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2016年 徳島 香川 愛媛 高知の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問11~20


2016年【徳島 香川 愛媛 高知】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

 

第3章 主な医薬品とその作用 問11~20

問11 下表の成分を含む胃腸薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。
1日服用量中
トリメブチンマレイン酸塩(TM) 300mg
ビオヂアスターゼ2000 120mg
リパーゼAP6 45mg
カンゾウ末 150mg
ロートエキス 30mg
炭酸水素ナトリウム 300mg
沈降炭酸カルシウム 600mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(乾燥物換算) 240mg

1 カンゾウは、一般食品等にも広く用いられており、摂取量が継続して多くならないよう注意を促すことが重要である。

2 ロートエキスは、抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分である。

3 沈降炭酸カルシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。

4 この胃腸薬は、炭酸飲料での服用は適当でない。

 

 

解説

炭酸水素ナトリウム(アルカリ性)を含有するため、炭酸飲料(酸性)での服用で、中和作用が減弱していまいます。

また沈降炭酸カルシウムは中和作用がありますが、ゼラチン状の皮膜は形成しません。

中和作用+皮膜の形成は、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムと覚えましょう。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

 


問12 ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 食あたりによる下痢の症状に用いられる。

b 一般用医薬品では、15歳未満の小児には適用がない。

c 胃腸鎮痛鎮痙薬と併用すると効果的である。

d 2~3日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。

下欄
a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤 :食あたりの様な感染性は適用対象外である。
  2. 正 :外国において、乳幼児に使用し、麻痺性イレウスの報告がある。
  3. 誤 :ロペラミドは腸管運動を抑制するため、胃腸鎮痛鎮痙薬の併用で作用が増強する。

正解 5

出題範囲の解説ページ

第3章-8日目:Ⅲ-② 腸の薬

 


問13 肌の角質化、かさつき等を改善する成分を含む外皮用薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。

1 いぼに用いる角質軟化薬は、医薬品としてのみ認められている。

2 角質軟化薬には、いぼの原因となるウイルスに対する抑制作用はない。

3 皮膚の乾燥を改善することを目的として、ヘパリン類似物質が用いられることがある。

4 サリチル酸は、皮膚の角質層を形成するケラチンを変質させることにより角質軟化作用を示す。

 

 

解説

サリチル酸、イオウ等の角質軟化薬は抗菌、抗真菌を併せ持つが、抗ウイルスはありません。

角質層を形成するケラチンの変質作用はイオウが示します。

正解 4

出題範囲の解説ページ

第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

 


問14 駆虫薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と条虫(いわゆるサナダ虫など)である。

b 虫卵検査を受けて回虫の感染が確認された場合には、衣食を共にする家族全員の駆虫を図ることが基本となる。

c 駆虫薬は、一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなる。

d 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すため、瀉下薬としてヒマシ油を併用することが効果的である。

下欄
a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤 :一般用医薬品の対象は回虫と蟯虫です。
  2. 誤 :ひまし油と駆虫薬の併用により、駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなるため使用は避ける。

正解 4

出題範囲の解説ページ

第3章-9日目:Ⅲ-③胃腸鎮痛鎮痙、浣腸、 駆虫薬

 


問15 コレステロールと高コレステロール改善成分に関する次の記述について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a コレステロールは、胆汁酸等の生理活性物質の産生に重要な物質である。

b コレステロールの産生は、主として脾臓で行われる。

c パンテチンは、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用があるとされる。

d ソイステロールには、腸管におけるコレステロールの吸収を促す働きがあるとされる。

下欄
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 正 
  2. 誤 :コレステロールは肝臓で産生されます。
  3. 正 :パンテチンには、LDLの異化排泄を促進作用もあります。
  4. 誤 :コレステロールの吸収を抑制する。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

 


問16 循環器用薬に関する次の記述について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされている。

b コウカは、ニコチン酸の働きによって末梢の血液循環の改善効果を示すとされている。

c コエンザイムQ10を含有する一般用医薬品については、15歳未満の小児向けの製品はない。

d ヘプロニカートは、ビタミンCと組み合わせて用いられる場合が多い。

下欄
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネート の説明文
  2. 誤 :ヘプロニカートは末梢循環改善作用であり、ビタミンEを組み合わせられることが多い。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問17 貧血用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 銅はヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。

b コバルトはビタミンB6の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で配合されている。

c ビタミンCは、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つ目的で配合されている。

d 鉄製剤を服用して便が黒くなった場合は、直ちに使用を中止する必要がある。

下欄
a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 正 
  2. 誤 :コバルトはビタミンB12(シアノコバラミン)の構成成分、名前が似てます。
  3. 誤 :使用の中止を要する副作用ではない。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問18 婦人薬に関して、次の漢方処方製剤のうち、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることが知られているものの正しい組合せを下欄から選びなさい。

a 温清飲
b 温経湯
c 加味逍遙散
d 四物湯

下欄
1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)

 

 

解説

難易度がかなり高いため、後回しでも可

婦人科の項目における漢方処方薬で肝機能障害を起こす薬剤は、

温清飲、加味逍遙散 、桂枝茯苓丸、柴胡桂枝乾姜湯です。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問19 下表の成分を含む痔の薬(注入軟膏)に関する次の記述について、正しい組合せを下欄から選びなさい。
1個(2g)中
プレドニゾロン酢酸エステル 1mg
リドカイン 60mg
アラントイン 20mg
トコフェロール酢酸エステル 50mg

a 上表のプレドニゾロン酢酸エステルの含有量であれば、長期連用を避ける必要はない。

b この薬は、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。

c アラントインは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して配合されている。

d トコフェロール酢酸エステルは、肛門周囲の末梢血管を収縮させることによる止血効果を期待して配合されている。

下欄
1(a、b)
2(b、c)
3(a、d)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :今回注入軟膏なので、含有量によらず、長期連用は避ける。
  2. 正 :リドカインはまれにショックを起こす可能性がある。
  3. 誤 :トコフェロールは末梢の血行改善作用を示す。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問20 消毒薬の誤用・事故等による中毒への一般的な家庭における応急処置に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。

1 誤って飲み込んだ場合、多量の牛乳などを飲ませる。

2 誤って目に入った場合、顔を横に向けて上から水を流して、流水で十分に洗眼する。

3 誤って皮膚に付着した場合、流水をかけながら着衣を取り、中和剤を用いて流水で皮膚を十分に水洗する。

4 誤って吸入した場合、意識がないときは、新鮮な空気の所へ運び出し、人工呼吸などをする。

 

 

解説

誤って目や皮膚に付着した場合、流水をかける。中和剤は使用してはいけない。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-24日目:ⅩⅤ-① 消毒薬

 


出題範囲の解説ページまとめ

問11  :第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

問12      :第3章-8日目:Ⅲ-② 腸の薬

問13      :第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

問14      :第3章-9日目:Ⅲ-③胃腸鎮痛鎮痙、浣腸、 駆虫薬

問15      :第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

問16~17:第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

問18      :第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問19      :第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

問20      :第3章-24日目:ⅩⅤ-① 消毒薬

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執筆者:吉川 泰紀

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