2018年 奈良の登録販売者試験過去問題(午後)


登録販売者試験 過去問題

目次

2018年 奈良の過去問題(午後)

主な医薬品とその作用

医薬品の適正使用と安全対策

 

 

主な医薬品とその作用

問61 次のかぜ薬の配合成分とその配合目的の組み合わせについて、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  <配合成分>        <配合目的>

  1. クレマスチンフマル酸塩 ― くしゃみ、鼻汁を抑える
  2. デキストロメトルファン臭化水素酸塩 ― 咳を抑える
  3. アセトアミノフェン ― 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる
  4. プソイドエフェドリン塩酸塩 ― 痰の切れを良くする

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問62 次の漢方処方製剤のうち、かぜの症状の緩和に用いられ、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含むものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 柴胡桂枝湯
  2. 小柴胡湯
  3. 小青竜湯
  4. 葛根湯

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問63 次の解熱鎮痛薬の配合成分のうち、一般用医薬品において、15歳未満の小児に対して、いかなる場合も使用してはならないものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. アセトアミノフェン
  2. イブプロフェン
  3. イソプロピルアンチピリン
  4. アスピリン

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問64 解熱鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 解熱鎮痛薬は、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷自体を治すものでなく、発熱や痛みを緩和するために使用される。
  2. 解熱鎮痛薬による末梢でのプロスタグランジンの産生抑制は、循環血流量を減少させ、心臓に障害のある患者にとって症状の改善に役立つ。
  3. 解熱鎮痛薬による末梢でのプロスタグランジンの産生抑制は、腎臓での血流量の増加につながるため、腎機能の改善に役立つ。

    a b c
1 誤 正 誤
2 正 誤 誤
3 正 正 誤
4 誤 正 正
5 正 誤 正

 


問65 眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的な睡眠障害の緩和に用いられる。
  2. 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により、眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。
  3. ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることがある。

  a b c
1 正 誤 正
2 正 誤 誤
3 誤 正 正
4 誤 正 誤
5 誤 誤 正

 


問66 次の記述は、一般用医薬品におけるカフェインに関するものである。( )にあてはまる字句として、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は、カフェインとして( a )、1日摂取量はカフェインとして( b )が上限とされている。
   a    b
1 100mg 200mg
2 100mg 500mg
3 200mg 500mg
4 200mg 800mg
5 500mg 1,000mg

 


問67 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
  2. アミノ安息香酸エチルは、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。
  3. ジプロフィリンは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる作用を示す。
  4. ジメンヒドリナートは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑える作用を示す。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問68 小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分(生薬成分)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ユウタンは、ウシ科のサイカレイヨウ(高鼻レイヨウ)等の角を基原とする生薬で、緊張や興奮を鎮める作用を期待して用いられる。
  2. 小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏のほか、小建中湯がある。
  3. 夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状は、発達段階の一時的な症状と保護者が達観することも重要であり、小児鎮静薬を保護者側の安眠等を図ることを優先して使用することは適当でない。
  4. 小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

  a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 正
5 正 正 正 正

 


問69 次の記述は、鎮咳去痰薬の配合成分(生薬成分)に関するものである。該当する成分として、正しいものを1つ選びなさい。

この成分の摂取により糖尿病の検査値に影響を生じることがあり、糖尿病が改善したと誤認されるおそれがある。このため、1日最大配合量が原生薬として1.2g以上を含有する製品では、その添付文書等において、本剤の服用により、糖尿病の検査値に影響を及ぼすことがある旨が成分及び分量に関連する注意として記載されている。

1 セネガ
2 キキョウ
3 シャゼンソウ
4 ナンテンジツ
5 キョウニン

 


問70 口腔咽喉薬・含嗽薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. クロルヘキシジングルコン酸塩は、喉の粘膜を刺激から保護する成分として用いられる。
  2. トラネキサム酸は、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として用いられる。
  3. アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合される。
  4. ポビドンヨードが配合された含嗽薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 



問71 胃腸に作用する医薬品の配合成分とその配合目的の組み合わせについて、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

 <配合成分>     <配合目的>

  1. ピレンゼピン塩酸塩 ― 胃液の分泌を抑制する
  2. グリチルリチン酸二カリウム ― 胃粘膜の炎症を和らげる
  3. オウバク ― 胃酸の働きを弱める
  4. スクラルファート ― 消化管内容物中に発生した気泡の分離を促す

