2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題(午後)


登録販売者試験 過去問題

目次

2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験 過去問題(午後)

主な医薬品とその作用

医薬品の適正使用と安全対策

 

主な医薬品とその作用

問1 「かぜ」(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 「かぜ」は単一の疾患ではなく、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称で、通常は数日~1週間程度で自然寛解する。

b かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去することで、かぜの諸症状の緩和を図るものである。

c かぜであるからといって必ずしもかぜ薬を選択するのが最適とは限らない。

a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 正

 


問2 かぜ薬に配合される成分とその配合目的の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

【配合成分】 【配合目的】
a ブロムヘキシン塩酸塩 ― 痰の切れを良くする
b ベラドンナ総アルカロイド ― くしゃみや鼻汁を抑える
c ノスカピン ― 炎症による腫れを和らげる
d イソプロピルアンチピリン ― 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問3 かぜ薬に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 血液凝固異常のある人がセミアルカリプロティナーゼを摂取しても、出血傾向を悪化させるおそれはない。

b トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげる。

c グリチルリチン酸二カリウムの作用本体であるグリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。

a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 正

 


問4 かぜの症状緩和に用いられる以下の漢方処方製剤のうち、構成生薬としてカンゾウ及びマオウの両方を含むものの組み合わせはどれか。

a 麻黄湯 
b 半夏厚朴湯
c 小青竜湯 
d 小柴胡湯

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問5 解熱鎮痛成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしにくい。

b サザピリンが一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっている。

c イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を抑制することで消化管粘膜の防御機能を低下させる。

d アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問6 眠気を促す薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アリルイソプロピルアセチル尿素は、少量でも眠気を催しやすいため、配合された医薬品を使用した後は、乗物や危険を伴う機械類の運転操作は避ける必要がある。

b 生薬成分のみからなる鎮静薬であれば、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避ける必要はない。

c 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いられるものであり、慢性的に不眠症状がある人を対象とするものではない。

a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 正

 


問7 カフェインに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 脳に強い興奮状態を引き起こし、長期的に眠気や倦怠感(だるさ)を抑える効果がある。

b 作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質がある。

c 腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制作用があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。

d 眠気防止薬における1回摂取量はカフェインとして300mg、1日摂取量は800mgが上限とされている。

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問8 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a スコポラミン臭化水素酸塩は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗ヒスタミン成分である。

b メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが早く持続時間が短い。

c ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。

a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 正

 


問9 小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状を鎮めるほか、小児における虚弱体質、消化不良などの改善を目的とする医薬品(生薬製剤・漢方処方製剤)である。

b 鎮静作用のほか、血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている。

c 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、6か月以上継続して服用しなければならない。

d 構成生薬としてカンゾウを含む漢方処方製剤を乳幼児に使用する場合、体格の個人差を考慮する必要はない。

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問10 鎮咳去痰薬に配合される成分とその配合目的の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

【配合成分】 【配合目的】
a メチルエフェドリン塩酸塩 ― 気管支を拡げる
b ジヒドロコデインリン酸塩 ― 痰の切れを良くする
c ジメモルファンリン酸塩 ― 中枢神経系に作用して咳を抑える
d トリメトキノール塩酸塩 ― 痰の粘性を減少させる

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 



問11 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、気管支炎、気管支喘息、咽頭炎、しわがれ声に適すとされるが、水様痰の多い人には不向きとされる。

1 麻杏甘石湯
2 半夏厚朴湯
3 柴朴湯
4 麦門冬湯

 


問12 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が濃すぎても 薄すぎても効果が十分得られない。

b 口腔咽喉薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるため、成分が口腔や咽頭の粘膜から吸収されて循環血流中に入ることはない。

c ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC等の成分と反応すると脱色を生じて殺菌作用が失われるため、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、そうした食品を摂取した直後の使用や混合は避けることが望ましい。

a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 正

 


