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2017年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2017年 【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問21 婦人薬の漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものを下から一つ選びなさい。

体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。

1 温経湯

2 加味逍遙散

3 温清飲

4 四物湯

5 桂枝茯苓丸

 

 

解説

キーワードを記載します。

  1. 誤 :温経湯=唇が乾くものの月経不順、月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害
  2. 誤 :加味逍遙散=いらだちなどの精神神経症状
  3. 正 :温清飲=皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順血の道症がポイントです。
  4. 誤 :四物湯=胃腸障害のないものの月経不順産後あるいは流産後の疲労回復
  5. 誤 :桂枝茯苓丸=比較的体力があり、下腹部痛、足冷えを訴えるものの、月経不順、打ち身(打撲症)

正解 3

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問22 婦人薬として使用される五積散に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

( ア )で冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、不向きとされ、構成生薬として( イ )を含む。

  ア イ
1 体力中等度以上 マオウ
2 体力中等度以上 オウゴン
3 体力中等度以上 ダイオウ
4 体力中等度又はやや虚弱 マオウ
5 体力中等度又はやや虚弱 ダイオウ

 

 

解説

難易度が高い問題、優先度は低いです。五積散はマオウとカンゾウを含有します。

ア.体力中等度又はやや虚弱 

イ.マオウ

正解 4

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問23 内服アレルギー用薬に配合されている成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 アゼラスチンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す。

2 トラネキサム酸は、皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげる作用を示す。

3 プソイドエフェドリン塩酸塩は依存性がないが、メチルエフェドリン塩酸塩には依存性があるため、長期間にわたって連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。

4 メキタジンは、緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがある。

 

 

解説

  1. 正 :アゼラスチン=抗ヒスタミン成分
  2. 誤 :プソイドエフェドリンも依存性があります。
  3. 正 :メキタジンに限らず、抗ヒスタミン成分は緑内障を悪化する恐れがあります。

正解 3

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問24 鼻炎及び鼻炎用点鼻薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、局所(鼻腔内)に適用されるものであるため、全身的な影響は生じない。

イ 急性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症である。

ウ クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対して有効である。

エ 鼻粘膜の過敏性や痒みを抑えることを目的として、局所麻酔成分が配合されている場合がある。

1(ア、イ)
2(ア、ウ)
3(イ、エ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :粘膜からの吸収により全身的な影響が生じることがある。

イ.正 

ウ.誤 :クロモグリク酸はヒスタミンの遊離を抑える抗アレルギー成分であり、アレルギー性でない鼻炎等には無効です。

エ.正 :リドカインが配合されることがあります。

正解 3

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第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問25 眼科用薬及びその配合成分並びに点眼方法に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 一般点眼薬は、目の疲れや痒み、結膜充血、緑内障による目のかすみの症状を抑える成分が配合されている。

イ ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼すると、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着され、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点眼は避けることとされている製品が多い。

ウ ネオスチグミンメチル硫酸塩はコリンエステラーゼの働きを強める作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを抑制することで、目の調節機能を改善する効果を示す目的として用いられる。

エ サルファ剤は、ウイルス感染による結膜炎、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる。

ア イ ウ エ
1 正 正 誤 正
2 正 誤 正 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 誤 誤
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.誤 :わかりずらいですが、緑内障による目のかすみの症状には適応しません。

イ.正

ウ.誤 :ネオスチグミンはコリンエステラーゼの働きを阻害し、アセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善します。

エ.誤 :サルファ剤はウイルスではなく、細菌感染の症状を改善します。

正解 4

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問26 眼科用薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 プラノプロフェンは、ステロイド性抗炎症成分であり、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。

2 硫酸亜鉛は、眼粘膜のタンパク質と結合して被膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して配合されている場合がある。

3 アスパラギン酸カリウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して用いられる。

4 コンドロイチン硫酸ナトリウムは、結膜や角膜の乾燥を防ぐことを目的として用いられる。

 

 

解説

  1. 誤 :プラノプロフェンはステロイド性抗炎症成分

正解 1

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第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問27 きず口等の殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)と真菌、結核菌に対する殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。

イ オキシドールは、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。

ウ ヨウ素系殺菌消毒成分は、ヨウ素による酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。

エ ヨウ素の殺菌力は酸性になると低下するため、石鹸と併用する場合には、石鹸成分をよく洗い落としてから使用するべきである。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :アクリノールは一般細菌の一部に効きます。真菌、結核菌、ウイルスには効果がない。

イ.正 :オキシドールもアクリノール同様に一般細菌の一部に効きます。

ウ.正

エ.誤 :ヨウ素の殺菌力はアルカリ性で低下する。

正解 3

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第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

 


問28 痒み、腫れ、痛み等を抑える外皮用薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 デキサメタゾンは、末梢組織の免疫機能を高める作用を示し、細菌、真菌、ウイルスによる皮膚感染を防ぐ。

2 ジクロフェナクナトリウムは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える作用を示す。

3 ジフェンヒドラミンは、適用部位の組織に浸透して、肥満細胞から遊離したヒスタミンとその受容体タンパク質との結合を妨げることにより、患部局所におけるヒスタミンの働きを抑える。

4 ナファゾリン塩酸塩は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。

 

 

解説

  1. 誤 :外用ステロイド剤は末梢組織の免疫機能を低下させ、炎症を抑える。
  2. 正 :ナファゾリン=アドレナリン作動薬

正解 1

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第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

 


問29 痒み、腫れ、痛み等を抑えるために用いられる非ステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 インドメタシンは、殺菌作用があるため、皮膚感染症に対して効果がある。

2 インドメタシンを主薬とする外皮用薬では、11歳未満の小児(インドメタシン含量1%の貼付剤では15歳未満の小児)向けの製品はない。

3 ケトプロフェンは、喘息の副作用を引き起こす可能性があるため、喘息を起こしたことがある人では、使用を避ける必要がある。

4 まれに重篤な副作用として、光線過敏症が現れることがあるため、ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間だけでなく、使用後も紫外線に当たるのを避ける必要がある。

 

 

解説

  1. 誤 :インドメタシンは非ステロイド性抗炎症成分で、筋肉痛等の鎮痛に使用
  2. 正 :光線過敏症と言ったら、ケトプロフェン、ピロキシカム、ブフェキサマクなどが出題されています。

正解 1

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第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

 


問30 みずむし及びみずむし用薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

みずむしは( ア )の一種が皮膚に寄生することによって起こる疾患である。一般的に、じゅくじゅくと湿潤している患部には、( イ )が適すとされる。

ア イ
1 細菌類 軟膏又はクリーム
2 細菌類 液剤
3 ウイルス 軟膏又はクリーム
4 真菌類 液剤
5 真菌類 軟膏又はクリーム

 

 

解説

ア.真菌類

イ.軟膏又はクリーム

液剤は有効成分の浸透性が高いが、患部に対する刺激が強い。厚く角質化している部分には、液剤が適している。

正解 5

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第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

 


出題範囲の解説ページまとめ

問21~22:第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問23       :第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問24       :第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

問25~26:第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

問27   :第3章-17日目:Ⅹ-① 皮膚の 殺菌消毒

問28~29:第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

問30       :第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

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執筆者:吉川 泰紀

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