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2017年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20


2017年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。


第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11~20

問 11 小児の医薬品使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 医薬品の使用上の注意において、「小児」という場合には、おおよその目安として「15歳未満」という年齢区分が用いられている。

2 医薬品によっては、形状等が小児向けに作られていないため、小児に対して使用しないことなどの注意を促している場合がある。

3 小児は、大人と比べて医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、 副作用がより強く出ることがある。

4 5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。

5 小児は、大人と比べて血液脳関門が発達しているため、吸収されて循環血液中に移行した 医薬品の成分が脳に達しやすい。

 

 

解説

小児は大人と比較し、血液脳関門が未発達なため、成分が脳に移行しやすい。

また小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いことも特徴です。

正解 5

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問 12 高齢者の医薬品使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。

b 高齢者であっても基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度副作用を生じるリスクが増大しているかを判断することは難しい。

c 一般用医薬品については、基本的には、定められた用量の範囲内で使用されることが望ましく、それ以下に量を減らしても十分な効果が得られなくなるだけで、必ずしも副作用を生じるリスクの軽減にはつながらない。

d 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合がある。

a b c d
1 正 正 誤 正
2 正 正 正 正
3 誤 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 正 正

 

 

解説

高齢者だからといって、定められた用量より減らして使用することは不適当です。定められた用量を守ることが大切です。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問 13 妊婦又は妊娠していると思われる女性及び母乳を与える女性(授乳婦)の医薬品使用に 関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売において専門家が情報提供や相談対応を行う際には、十分に配慮する必要がある。

b 医薬品の種類によっては、授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られている。

c ビタミンB2含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まる。

d 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については、添付文書において「相談すること」としているものが多い。

a b c d
1 正 正 誤 正
2 正 正 正 誤
3 誤 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :ビタミンAの説明文です。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問 14 プラセボ効果に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に( a )によらない作用を生じることをプラセボ効果( ( b )効果)という。 プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による( c )な変化等が関与して生じると考えられている。

a b c
1 薬理作用 偽薬 意図的
2 生理作用 相乗 自然発生的
3 生理作用 偽薬 意図的
4 薬理作用 相乗 意図的
5 薬理作用 偽薬 自然発生的

 

 

解説

この定義はよく出題されています。まる覚えしましょう。

  1. 薬理作用 
  2. 偽薬 
  3. 自然発生的

正解 5

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

 


問 15 医薬品の品質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医薬品は、適切な保管・陳列がなされなければ、医薬品の効き目が低下したり、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることがある。

b 医薬品の外箱等に記載されている「使用期限」は、未開封状態で保管された場合に品質が保持される期限である。

c 一般用医薬品は、購入された後、すぐに使用されるとは限らず、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、外箱等に記載されている使用期限から十分な余裕をもっ て販売がなされることが重要である。

d その品質が承認等された基準に適合しない医薬品、その全部又は一部が変質・変敗した物質から成っている医薬品の販売は禁止されている。

a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 正 正 正
3 誤 正 正 誤
4 誤 誤 誤 誤
5 正 誤 正 正

 

 

解説

  1. 正 :適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられないことも一緒に覚えましょう。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因


 


問 16 医薬品の販売等に従事する専門家が一般用医薬品の販売時に行う情報提供に関する記述 の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般の生活者においては、医薬品の添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について誤解を生じることもあるため、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行う必要がある。

b 情報提供は、説明した内容が購入者等にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら行うことにより、その実効性が高まる。

c 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合には、コミュニケーションを図る必要はない。

d 必ずしも情報提供を受けた購入者当人が医薬品を使用するとは限らないことを踏まえ、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。

a b c d
1 正 正 誤 正
2 誤 正 正 正
3 誤 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 誤
5 正 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :可能な限りのコミュニケーションを図りべきです

正解 1

出題範囲の解説ページ

第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問 17 一般用医薬品の役割の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 健康状態の自己検査

b 生活の質(QOL)の改善・向上

c 重度な疾病に伴う症状の改善

d 健康の維持・増進

a b c d
1 正 正 誤 正
2 正 正 正 正
3 誤 正 誤 誤
4 誤 誤 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :重度ではなく、軽度な疾病に伴う症状の改善です。

他にも生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防が挙げられます。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

 


問 18 HIV訴訟に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

HIV訴訟は、( a )患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が混入した原料( b )から製造された( c )製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。

a b c
1 白血病 血小板 アルブミン
2 血友病 血漿 アルブミン
3 血友病 血漿 血液凝固因子
4 白血病 血小板 血液凝固因子
5 血友病 血小板 血液凝固因子

 

 

解説

頻出問題です。

  1. 血友病 
  2. 血漿 
  3. 血液凝固因子

正解 3

出題範囲の解説ページ

第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問 19 以下のうち、亜急性脊髄視神経症(スモン)の原因となったものはどれか。

1 アスピリン

2 キノホルム製剤

3 小柴胡湯

4 サリドマイド製剤

5 ニコチン製剤

 

 

解説

スモン訴訟は整腸剤として発売されたキノホルム製剤による亜急性脊髄視神経症についての訴訟です。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

 


問 20 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)及びCJD訴訟に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a CJDの症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。

b CJD訴訟は、脳外科手術等に用いられていたヒト乾燥硬膜を介してCJDに罹患したことに対する損害賠償訴訟である。

c CJDは、細菌の一種であるプリオンが原因とされている。

d CJD訴訟の和解後、2002年に行われた薬事法改正により、生物由来製品の安全対策強化がなされた。

1(a,b)
2(b,c)
3(b,d)
4(a,c)
5(a,d)

 

 

解説

  1. 誤 :CJDは認知症に類似した症状が現れます。
  2. 誤 :CJDは細菌でもウイルスでもない、タンパク質の一種です。
  3. 正 :その他、感染等被害救済制度の創設がなされた。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史


 


出題範囲の解説ページまとめ

問11~15 :第1章-2日目:Ⅱ 医薬品の効き目 や安全性に影響を与える要因

問16~17:第1章-3日目:Ⅲ適切な 医薬品 選択と受診勧奨

問18~20:第1章-4日目:Ⅳ 薬害 の歴史

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執筆者:吉川 泰紀

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