)
4(a,d)

 

 

解説

  1. 誤 :中枢神経=脳+脊髄
  2. 誤 :脳の血管は選択性が高く、大分子やイオン化した分子は移行しにくい。
  3. 正 :延髄には心臓中枢、呼吸中枢等がある。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

 


出題範囲の解説ページまとめ

問1     :第2章-1日目:Ⅰ-① 消化器系

問2   :第2章-2日目:Ⅰ-②: 呼吸器系

問3~4:第2章-3日目:Ⅰ-③ 循環器

問5     :第2章-4日目:Ⅰ-④ 泌尿器系

問6~7:第2章-5日目:Ⅰ-⑤ 感覚器官

問8~9:第2章-6日目:Ⅰ-⑥皮膚、骨・関節、筋肉などの運動器官

問10 :第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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