問13 胃の薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 炭酸水素ナトリウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用がある。

b 制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。

c ボレイ(イボタガキ科のカキの貝殻を基原とする生薬)は、生薬成分である炭酸マグネシウムによる作用を期待して用いられる。

d 制酸成分のうちアルミニウムを含む成分については、透析療法を受けている人では使用を避ける必要がある。

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問14 胃の薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。

1 ピレンゼピン塩酸塩は、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的として配合されている。

2 ウルソデオキシコール酸は、胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する、あるいは荒れた胃粘膜の修復を促す作用を期待して配合されている。

3 グリチルリチン酸モノアンモニウムは、過剰な胃液の分泌を抑える作用を期待して配合さ れている。

4 ジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている。

 


問15 腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 瀉下薬(下剤)の配合成分としては、腸管を直接刺激するもの、腸内細菌の働きによって生成した物質が腸管を刺激するもの、糞便のかさや水分量を増すもの等がある。

2 タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。

3 硫酸ナトリウムについては、心臓病の診断を受けた人では、使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである。

4 ピコスルファートナトリウムは、小腸に生息する腸内細菌によって分解されて、小腸への刺激作用を示す。

 


問16 以下の漢方処方製剤のうち、腸の不調を改善する目的で用いられ、構成生薬としてダイオ ウを含むものはどれか。

1 小建中湯
2 桂枝加芍薬湯
3 加味帰脾湯
4 麻子仁丸

 


問17 胃腸鎮痛鎮痙薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a メチルオクタトロピン臭化物は、吸収された成分の一部が母乳中に移行することが知られている。

b オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。

c パパベリン塩酸塩は、抗コリン成分と同様に胃液分泌を抑える作用がある。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問18 浣腸薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 一般に、直腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。

b 直腸内に適用される医薬品であり、繰り返し使用すると直腸の感受性が高まり効果が強く現れる。

c 半量等を使用した注入剤は、残量を冷所で保存すれば、感染のおそれもなく再利用することができる。

d 炭酸水素ナトリウムは、直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで 直腸を刺激する作用を期待して用いられる。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 


問19 駆虫薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

パモ酸ピルビニウムは、( a )の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされており、その服用により尿や糞便が( b )着色することがある。水に溶けにくいため消化管からの吸収は( c )とされている。

a b c
1 蟯虫 白く 多い
2 蟯虫 赤く 多い
3 蟯虫 赤く 少ない
4 回虫 白く 少ない
5 回虫 赤く 少ない

 


問20 強心薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a ゴオウは、強心作用のほか、末梢血管の収縮による血圧上昇、興奮を静める等の作用があるとされる。

b ジャコウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。

c ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用があるとされる。

d リュウノウは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示す。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 



問21 高コレステロール改善薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ビタミンEは、コレステロールから過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされている。

b リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、これは使用の中止を要する副作用である。

c パンテチンは、HDL等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、LD L産生を高める作用があるとされている。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 誤 正
3 正 正 誤
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問22 貧血用薬(鉄製剤)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a マンガンは赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている場合がある。

b 鉄製剤を服用すると便が黒くなることがある。

c 服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物(コーヒー、ワイン等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が促進される。

d ヘモグロビン産生に必要なビタミンB6や、正常な赤血球の形成に働くビタミンB12や葉酸などが配合されている場合がある。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 


問23 循環器用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 三黄瀉心湯は、構成生薬としてダイオウを含んでおり、本剤を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。

b ルチンは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。

c イノシトールヘキサニコチネートは、オレイン酸が遊離し、そのオレイン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示す。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問24 痔及び痔の薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 裂肛は、肛門の出口からやや内側の上皮に傷が生じた状態であり、一般に、 「切れ痔」(又は「裂け痔」)と呼ばれる。

b 外用痔疾用薬の坐剤及び注入軟膏では、成分の一部が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすい。

c 芎帰膠艾湯は、通常、構成生薬としてダイオウを含んでおり、まれに重篤な副作用とし て、肝機能障害、間質性肺炎を生じることがある。

d カルバゾクロムは、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として、外用痔疾用薬に配合されている場合がある。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 