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問72 次の記述のうち、センノシドの主な薬理作用の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 消化管の平滑筋に直接作用して、消化管運動を調整する作用があるとされる。
2 腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、また、大腸を刺激して排便を促す。
3 結腸での水分の吸収を抑えて、糞便のかさを増大させる働きがあるとされる。
4 胃や小腸で消化されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激して瀉下作用をもたらすと考えられている。
5 腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる。

 


問73 ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 食あたりによる下痢の症状に用いられる。
  2. 一般用医薬品では、15歳未満の小児には適用がない。
  3. 胃腸鎮痛鎮痙薬と併用すると効果的である。
  4. 2~3日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問74 次の記述は、胃腸鎮痛鎮痙薬に関するものである。( )にあてはまる字句として、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。なお、同じ記号の( )には同じ字句が入る。

急な胃腸の痛みは、主として胃腸の過剰な動き(痙攣)によって生じる。消化管の運動は( a )系の刺激によって亢進し、また、( a )系は胃液分泌の亢進にも働く。そのため、( a )の伝達物質である( b )と受容体の反応を妨げることで、その働きを抑える成分が、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪)を鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、( c )や胸やけに対する効果も期待して用いられる。

  a     b        c
1 交感神経 アセチルコリン 便秘
2 交感神経 アドレナリン 胃酸過多
3 副交感神経 アドレナリン 便秘
4 副交感神経 アセチルコリン 胃酸過多
5 副交感神経 アセチルコリン 便秘

 


問75 心臓に作用する薬の配合成分(生薬成分)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用があるとされている。
  2. ゴオウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされている。
  3. ジャコウは、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされている。
  4. センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛み砕くと舌等が麻痺することがあるため、噛まずに服用することとされている。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問 76 高コレステロール改善薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
  2. パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用があるとされる。
  3. ビタミンB2は、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺れ)の緩和等を目的として用いられる。
  4. ビタミンEは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされる。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問77 貧血用薬(鉄製剤)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 鉄製剤を服用することにより、便が黒くなることがある。
  2. 鉄分の吸収は、空腹時のほうが高いとされているが、消化器系への副作用を軽減するには、食後に服用することが望ましい。
  3. 鉄製剤の服用の前後30分にタンニン酸を含む飲食物(緑茶、紅茶、コーヒー、ワイン、柿等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が良くなるので、鉄製剤の服用前後にこれらの飲食物を積極的に摂取することが望ましい。
  4. 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に鉄製剤を使用することが適当である。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問78 循環器用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. コウカには、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。
  2. ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
  3. ヘプロニカートは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。
  4. ユビデカレノンは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問79 外用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. リドカインが配合された坐剤及び注入軟膏では、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。
  2. 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、熱感刺激を生じさせるメントールが配合されている場合がある。
  3. 粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として、硫酸アルミニウムカリウムが配合されている場合がある。
  4. 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、クロタミトンが用いられる。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問80 次の泌尿器用薬の配合成分(生薬成分)のうち、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられるものとして、正しいものを1つ選びなさい。

1 ソウハクヒ
2 サンキライ
3 キササゲ
4 ウワウルシ
5 ブクリョウ

 



問81 婦人薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. トウキは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
  2. エチニルエストラジオールは、膣粘膜又は外陰部に適用されるものがあり、適用部位で局所的に薬効を示す。
  3. 五積散は、女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤であり、構成生薬にマオウを含む。
  4. 桂枝茯苓丸は、女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤であり、構成生薬にカンゾウを含む。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問82 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の刺激を伝達する交感神経系の働きを抑えることによって、くしゃみを抑えることを目的としている。
  2. ジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがある。
  3. 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。
  4. 葛根湯加川芎辛夷は、鼻の症状を主とする人に適する漢方処方製剤である。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問83 歯痛・歯槽膿漏薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)が修復されることにより歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品である。
  2. イソプロピルメチルフェノールは、歯肉溝での細菌の繁殖を抑える殺菌消毒成分である。
  3. カミツレは、キク科のカミツレの頭花を基原とする生薬で、抗炎症、抗菌などの作用を期待して用いられる。
  4. トコフェロールコハク酸エステルカルシウム は、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して配合されている。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問84 鼻炎用点鼻薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ、頭重(頭が重い)の緩和を目的として、鼻腔内に適用される外用液剤であるが、花粉症に適用する医薬品ではない。
  2. ヒスタミンの働きを抑えることにより、くしゃみや鼻水等の症状を緩和することを目的として、フェニレフリン塩酸塩が配合されている場合がある。
  3. 鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、リドカイン塩酸塩が配合されている場合がある。
  4. 局所(鼻腔内)に適用されるものであるが、成分が鼻粘膜を通っている血管から吸収されて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問85 次の眼科用薬の配合成分とその配合目的の組み合わせについて、正しいものを1つ選びなさい。

