2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2016年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

 

第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問21 高コレステロール改善薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ビタミンEは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされている。

b リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、これは使用の中止を要する副作用である。

c パンテチンは、HDL等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、LD L産生を高める作用があるとされている。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 誤 正
3 正 正 誤
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 正 
  2. 誤 :使用を中止を要する副作用ではない。
  3. 誤 :パンテチンはLDLの異化排泄を促進し、HDL産生を高める。

正解 1

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第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

 


問22 貧血用薬(鉄製剤)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a マンガンは赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。

b 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがある。

c 服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物(コーヒー、ワイン等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が促進される。

d ヘモグロビン産生に必要なビタミンB6や、正常な赤血球の形成に働くビタミンB12や葉酸などが配合されている場合がある。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 

 

解説

  1. 誤 :ビタミンB12(シアノコバラミン)の構成成分はコバル
  2. 誤 :タンニン酸と鉄が反応し、鉄の吸収が悪くなる。

正解 5

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第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問23 循環器用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 三黄瀉心湯は、構成生薬としてダイオウを含んでおり、本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。

b ルチンは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。

c イノシトールヘキサニコチネートは、オレイン酸が遊離し、そのオレイン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示す。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :遊離するのは、オレイン酸ではなく、ニコチン酸です。

正解 2

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第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問24 痔及び痔の薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 裂肛は、肛門の出口からやや内側の上皮に傷が生じた状態であり、一般に、 「切れ痔」(又は「裂け痔」)と呼ばれる。

b 外用痔疾用薬の坐剤及び注入軟膏では、成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすい。

c 芎帰膠艾湯は、通常、構成生薬としてダイオウを含んでおり、まれに重篤な副作用とし て、肝機能障害、間質性肺炎を生じることがある。

d カルバゾクロムは、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として、外用痔疾用薬に配合されている場合がある。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 

 

解説

  1. 誤 :乙字湯の説明文 芎帰膠艾湯はダイオウを含まず、出血傾向があり胃腸障害のないものの痔出血に適す。
  2. 誤 :カルバゾクロムは毛細血管を補強、強化して出血を抑える

正解 1

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問 25 痔の薬に配合される成分とその配合目的又は作用の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

【配合成分】 【配合目的又は作用】
a リドカイン塩酸塩 ― 出血の緩和
b アミノ安息香酸エチル ― 局所麻酔
c 硫酸アルミニウムカリウム ― 粘膜の保護・止血
d クロルヘキシジン塩酸塩 ― 組織修復

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 

 

解説

  1. 誤 :リドカイン塩酸塩 ― 局所麻酔
  2. 正 
  3. 誤 :クロルヘキシジン塩酸塩 ― 殺菌消毒

正解 3

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問26 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢等の副作 用が現れやすい等、不向きとされる。

1 八味地黄丸
2 竜胆瀉肝湯
3 猪苓湯
4 牛車腎気丸

 

 

解説

  1. 誤 :八味地黄丸=尿量減少又は多尿、しびれ、高血圧の随伴症状
  2. 正 :竜胆瀉肝湯=下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、尿の濁り
  3. 誤 :猪苓湯=体力に関わらず、排尿異常
  4. 誤 :牛車腎気丸=尿量減少し、しびれ、高血圧の随伴症状

正解 2

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問27 婦人薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a サンソウニンは、利尿作用を期待して配合されている場合がある。

b 五積散は、構成生薬としてマオウを含んでおり、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。

c エチニルエストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがある。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :サンソウニン=鎮静作用
  2. 正 :五積散はカンゾウも含有している。

正解 5

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問 28 アレルギーに関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み 合わせはどれか。なお、2箇所の( a )、 ( b )内はいずれも同じ字句が入る。

アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリン(抗体)によって( a )が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質である( b )等の物質が遊離する。( a )から遊離した( b )は、周囲の器官や組織の表面に分布する特定のタンパク質(受容体)と反応することで、 ( c )等の作用を示す。

a b c
1 貪食細胞 ヒスタミン 血管拡張、血管透過性亢進

2 貪食細胞 アセチルコリン 血管収縮、血管透過性抑制

3 貪食細 ヒスタミン 血管収縮、血管透過性抑制

4 肥満細胞 ヒスタミン 血管拡張、血管透過性亢進

5 肥満細胞 アセチルコリン 血管拡張、血管透過性亢進

 

 

解説

アレルギーにより、赤くなったり、痒みがでるのは、血管拡張、透過性亢進によるものです。

  1. 肥満細胞
  2. ヒスタミン
  3. 血管拡張、血管透過性亢進

正解 4

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問29 鼻に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

b グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の炎症を和らげることを目的とした抗炎症成分である。

c ベンザルコニウム塩化物は、細菌による二次感染を防止することを目的とした殺菌消毒成分であるが、結核菌やウイルスには効果がない。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 正 :過度に使用することで、反応しなくなり、逆に鼻閉が起こる。

正解 3

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問30 眼科用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものがある。

b ネオスチグミンメチル硫酸塩は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。

c イプシロン-アミノカプロン酸は、抗菌作用を有し、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

d コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 

 

解説

  1. 誤 :一般用医薬品の点眼には緑内障は適応外です。
  2. 正 :アセルコリンを分解するコリンエステラーゼを阻害します。
  3. 誤 :サルファ剤の説明文 イプシロン-アミノカプロン酸は抗炎症成分

正解 5

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


出題範囲の解説ページまとめ

問21   :第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

問22~23:第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

問24~26:第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

問27   :第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問28      :第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問29    :第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

問30      :第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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