問 25 痔の薬に配合される成分とその配合目的又は作用の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

【配合成分】 【配合目的又は作用】
a リドカイン塩酸塩 ― 出血の緩和
b アミノ安息香酸エチル ― 局所麻酔
c 硫酸アルミニウムカリウム ― 粘膜の保護・止血
d クロルヘキシジン塩酸塩 ― 組織修復

1(a,b)
2(a,c)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問26 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢等の副作 用が現れやすい等、不向きとされる。

1 八味地黄丸
2 竜胆瀉肝湯
3 猪苓湯
4 牛車腎気丸

 


問27 婦人薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a サンソウニンは、利尿作用を期待して配合されている場合がある。

b 五積散は、構成生薬としてマオウを含んでおり、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。

c エチニルエストラジオールは、長期連用により血栓症を生じるおそれがある。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問 28 アレルギーに関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み 合わせはどれか。なお、2箇所の( a )、 ( b )内はいずれも同じ字句が入る。

アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリン(抗体)によって( a )が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質である( b )等の物質が遊離する。( a )から遊離した( b )は、周囲の器官や組織の表面に分布する特定のタンパク質(受容体)と反応することで、 ( c )等の作用を示す。

a b c
1 貪食細胞 ヒスタミン 血管拡張、血管透過性亢進

2 貪食細胞 アセチルコリン 血管収縮、血管透過性抑制

3 貪食細 ヒスタミン 血管収縮、血管透過性抑制

4 肥満細胞 ヒスタミン 血管拡張、血管透過性亢進

5 肥満細胞 アセチルコリン 血管拡張、血管透過性亢進

 


問29 鼻に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

b グリチルリチン酸二カリウムは、鼻粘膜の炎症を和らげることを目的とした抗炎症成分である。

c ベンザルコニウム塩化物は、細菌による二次感染を防止することを目的とした殺菌消毒成分であるが、結核菌やウイルスには効果がない。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問30 眼科用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものがある。

b ネオスチグミンメチル硫酸塩は、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。

c イプシロン-アミノカプロン酸は、抗菌作用を有し、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

d コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 



問31 外皮用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 外皮用薬で用いられるステロイド性抗炎症成分は、体の一部分に生じた湿疹、皮膚炎等の一時的な皮膚症状(ほてり・腫れ・痒み等)の緩和を目的とするものであり、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものではない。

b ケトプロフェンは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える作用を示す。

c 打撲や捻挫などの急性の腫れや熱感を伴う症状に対しては、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬が適すとされる。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問32 以下の殺菌消毒薬のうち、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がないものの組み合わせはどれか。

a マーキュロクロム
b クロルヘキシジングルコン酸塩
c オキシドール(過酸化水素水)
d イソプロピルメチルフェノール

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 


問33 口内炎及び口内炎用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a セチルピリジニウム塩化物は、口腔粘膜の炎症を和らげることを目的とした抗炎症成分である。

b シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。

c 口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症で、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問34 歯槽膿漏薬に配合される成分とその配合目的の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

【配合成分】 【配合目的】
a 銅クロロフィリンナトリウム ― 歯周組織の修復を促す

b ヒノキチオール ― 殺菌消毒作用

c ビタミンE ― 殺菌消毒作用

d アラントイン ― 出血を抑える作用

1(a,b)
2(a,c)
3(a,d)
4(b,c)
5(b,d)

 


問35 禁煙補助剤(咀嚼剤)に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )内はいずれも同じ字句が入る。

