2016年 徳島 香川 愛媛 高知の登録販売者試験過去問題 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20


2016年【徳島 香川 愛媛 高知】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20

問11 小児の医薬品使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 乳幼児が誤って薬を大量に飲み込んだ、又は目に入れてしまったなどの誤飲・誤用事故の場合には、通常の使用状況から著しく異なるため、想定しがたい事態につながるおそれがある。

b 乳児は医薬品の影響を受けやすく、また、状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先される。

c 5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。

d 家庭内の医薬品の保管場所については、いつでも取り出せるよう、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につく場所とすることが適切である。

下欄
a b c d
1 誤 正 正 正
2 誤 誤 正 正
3 正 正 誤 正
4 正 誤 誤 誤
5 正 正 正 誤

 

 

解説

  1. 誤 :解説ページには記載していませんが、手の届く場所に置くことを避けるべきです。

正解 5

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問12 高齢者の医薬品使用に関する次の記述について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 高齢者の基礎体力や生理機能の衰えの度合いは、年齢のみで推測することができる。

b 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品の使用が、治療の妨げとなることはない。

c 生理機能の衰えや医薬品の副作用で口渇を生じた場合に、誤嚥(食べ物等が誤って気管に入り込むこと)を誘発しやすくなる。

d 一般用医薬品の用法用量は、ある程度の個人差を織り込んで設定されているため、高齢者の場合でも、基本的には、定められた用量の範囲内で使用されることが望ましい。

下欄
1(a、b)
2(a、d)
3(b、c)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :個人差が大きいため、年齢のみで推測はできない。
  2. 誤 :一般用医薬品が持病に対する治療の妨げになりうる。
  3. 正 :よく出題されます。定められた用法を守ることが大切です。

正解 4

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問13 薬害の歴史に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。

1 サリドマイド訴訟により、緊急に必要とされる医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」制度が創立された。

2 サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、医薬品副作用被害救済制度が創設された。

3 HIV訴訟により、製薬企業に対し従来の副作用報告に加えて感染症報告の義務づけ等を内容とする改正薬事法が1996年に成立した。

4 一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、薬害事件の歴史を十分に理解し、医薬品の副作用等による健康被害の拡大防止に関して、医薬品の情報提供、副作用報告等を通じて、その責務の一端を担っていることを肝に銘じておく必要がある。

 

 

解説

「緊急輸入」はHIV訴訟を契機に創設されました。

正解 1

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第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問14 妊婦及び妊娠していると思われる女性又は母乳を与える女性(授乳婦)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 妊婦が医薬品を使用した場合、血液-胎盤関門により、胎児への医薬品成分の移行を全て防ぐことができる。

b ビタミンA含有製剤は妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。

c 乳汁を介して乳幼児に好ましくない影響を及ぼすことが知られる医薬品については、授乳期間中の使用を避けるか、使用後しばらくの間は授乳を避けるよう、医薬品の販売等に従事する専門家から授乳婦へ、積極的に情報提供する必要がある。

d 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売等において専門家が情報提供や相談対応を行う際には、十分に配慮することが必要である。

下欄
a b c d
1 正 正 誤 正
2 正 誤 正 誤
3 誤 正 誤 正
4 誤 誤 正 正
5 誤 正 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :血液胎盤関門がどの程度、移行を防御されるかは未解明
  2. 正 :1日10000単位以上の継続服用で、先天異常の報告あり

正解 5

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第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問15 次の薬害訴訟とその訴訟に関連する語句の関係について、誤っているものを1つ選びなさい。

(薬害訴訟) (関連語句)
1 サリドマイド訴訟 - 四肢欠損、感覚器や心肺機能の障害等の先天異常

2 スモン訴訟 - 催眠鎮静剤、水俣病に類似した症状

3 HIV訴訟 - 血友病患者への血液凝固因子製剤の投与

4 CJD訴訟 - プリオンに汚染されたヒト乾燥硬膜の使用

 

 

解説

スモン訴訟は整腸剤として使用されたキノホルム製剤が原因

亜急性脊髄視神経症(別名:スモン):腹痛を伴う下痢を生じ、下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。上半身の痺れ、視覚障害に至る場合もある。

