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2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第2章 人体の働きと医薬品 問11~20


2016年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第2章 人体の働きと医薬品 問11~20

問11 各臓器・器官(効果器)と交感神経系による主な効果との関係の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

【効果器】 【主な効果】
a 目 ― 瞳孔散大
b 皮 膚 ― 立毛筋弛緩
c 心 臓 ― 心拍数減少
d 腸 ― 運動亢進

a b c d
1 誤 誤 誤 正
2 正 正 誤 誤
3 誤 正 正 誤
4 正 正 正 正
5 正 誤 誤 誤

 

 

解説

自律神経の効果については、3章の理解し易さにつながるので、ぜひ押さえましょう。

  1. 正 
  2. 誤 :立毛筋収縮=いわゆる鳥肌のイメージです。
  3. 誤 :心拍数増加
  4. 誤 :運動抑制

正解 5

出題範囲の解説ページ

第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

 


問12 医薬品の消化管吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 有効成分が消化管から吸収される錠剤、カプセル剤等の固形剤は、吸収される前に消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならない。

b 消化管における有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品の作用によって影響を受ける。

c 有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすものもあるため、食事の時間と服用時期との関係が、各医薬品の用法に定められている。

d 一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込むことにより行われる。

a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 正 誤

 

 

解説

  1. 正 :多くの錠剤・カプセル剤は胃で有効成分が溶け出します。
  2. 正 
  3. 誤 :消化管からの吸収は、積極的ではなく、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-8日目:Ⅱ- 薬の生体内運命

 


問13 医薬品の副作用として発生するショック(アナフィラキシー)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種である。

2 医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い。

3 アナフィラキシー様症状という呼称は、その原因がアレルギーであることがはっきりしている場合に用いられる。

4 一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的な転帰をたどることがある。

 

 

解説

  1. 正 :通常ショックは2時間以内に急変します。
  2. 誤 :アナフィラキシー様症状と記載があり、原因がはっきりしない場合に用いられる。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問14 医薬品の副作用として発生する重篤な皮膚粘膜障害に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 中毒性表皮壊死融解症(TEN)の発生頻度は、人口10万人当たり年間1~6人と報告されている。

b 皮膚粘膜眼症候群は、最初に報告をした二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)とも呼ばれる。

c 皮膚粘膜眼症候群の発症機序の詳細は明らかにされており、発症の可能性がある医薬品の種類も限られている。

d 両眼に急性結膜炎の症状が現れたときは、皮膚粘膜眼症候群又は中毒性表皮壊死融解症の前兆である可能性を疑うことが重要である。

1(a,b)
2(a,c)
3(c,d)
4(b,d)

 

 

解説

  1. 誤 :もっと頻度は少ないです。実際は100万人あたり、0.4~1.2人 
  2. 正 :TENについては、ライエル症候群とも呼ばれます。
  3. 誤 :発生機序が不明なため、原因の医薬品の種類も限られません。

正解 4

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問15 肝機能障害と偽アルドステロン症に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 軽度の肝機能障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で初めて判明することが多い。

b 肝機能障害では、過剰となった血液中のフィブリノゲンが尿中に排出されることにより、尿の色が濃くなることもある。

c 偽アルドステロン症は、主な症状に、全身の倦怠感、黄疸のほか、突然の高熱、悪寒、喉の痛みがある。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 誤 誤
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :フィブリノゲンではなく、ビリルビンが血中に過剰となります。
  2. 誤 :偽アルドステロン症は、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、むくみ(浮腫)が主な症状

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問16 精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転操作の作業に従事しないよう十分注意する必要がある。

b 精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限り発生するものであり、通常の用法・用量では発生しない。

c 無菌性髄膜炎は多くの場合、徐々に発症し、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れ、早期に原因医薬品の使用を中止しても予後は不良であることがほとんどである。

d 心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたような感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがあり、これらの症状が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要である。

1(a,b)
2(a,d)
3(b,c)
4(c,d)

 

 