口腔内が( a )になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーなど口腔内を( a )にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。 ニコチンは( b )を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を( c )させるおそれがある。

a b c
1 酸性 交感神経系 増強
2 酸性 交感神経系 減弱
3 アルカリ性 交感神経系 増強
4 アルカリ性 副交感神経系 増強
5 アルカリ性 副交感神経系 減弱

 


問36 滋養強壮保健薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 ビタミン成分は、多く摂取したからといって適用となっている症状の改善が早まるものではない。

2 ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

3 システインは、骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。

4 グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。

 


問37 漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 漢方独自の病態認識である「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要である。

b 肝機能障害のような重篤な副作用が起きることはない。

c 用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。

a b c
1 正 誤 正
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 


問38 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。構成生薬としてカンゾウを含む。

1 大柴胡湯

2 黄連解毒湯

3 防已黄耆湯

4 清上防風湯

 


問39 殺虫剤に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

ジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオンに代表される( a )殺虫成分の殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と( b )に結合してそ の働きを阻害することによる。 これらの殺虫成分に高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、 ( c )、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。

a b c
1 カーバメイト系 可逆的 散瞳
2 カーバメイト系 不可逆的 縮瞳
3 有機リン系 可逆的 散瞳
4 有機リン系 不可逆的 散瞳
5 有機リン系 不可逆的 縮瞳

 


問40 一般用検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など重大な疾患の診断に関係する一般用検査薬はない。

b 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

c 尿糖検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とするが、尿糖が検出された場合には、 食前の尿について改めて検査して判断する必要がある。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 



医薬品の適正使用・安全対策

問41 一般用医薬品の適正使用情報に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品は、薬剤師、登録販売者その他の医薬関係者から提供された情報に基づき、一般の生活者が購入し、自己の判断で使用するものである。

b 添付文書や製品表示に記載されている適正使用情報は、その適切な選択、適正な使用を図る上で特に重要であり、それらの記載は、一般の生活者に理解しやすい平易な表現でなされているが、その内容は一般的・網羅的なものとならざるをえない。

c 一般用医薬品の販売等に従事する薬剤師や登録販売者は、購入者等への情報提供及び相談対応を行う際、その一般用医薬品を購入し、又は使用する個々の生活者の状況によらず、いかなる場合においても、添付文書や製品表示に記載されている内容についてはすべて説明すべきである。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 誤

 


問42 一般用医薬品の添付文書に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の添付文書の内容は変わらないものではなく、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、3年ごとに改訂がなされている。

b 通常の医薬品では、承認を受けた販売名が記載されている。

c 薬効名とは、その医薬品の薬効又は性質(例えば、主たる有効成分など)が簡潔な分かりやすい表現で示されたもので、販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載は省略されることがある。

d 製品の特徴は、広告に該当することから、添付文書に記載してはならない。

a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 正 正 正
4 誤 誤 誤 正
5 誤 正 正 誤

 


問43 一般用医薬品の添付文書に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 使用上の注意は、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されている。

b 使用上の注意の記載における「高齢者」とは、およその目安として65歳以上を指す。

c 「相談すること」の項目に記載される「薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人」には、他の医薬品でアレルギーの既往歴があっても、その医薬品によりアレルギー症状を起こしたことがない人は該当しない。

a b c
1 正 誤 正
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 誤
5 誤 正 正

 


問44 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品は、消防法や高圧ガス保安法に基づく注意事項について、容器への表示が義務づけられているが、添付文書において「保管及び取扱い上の注意」としても記載されている。

b 医薬品を別の容器へ移し替えると、日時が経過して中身がどんな医薬品であったか分からなくなってしまうことがあり、誤用の原因となるおそれがある。

c 点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、「他の人と共用しないこと」と記載されている。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 正
3 正 正 誤
4 誤 誤 正
5 誤 正 誤

 