  <配合成分>                <配合目的>

  1. プラノプロフェン ― 視力調整等の反応を改善する作用
  2. コンドロイチン硫酸ナトリウム ― 目の調節機能を改善する作用
  3. ネオスチグミンメチル硫酸塩 ― 肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える作用
  4. ホウ酸 ― 炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用
  5. アスパラギン酸カリウム ― 新陳代謝を促し、目の疲れを改善する作用

 


問86 次の記述に当てはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを1つ選びなさい。

体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてり、口渇があるものの排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、痒み、夜尿症、しびれに適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 黄連解毒湯
2 柴朴湯
3 当帰芍薬散
4 六味丸
5 桂枝加芍薬湯

 


問87 殺菌消毒成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. アクリノールは、真菌、結核菌、ウイルスに対する殺菌消毒作用がある。
  2. クロルヘキシジン塩酸塩は、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
  3. ポビドンヨードは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたものである。
  4. チモール は、細菌や真菌類のタンパク質を変性させることにより殺菌消毒作用を示す。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問88 外皮用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 副腎皮質ホルモンと共通する化学構造を持つ主な成分として、デキサメタゾンやプレドニゾロン酢酸エステルがある。
  2. 広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎に適している。
  3. ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中に0.025mgを超えて含有する外皮用薬では、特に長期連用を避ける必要がある。
  4. 末梢組織の免疫機能を向上させる作用を示す。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問89 外皮用薬に用いられる非ステロイド性抗炎症成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ケトプロフェンは、主に皮膚の炎症によるほてりや痒み等の緩和を目的として用いられる。
  2. ジクロフェナクナトリウムは、主に筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫等に伴う痛みを鎮める目的として用いられる。
  3. インドメタシンは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える。
  4. フェルビナクは、殺菌作用を有するため、皮膚感染症に対しても効果がある。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問90 次の抗菌作用又は抗真菌作用を有する成分とその配合目的の組み合わせについて、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  <配合成分>      <配合目的>

  1. オキシコナゾール硝酸塩 ― 皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
  2. ブテナフィン塩酸塩 ― 菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える。
  3. シクロピロクスオラミン ― 皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げることにより、そ の増殖を抑える。
  4. ウンデシレン酸亜鉛 ― 患部をアルカリ性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 



問91 毛髪用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. カシュウは、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して配合されている。
  2. エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して配合されている。
  3. カルプロニウム塩化物は、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して配合されている。
  4. ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症作用を期待して配合されている。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問92 ニコチン及び禁煙補助剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. タバコの煙に含まれるニコチンは、肺胞の毛細血管から血液中に取り込まれると、すみやかに脳内に到達し、脳の情動を司る部位に働いて覚醒、リラックス効果などをもたらす。
  2. 市販されている禁煙補助剤は、咀嚼剤のみである。
  3. 口腔内がアルカリ性になるとニコチンの吸収が低下する。
  4. うつ病と診断されたことのある人では、禁煙補助剤の使用を避ける必要がある。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問93 ビタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. シアノコバラミンは、赤血球の形成を助ける。
  2. ピリドキシン塩酸塩は、過剰摂取した場合、高カルシウム血症、異常石灰化の症状 が現れることがある。
  3. リボフラビン酪酸エステルは 、タンパク質の代謝に関与し 、皮膚や粘膜の健康維持 、神経機能の維持に重要な成分である。
  4. アスコルビン酸ナトリウムは、歯ぐきからの出血、鼻出血の予防に用いられる。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 正
5 正 誤 誤 正

 


問94 滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。
  2. システインは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合がある。
  3. ガンマ-オリザノールは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。

  a b c
1 正 正 誤
2 正 誤 誤
3 誤 正 誤
4 正 正 正
5 誤 誤 正

 


