登録販売者とは?メリット・デメリットや難易度など5つのポイント

登録販売者とは?メリット・デメリット

近年受験者数が伸びているの登録販売者ですが、まだまだ認知度は低く名前も知らない方が多いと思います。名前からではどんな職業かなかなか想像つかないですよね。

5つのポイントに分けて解説します。

5つのポイント

  1. 登録販売者とは 
  2. 受験者数、合格率、難易度
  3. メリット・デメリット
  4. 受験方法
  5. 2020年の試験日など
独学受験のポイントやテキストついてはこちらをお読みください。⇩
登録販売者独学受験6つのポイントとおすすめテキスト&過去問題集 5選
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登録販売者に限らずなにかの資格に挑戦する際、まず独学で勉強を考える人がほとんどだと思います。そんな方のため、独学での勉強方法を説明していきます。 1:独学合格は可能か ズバリ結論から言うと独学合格は可 ...

 


 

1: 登録販売者とは ?

登録販売者とは、2009年の改正薬事法(現:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の施行により新設された、一部の一般用医薬品を販売することができる専門家のことです。

薬を販売できるのは一般的に薬剤師をイメージしますよね。       

医薬品には大別して医療用医薬品要指導医薬品一般医薬品があります。

登録販売者は一般用医薬品の内、第2類と第3類の医薬品を販売することができます。

(各種医薬品の分類)

登録販売者の役割

  1. 適切な情報収集と説明によりセルフメディケーションを推進する役目
  2. 症状に応じ医療機関への受診を勧奨する役割があります。

セルフメディケーションとは、世界保健機関(WHO:World Health Organization)によれば、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」こととされています。

一般用医薬品のインターネット販売が可能となったため(2014年6月12日~)、登録販売者の活躍の場がますます期待できるようになりました。


 

2:受験者数・合格率・難易度(難しい?)

登録販売者試験は少なくとも年1回都道府県で施行されます。通例毎年8月から12月にわたって試験が行われます。

1)受験者数と合格率

受験者数は毎年増加していて、2017年度は6万人を超えています。

一方合格率は45%前後と一定の割合を維持していますので、しっかりと勉強すれば合格することができる試験です。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2018年 65443 26996 41.30%
2017年 61126 26606 43.50%
2016年 53369 23330 43.70%
2015年 49864 22901 45.90%
2014年 31362 13627 43.50%
2013年 28527 13381 46.90%
※同一人が複数の試験を受験し、複数の試験で合格している可能性があるため、受験者数及び合格 者数の計は延べ人数である。           (引用元:登録販売者試験実施状況|厚生労働省

 

2)難易度(難しい?)

他の試験との比較では、ファイナンシャルプランナー2級と同程度くらいだと思います。

試験の内容的はほぼ知識問題なので、焦らずコツコツと学習を進めていけば合格することができます。

 


 

3:メリット・デメリット

1)メリット

1:医薬品の基本的な知識が身につく

一般用医薬品に関する基本的な考え方や作用の仕組み、添付文書の記載事項など全般的な知識を学ぶことができます。

また医薬品は適正に使用していても副作用が起こり得るものです。登録販売者試験の学習を通じて一般用医薬品を使用することによる副作用について学ぶことができます。

2:手に職となり就職がしやすい

インターネットによる医薬品販売が可能となり、コンビニや、ドラックストア、大型量販店など多岐にわたるフィールドで、正職員、パートを含めた就職口がある。未経験での募集も多々あり、需要があります。

3:資格手当により給与が上がる場合がある

資格手当として平均5,000円前後が毎月付加され、正社員の年収は平均300~400万です。

パートに関しても時給数百円上がるところが多いようです。

4:受験資格がなく誰でもチャレンジできる

以前は実務経験が必要でしたが2015年より、どなたでも受験することが可能になりました。

また各都道府県に開催しているため、原則的に受験日が異なる多県での重複受験が可能です。

※令和2年の試験に関しては、新型コロナウイルスの影響により他県での受験ができない場合があり得ます。
 (詳細は各都道府県の試験案内をご確認ください。)

 

2)デメリット

1:給与の上振れが少ない

登録販売者として働く場合、給与を大きく増やすことはなかなか難しいかもしれません。

2:未経験の場合、試験合格後に実務経験が必要となる

実務経験がない場合、資格試験合格後に薬剤師、登録販売者の管理・指導の下、月80時間以上、通算5年以内に2年以上の実務経験が必要となります。それまでは、登録販売者(研修中)といった表示が必要です。

また、求人サイトでは経験有無で募集区別されていることがあり得ます。

3:外部研修が必要

登録販売者が医薬品販売を行う場合には、外部の研修を受けなければなりません。

毎年、少 なくとも計 12 時間以上の研修を受講することが必要とされています。


 

4:受験方法

1)受験願書の入手
インターネットより都道府県庁の公式サイトを検索し、受験願書を入手してください。

2)受験願書を提出
願書に必要事項を記入し、添付する書類とあわせて各都道府県の指定窓口へ提出します。
※願書の他、写真とその他各都道府県の必要書類を提出が必要

3)受験票の送付
受験票が送付されますので、試験会場や開始時刻の確認をしてください。

4)試験を受験
全120問の試験を、筆記試験(多肢選択式)で実施します。

5)合格発表
合格は公示により発表され、合格者には各都道府県知事より授与されます。

6)登録証の交付
合格者は各都道府県に販売従事登録申請を行うと、販売従事登録証が発行されます。

試験内容、合格基準はこちらで解説⇩

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5:各都道府県の2020年登録販売者試験の試験日など

下記表より都道府県のサイトにリンクしていますので、受験希望の都道府県の詳細をご確認ください。

また2019年より、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県の登録販売者試験については関西広域連合で実施しております。

該当の県については、関西広域連合の登録販売者試験に関するページにリンクしています。

※ 各都道府県では、願書受付期間のほか、願書配布期間もあるため合わせてサイトにてご確認ください。

新型コロナウイルスの影響により、延期(中止)の可能性もあるため、都道府県のサイトにてご確認ください。

都道府県
北海道 富山県 岡山県
岩手県 石川県 山口県
秋田県 岐阜県 島根県
福島県 静岡県 広島県
青森県 愛知県 鳥取県
宮城県 三重県 福岡県
山形県 福井県 長崎県
茨城県 奈良県 大分県
群馬県 滋賀県 熊本県
栃木県 京都府 佐賀県
新潟県 大阪府 宮崎県
山梨県 兵庫県 鹿児島県
長野県 和歌山県 沖縄県
東京都 徳島県  
埼玉県 愛媛県  
千葉県 香川県  
神奈川県 高知県  

登録販売者は決して難しい試験ではありません。インターネットによる医薬品販売が可能となった今、需要がありますので、目指す資格としてはお勧めです。

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2020年登録販売者試験対策
過去問題にフォーカスした薬剤師による独学サポートサイト
メディカルライフデザイン

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執筆者: 吉川 泰紀

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