問45 一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

     次の人は使用(服用)しないこと 対象成分・薬効群
a ぜんそくを起こしたことがある人 インドメタシンが配合された外用鎮痛消炎薬

b 妊婦又は妊娠していると思われる人 スクラルファート

c 6歳未満の小児 アミノ安息香酸エチル

    a b c
1 正 誤 正
2 正 誤 誤
3 正 正 正
4 誤 正 正
5 誤 正 誤

 


問46 以下の成分のうち、一般用医薬品の添付文書において、排尿困難の症状のある人が、その成分が含まれる医薬品を使用(服用)する前に、その適否について専門家に相談するよう注意を求めているものの組み合わせはどれか。

a イブプロフェン
b ジフェニドール塩酸塩
c ロートエキス
d テオフィリン

1(a,c)
2(a,d)
3(b,c)
4(b,d)
5(c,d)

 


問47 懸念される症状として眠気等が挙げられるため、一般用医薬品の添付文書に使用上の注意として「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されている成分の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a アミノフィリン水和物
b クロルフェニラミンマレイン酸塩
c ジヒドロコデインリン酸塩
d ロペラミド塩酸塩

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 正 正
4 誤 誤 正 誤
5 誤 正 正 正

 


問48 一般用医薬品の製品表示に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 購入者によっては、購入後すぐ開封せずにそのまま保管する場合や持ち歩く場合があるため、添付文書を見なくても適切な保管がなされるよう、その容器や包装にも、保管に関する 注意事項が記載されている。

b 購入後、開封されてからどの程度の期間品質が保持されるかについては、医薬品それぞれの包装形態や個々の使用状況、保管状況等によるので、購入者から質問等がなされたときに は、それらを踏まえて適切な説明がなされる必要がある。

c 使用期限の表示については、適切な保存条件の下で製造後2年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品においては、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び 安全性の確保等に関する法律に基づく表示義務はない。

d 表示された「使用期限」は、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限である。

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 正 正
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 誤 誤

 


問 49 医薬品・医療機器等安全性情報に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべ き字句の正しい組み合わせはどれか。

( a )においては、医薬品(一般用医薬品を含む)、医療機器等による重要な副作用、不具合等に関する情報をとりまとめ、「医薬品・医療機器等安全性情報」として、広く( b )向けに情報提供を行っている。

a b
1 厚生労働省 医薬関係者
2 厚生労働省 一般消費者
3 製造販売業者 一般消費者
4 消費者庁 一般消費者
5 消費者庁 医薬関係者

 


問50 医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、1967年3月より、約3000の薬局をモニター施設に指定して、厚生省(当時)が直接副作用報告を受ける「医薬品副作用モニター制度」としてスタートした。

b スモン訴訟を契機として、1968年、世界保健機関(WHO)加盟各国を中心に、各国自らが医薬品の副作用情報を収集、評価する体制(WHO国際医薬品モニタリング制度)を確立した。

c 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、医薬品の安全対策のより着実な実施を図ることを目的としており、WHO加盟国の一員としてわが国が対応した安全対策に係る制度の一つである。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 



問 51 緊急安全性情報に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

医薬品、( a )について緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、 ( b )からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。 A4サイズの印刷物で、 ( c )とも呼ばれる。

a b c
1 医薬部外品又は化粧品 厚生労働省 イエローレター
2 医療機器又は再生医療等製品 厚生労働省 イエローレター
3 医療機器又は再生医療等製品 厚生労働省 ブルーレター
4 医療機器又は再生医療等製品 各都道府県 ブル-レター
5 医薬部外品又は化粧品 各都道府県 ブルーレター

 


問52 独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」におい て、要指導医薬品及び一般用医薬品に関連した情報として掲載されている項目の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品等の製品回収に関する情報

b 医薬品の承認情報

c 患者向医薬品ガイド・くすりのしおり

d 緊急安全性情報

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 正 正
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 正 誤

 