解説

  1. 正 
  2. 誤 :通常の用法・用量でも起こりえます。
  3. 誤 :無菌性髄膜炎の発症は急性で、原因医薬品の早期中止で、予後良好なことが多い。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問17 消化器系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態であり、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐きけ、胃痛などの症状が現れる。

b 腸内容物の通過が阻害された状態をヘルニアといい、激しい腹痛やガス排出(おなら)の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れる。

c 浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状に、肛門部の熱感等の刺激、異物の注入による不快感、排便直後の立ちくらみなどがある。

d 消化器に対する医薬品の副作用によって、口内炎、口腔内の荒れや刺激感などを生じるこ とがあるが、これらの症状であれば、原因と考えられる医薬品の使用を継続しても問題ない。

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 誤 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤 :ヘルニアではなく、イレウスです。
  2. 誤 :一般用医薬品は原則、副作用発現の段階で中止して、受診を優先することが基本です。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問18 呼吸器系に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述について、( )の中に入れる べき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )内はいずれも同じ字句が入る。

( a )は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織が炎症を起こしたものであり、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分に取り込むことができず、体内は低酸素状態となる。 一般的に、医薬品の使用開始から( b )程度で起きることが多い。( a )の症状は、一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると( c )に移行することがある。

a b c
1 肺線維症 1~2週間 間質性肺炎
2 間質性肺炎 1~2週間 肺線維症
3 肺線維症 1~2か月 肺気腫
4 間質性肺炎 1~2か月 肺線維症
5 肺線維症 1~2か月 間質性肺炎

 

 

解説

喘息の場合は、原因となる医薬品の使用後、短時間(1時間以内)で症状が発現します。

  1. 間質性肺炎
  2. 1~2週間
  3. 肺線維症

正解 2

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問19 循環器系に現れる医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 不整脈の種類によっては、失神(意識消失)することもあり、そのような場合は、自動体外式除細動器(AED)の使用を考慮するとともに、直ちに救急救命処置が可能な医療機関を受診する必要がある。

b 代謝機能の低下によって不整脈の発症リスクが高まることがあるので、腎機能や肝機能の低下、併用薬との相互作用等に留意するべきである。

c 息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の減少、鼻水と緑色の痰などの症状を認めた場合は、鬱血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要がある。

d 高血圧や心臓病等、循環器系疾患の診断を受けている人でも、医薬品を適正に使用した場合は、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてり等の副作用を生じることはない。

1(a,b)
2(a,c)
3(b,d)
4(c,d)

 

 

解説

  1. 誤 :心不全の場合、「鼻水、緑色の痰」ではなく、「咳、ピンク色の痰」です。
  2. 誤 :適正に使用しても、上記副作用は起こりえます。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


問20 感覚器系又は皮膚に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述について、 ( )の中 に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( b )内はいずれも同 じ字句が入る。

抗コリン作用がある成分が配合された医薬品によって、眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている眼房水が排出されにくくなると、眼圧が( a )して視覚障がいを生じることがある。 化学物質や金属等に皮膚が反応して、強い痒みを伴う発疹・発赤、腫れ、刺激感等の激しい炎症症状(( b ))や、色素沈着、白斑等を生じることがある。 ( b )は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特徴である。
薬疹は、医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹、発赤等の皮膚症状を呈する場合をいい、医薬品の使用後( c )で起きることが多いが、長期使用後に現れることもある。

a b c
1 上昇 接触皮膚炎 1~2日
2 低下 アレルギー性皮膚炎 1~2日
3 低下 接触皮膚炎 1~2日
4 上昇 アレルギー性皮膚炎 1~2週間
5 上昇 接触皮膚炎 1~2週間

 

 

解説

  1. 上昇
  2. 接触皮膚炎
  3. 1~2週間

ちなみに、光線過敏症の場合は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。

正解 5

出題範囲の解説ページ

第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

 


出題範囲の解説ページまとめ

問11      :第2章-7日目:Ⅰ-⑦ 脳や神経系の働き

問12      :第2章-8日目:Ⅱ- 薬の生体内運命

問13~20:第2章-9日目:Ⅲ症状からみた主な 副作用

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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