問95 漢方の特徴・漢方薬使用における基本的な考え方に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、漢方薬とは明らかに別物である。
  2. 患者の「証」(体質及び症状)に合った漢方処方が選択されれば効果が期待できるが、合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を招きやすくなる。
  3. 漢方薬はすべからく作用が穏やかで、副作用が少なく、重篤な副作用は起きない。
  4. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であれば、生後3ヶ月未満の乳児にも使用することができる。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問96 消毒薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 次亜塩素酸ナトリウムは、酸性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生するため、混ざらないように注意する必要がある。
  2. クレゾール石鹸液は、ほとんどのウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。
  3. エタノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対する殺菌消毒作用を示す。

 a b c
1 正 誤 正
2 正 誤 誤
3 誤 正 正
4 誤 正 誤
5 誤 誤 正

 


問97 衛生害虫の防除に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 医薬品によるシラミの防除の方法には、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
  2. ゴキブリの卵は、医薬品の成分が浸透しやすいため、燻蒸処理を行う場合、一度で十分な殺虫効果を示す。
  3. ハエの防除の基本は、幼虫(ウジ)の防除であるが、厨芥(生ごみ)がビニール袋に入っているなどして薬液が浸透しない場合は、主に成虫の防除を行うことになる。
  4. 室内の換気を改善するとともに、湿度を上げることは、ダニの大量発生の防止につながる。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問98 次の殺虫剤の配合成分とその分類の組み合わせについて、正しいものを1つ選びなさい。

  <配合成分>     <分類>
1 ペルメトリン ― カーバメイト系
2 フェンチオン ― 有機塩素系
3 メトキサジアゾン ― オキサジアゾール系
4 ピリプロキシフェン ― 有機リン系
5 プロポクスル ― ピレスロイド系

 


問99 尿糖・尿タンパク検査に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 尿タンパク検査の場合、食後1~2時間を目安に採尿を行う。
  2. 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
  3. 正確な尿糖の検査のためには、中間尿ではなく出始めの尿を採取することが望ましい。
  4. 尿糖検査で異常がある場合、その要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿等のように高血糖を伴わない場合もある。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問100 妊娠検査薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 尿中の卵胞刺激ホルモン(FSH)の有無を調べるものである。
  2. 妊娠の早期判定の補助として使用する ものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定することはできない。
  3. 高温になると検出感度が低下するため、使用直前まで冷蔵庫内に保管する必要がある。
  4. 月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 



医薬品の適正使用と安全対策

問101 一般用医薬品の添付文書における記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 妊娠検査薬では、専門家による購入者等への情報提供の参考として、検出感度も併せて記載されている。
  2. 使用上の注意として、容認される軽微な症状については、記載されることはない。
  3. 使用上の注意は、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」から構成され、枠囲い、文字の色やポイントを替えるなど他の記載事項と比べて目立つように記載されている。
  4. 「消費者相談窓口」には、「薬剤師又は登録販売者がいる薬局、店舗に問い合わせること」と記載されている。

  a b c d
1 正 誤 正 誤
2 誤 正 正 正
3 誤 誤 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 


問102 医薬品の使用上の注意における高齢者のおよその年齢の目安として、正しいものを1つ選びなさい。

1 60歳以上
2 65歳以上
3 70歳以上
4 75歳以上
5 80歳以上

 


問103 一般用医薬品の添付文書における使用上の注意に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 摂取した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られているが、「してはいけないこと」の項で「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」として記載するほどではない場合、「相談すること」の項に「授乳中の人」と記載されている。
  2. 小児が使用した場合に特異的な有害作用のおそれがある成分を含有する医薬品では、通常、「次の人は使用(服用)しないこと」の項に「15歳未満の小児」、「6歳未満の小児」等と記載されている。
  3. 使用上の注意には、「服用前後は飲酒しないこと」など、小児では通常当てはまらない内容もあるが、小児に使用される医薬品においても、その医薬品の配合成分に基づく一般的な注意事項として記載されているものがある。

  a b c
1 正 正 誤
2 誤 正 正
3 誤 誤 正
4 正 誤 誤
5 正 正 正

 


問104 一般用医薬品の添付文書における使用上の注意に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 漢方処方製剤では、ある程度の期間継続して使用されることにより効果が得られるとされているものが多いが、長期連用する場合には、専門家に相談する旨が記載されている。
  2. 他の医薬品でアレルギーの既往歴がある人でも、使用しようとする医薬品でアレルギー症状を起こしたことがなければ、アレルギー性の副作用を生じるリスクは低いため、「相談すること」には当たらない。
  3. 「相談すること」の項に記載されているものは、医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべき事項である。
  4. 「本剤を使用(服用)している間は、次の医薬品を使用(服用)しないこと」と記載されている場合は、医療機関から処方された医療用医薬品の使用を自己判断で控えることが適当である。

  a b c d
1 正 誤 正 誤
2 誤 正 正 正
3 誤 誤 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 