問53 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第68条の10第2 項の規定に基づく医薬品の副作用等報告に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品との因果関係が明確である場合のみが報告の対象となる。

b 安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる 健康被害についても報告がなされる必要がある。

c 報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要はなく、医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等(健康被害を生じた本人に限らない)から把握可能な範囲で報告がな されればよい。

d 報告期限は特に定められていないが、保健衛生上の危害の発生又は拡大防止の観点から、報告の必要性を認めた場合においては、適宜速やかに、報告書を都道府県に送付することとされている。

a b c d
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 誤 誤
5 誤 正 正 誤

 


問54 医薬品の市販後の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 血液製剤等の生物由来製品については、製造販売業者等に対して承認後の使用成績に関する調査は求められていない。

b 登録販売者は、製造販売業者等が行う医薬品の適正な使用のために必要な情報の収集に協力するよう努めなければならない。

c 1979年に創設された副作用・感染症報告制度において、医薬品等との関連が否定できない感染症に関する症例情報の報告や研究論文等について、製造販売業者等に対して都道府県への報告義務を課している。

d 収集された副作用等の情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 誤 正 誤 正
3 正 正 正 正
4 誤 誤 誤 正
5 誤 正 正 誤

 


問55 医薬品PLセンターに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合には、医薬品PLセンターへの相談が推奨される。

b 独立行政法人医薬品医療機器総合機構により、平成7年7月の製造物責任法の施行と同時 に開設された。

c 消費者が、医薬品又は医療機器に関する苦情について製造販売元の企業と交渉するに当た っての相談を受け付けている。

a b c
1 正 正 正
2 正 誤 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 誤
5 誤 正 正

 


問56 以下の要指導医薬品又は一般用医薬品のうち、医薬品副作用被害救済制度の対象となるも のはどれか。

1 殺菌消毒剤(人体に直接使用するもの)

2 殺鼠剤

3 殺虫剤

4 一般用検査薬

 


問57 医薬品副作用被害救済制度に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 給付の種類としては、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一 時金及び葬祭料がある。

b 障害年金及び障害児養育年金には請求期限がない。

c 遺族年金については死亡のときから10年以内であれば請求することができる。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 誤 正
4 誤 正 正
5 誤 誤 誤

 


問58 一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 2003年8月までに、ジヒドロコデインリン酸塩が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂等を行うとともに、代替成分への速やかな切替えにつき指示がなされた。

b 2003年5月までに、一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が複数報告されたため、厚生労働省では、一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示することとした。

c 間質性肺炎は重篤な副作用であり、その初期症状は一般用かぜ薬の効能であるかぜの諸症状と区別が難しく、症状が悪化した場合には注意が必要である。

d アンプル剤は他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて吸収が速く、血中濃度が急速に高値に達するため、通常用量でも副作用を生じやすい。

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 正 正 正
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 正 正

 


問59 医薬品の安全対策に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、3箇所の( a )内及び2箇所の( b )内はいずれも同じ字句が入る。

小柴胡湯による( a )については、1991年4月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後、小柴胡湯と( b )の併用例による( a )が報告されたことから、1994 年1月、( b )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。 しかし、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯
を使用して( a )が発症し、死亡を含む重篤 な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して( c )が指示された。

a b c
1 間質性肺炎 塩酸フェニルプロパノールアミン 緊急安全性情報の配布

2 間質性肺炎 インターフェロン製剤 販売中止

3 間質性肺炎 インターフェロン製剤 緊急安全性情報の配布

4 脳出血 塩酸フェニルプロパノールアミン 販売中止

5 脳出血 インターフェロン製剤 緊急安全性情報の配布

 


問60 医薬品の適正使用のための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。

b 薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、 「ダメ。ゼッタイ。 」普及運動が実施されている。

c 医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちからの啓発が重要である。

d 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によりのみ生じ、一般用医薬品によっては生じ得ない。

a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 正 誤
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 正 誤

 


以上2016年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題(午後)の問題60問でした。

ぜひ採点して、出来なかった問題、迷った問題の確認をしてみましょう。

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お疲れさまでした。

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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