正解 

出題範囲の解説ページ

第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問16 医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 医薬品は、高温や多湿、光(紫外線)等によって品質の劣化を起こしやすいものが多い。

b 医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。

c 一般用医薬品は、薬局又は店舗販売業において購入された後、すぐに使用されるとは限らないことから、使用期限から十分な余裕をもって販売されることが重要である。

d 医薬品の外箱等に表示されている「使用期限」は、未開封状態で適切に保管された場合に品質が保持される期限である。

下欄
a b c d
1 誤 誤 正 正
2 誤 誤 正 誤
3 正 正 正 正
4 正 誤 誤 誤
5 正 正 誤 正

 

 

解説

  1. 正 :開封後の使用期限ではないことに注意

正解 

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問17 一般用医薬品に関する次の記述について、( )に入れるべき字句の正しい組合せを下欄から選びなさい。

一般用医薬品は、法において「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が( a )であって、( b )その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(( c )を除く。)」と定義されている。

下欄
a b c
1 著しくないもの 薬剤師 要指導医薬品
2 緩和でないもの 薬剤師 医療用医薬品
3 著しくないもの 登録販売者 要指導医薬品
4 緩和でないもの 登録販売者 医療用医薬品
5 著しくないもの 登録販売者 医療用医薬品

 

 

解説

よく出題されます。キーポイントとして一般用医薬品の選択は需要者(一般の生活者)が行います。

  1. 著しくないもの
  2. 薬剤師
  3. 要指導医薬品

正解 1

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問18 一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する次の記述について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 医薬品の販売に従事する専門家は、購入者等が適切な医薬品を選択して、適正に使用できるよう、働きかけていくことが重要である。

b 登録販売者は、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品の販売、情報提供等を担う観点から、生活者のセルフメディケーションを支援するという姿勢で臨むことが基本となる。

c 医薬品の販売に従事する専門家からの情報提供は、説明内容が購入者等にどう理解されたかなどの実情を把握しながら行う必要はなく、専門用語を分かりやすい平易な表現で説明するだけで十分である。

d 情報提供を受けた当人が医薬品を使用するとは限らないことを踏まえ、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。

下欄
1(a、b)
2(a、d)
3(b、c)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :登録販売者は第一類は販売できません
  2. 誤 :相手にどう理解されたか把握する必要がある。

正解 2

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問19 適切な医薬品選択と受診勧奨に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a セルフメディケーションの主役は、一般の生活者である。

b 症状が重いときに、一般用医薬品を使用することは、適切な対処とはいえない。

c 体調の不調や軽度の症状等について一般用医薬品を使用して対処した場合、一定期間使用しても症状の改善がみられないときには、医師の診療を受ける必要がある。

d 一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して常に科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行うべきである。

下欄
a b c d
1 誤 正 正 正
2 誤 誤 正 誤
3 正 正 正 正
4 正 正 正 誤
5 正 正 誤 正

 

 

解説

一般用医薬品の役割は、健康の維持と軽度な症状緩和です。

正解 3

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第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問20 一般用医薬品の販売等に従事する専門家が、購入者から確認しておきたい基本的なポイントに関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a その医薬品を使用する人が、医療機関で治療を受けていないか確認する。

b その医薬品を使用する人として、小児や高齢者、妊婦等が想定されるか確認する。

c その医薬品を使用するのは情報提供を受けている当人かどうかは、確認する必要はない。

d その医薬品を使用する人が、過去にアレルギー歴があるかどうかは、医薬品の効果に影響がないため、確認する必要はない。

下欄
a b c d
1 正 正 誤 誤
2 誤 誤 正 正
3 正 正 正 誤
4 正 誤 誤 正
5 正 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤 :購入者が使用者か確認するべきです。
  2. 誤 :アレルギーは副作用に影響するため、確認が必要です。

正解 

出題範囲の解説ページ

第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


出題範囲の解説ページまとめ

問11~12:第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問13   :第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

問14   :第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問15   :第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

問16   :第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問17~20:第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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