問105 一般用医薬品の添付文書の「相談すること」に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 「医師(又は歯科医師)の治療を受けている人」は、要指導医薬品を使用する場合に医師(又は歯科医師)に相談することが必要であるが、一般用医薬品であれば、自己判断で使用し、相談しなくても差し支えない。
  2. 「妊娠又は妊娠していると思われる人」は、胎児への影響や妊娠という特別な身体状態を考慮して、一般的に、医薬品の使用には慎重を期す必要がある。
  3. 副作用については、まずまれに発生する重篤な副作用について副作用名ごとに症状が記載され、そのあとに続けて、一般的な副作用について発現部位別に症状が記載されている。
  4. 一般用検査薬では、検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。

  a b c d
1 正 誤 正 誤
2 誤 正 正 正
3 誤 正 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 


問106 医薬品の保管及び取扱いに関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 錠剤、カプセル剤、散剤等の医薬品を、直射日光の当たらない涼しい場所に保管することが望ましいので、冷蔵庫内に保管している。
  2. シロップ剤は、変質しにくいため、開封後も常時室温で保管している。
  3. 小児の手が届かない、目につきにくい場所に医薬品を保管している。

  a b c
1 正 正 誤
2 誤 正 正
3 誤 誤 正
4 正 誤 誤
5 正 正 正

 


問107 医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づく医薬品の副作用等の報告に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するためとの趣旨に鑑みて、医薬品によるものと疑われる、身体の変調・不調、日常生活に支障を来す程度の健康被害(死亡を含む。)について報告が求められている。
  2. 安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる健康被害についても報告がなされる必要がある。
  3. 医薬品との因果関係が明確でない場合は、報告の対象とならない。
  4. 保健衛生上の危害の発生又は拡大防止の観点から、医薬品の販売等に従事する専門家は、報告の必要性を認めた日から起算して、15日以内に報告書を厚生労働省あてに送付しなければならない。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問108 医薬品の副作用情報等の収集、評価及び措置に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

a 製造販売業者等は、製造販売をし、又は承認を受けた医薬品の副作用等によるものと疑われる死亡症例の発生を知ったときは、その旨を30日以内に厚生労働大臣に報告を行わなければならない。

b 各制度により集められた副作用情報は、厚生労働省において専門委員の意見を聴きながら調査検討が行われ、その結果に基づき、厚生労働大臣は、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、安全対策上必要な行政措置を講じている。

c 2006年6月の薬事法改正により、登録販売者も副作用等の報告を行う医薬関係者として位置づけられた。

  a b c
1 正 正 誤
2 誤 正 正
3 誤 誤 正
4 正 誤 誤
5 正 正 正

 


問109 医薬品副作用被害救済制度に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 医療費の給付は、副作用の原因となった医薬品の製造販売業者が直接行う。
  2. 医療費や医療手当などの各種給付の請求は、請求する者の住所地の市町村長に対して行う。
  3. 救済給付業務に必要なすべての費用は、医薬品の製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金で賄われる。
  4. 医学的薬学的判断を要する事項については、厚生科学審議会の諮問・答申を経て、厚生労働大臣が判定した結果に基づいて、医療費、障害年金、遺族年金等の各種給付が行われる。

  a b c d
1 誤 誤 正 誤
2 誤 誤 誤 誤
3 正 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 


問110 緊急安全性情報に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. A4サイズの黄色地の印刷物で、イエローレターとも呼ばれる。
  2. 医薬品、医療機器又は再生医療等製品について緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。
  3. 厚生労働省から医療機関や薬局等へ直接配布される。
  4. 医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達に限られ、一般用医薬品についての情報伝達には用いない。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 



問111 一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 2003年5月までに、一般用かぜ薬の使用によると疑われる重篤な副作用(間質性肺炎)の発生事例が、計26例報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業に対し、使用上の注意の改訂が指示された。
  2. 塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)含有医薬品について、2000年5月米国で、女性が食欲抑制剤(我が国での鼻炎用内服薬等における配合量よりも高用量)として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、米国食品医薬品庁(FDA)から、米国内における自主的な販売中止が要請された。
  3. アミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用で複数の死亡例が発生し、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。
  4. 小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、1994年1月、小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。

  a b c d
1 誤 誤 正 誤
2 誤 誤 誤 誤
3 正 正 正 正
4 誤 正 誤 誤
5 正 誤 正 正

 


問112 医薬品の適正使用及びそのための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
  2. 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
  3. 薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によるものであり、一般用医薬品では生じない。
  4. 医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちからの啓発が重要である。

  a b c d
1 誤 正 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 


問113 次の医薬品成分等のうち、一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、「次の診断を受けた人」として「心臓病」と記載される成分等について、正しいものを1つ選びなさい。

1 フェルビナク
2 芍薬甘草湯
3 リドカイン
4 アミノ安息香酸エチル
5 テオフィリン

 


問114 一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載される主な成分・薬効群とその理由の組み合わせについて、正しいものを1つ選びなさい。

  <主な成分・薬効群>   <理由>
1 ジフェンヒドラミン塩酸塩を主薬 ― 妊娠に伴う不眠は、睡眠改善薬の適用症とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)状ではないため
2 ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬 ― 接触皮膚炎、光線過敏症は妊娠中のみ誘発されるため
3 トラネキサム酸が配合された口腔咽喉薬 ― 分娩時出血の増加のおそれがあるため
4 ヒマシ油が配合された瀉下薬 ― 胎児の動脈管の収縮のおそれがあるため

 


問115 一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」と記載される主な成分・薬効群とその理由の組み合わせについて、正しいものを1つ選びなさい。

  <主な成分・薬効群>             <理由>
1 イブプロフェンが配合された解熱鎮痛薬 ― 乳児に頻脈を起こすことがあるため
2 ロートエキスが配合された内服薬 ― 乳児に貧血を起こすことがあるため
3 センノシドが配合された内服薬 ― 乳児に昏睡を起こすことがあるため
4 テオフィリンが配合された鎮咳去痰薬 ― 乳児に神経過敏を起こすことがあるため

 


問116.一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」として「肝臓病」と記載される主な成分・薬効群とその理由の組み合わせについて、正しいものを1つ選びなさい。

  <主な成分・薬効群>   <理由>
1 ピペラジンリン酸塩 ― 肝臓における代謝が円滑に行われず、体内への蓄積によって副作用が現れやすくなるため
2 アスピリン ― 間質性肺炎の副作用が現れやすいため
3 小柴胡湯 ― 胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがあるため
4 ガジュツ末・真昆布末を含む製剤  ― ナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、むくみ(浮腫)等の症状が現れるおそれがあるため

 


問117 一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」として記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせについて、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

 <基礎疾患等> <主な成分>

  1. 胃・十二指腸潰瘍 ― コデインリン酸塩水和物
  2. 高血圧 ― パパベリン塩酸塩
  3. 腎臓病 ― 水酸化マグネシウム
  4. 甲状腺機能亢進症 ― トリメトキノール塩酸塩水和物

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問118 一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の症状がある人」として記載される症状と主な成分の組み合わせについて、正しいものを1つ選び なさい。

  <症状> <主な成分>
1 けいれん ― ロペラミド塩酸塩
2 出血傾向 ― ブロメライン
3 排尿困難 ― ピペラジンリン酸塩水和物
4 はげしい腹痛 ― イソプロパミドヨウ化物

 


問119 次の一般用医薬品のうち、医薬品副作用被害救済制度の対象となるものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 点鼻薬
  2. 一般用検査薬
  3. 殺菌消毒剤(人体に直接使用するもの)
  4. 日本薬局方ワセリン

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 


問120 医薬品PLセンターに関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構により、平成7年7月の製造物責任法の施行と同時に開設された。
  2. 医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合には、医薬品PLセンターへの相談が推奨される。
  3. 消費者が、医薬品又は医療機器に関する苦情について製造販売元の企業と交渉するに当たっての相談を受け付けている。

  a b c
1 誤 正 誤
2 正 正 正
3 正 誤 正
4 正 誤 誤
5 誤 正 正

 


以上2018年 奈良の試験問題(午後)の問題60問でした。

ぜひ採点して、出来なかった問題、迷った問題の確認をしてみましょう。

お疲れさまでした。

2018年 奈良の過去問題  

内容 問題(解説付き) 模擬試験用(解説なし)
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 1~10 11~20

午前問題

答え

午後問題

答え

第2章 人体の働きと医薬品 1~10 11~20
第3章 主な医薬品とその作用 1~10 11~20 21~30 31~40
第4章 薬事関係法規・制度 1~10 11~20
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 1~10 11~20

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執筆者: 吉川 泰紀

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