2017年 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問1~10


2017年【福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問1~10

問1 かぜ薬に配合される成分と、その期待される作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

     成分 作用
ア トラネキサム酸 ― くしゃみや鼻汁を抑える

イ グリチルリチン酸二カリウム ― 炎症による腫れを和らげる

ウ エテンザミド ― 発熱を鎮め、痛みを和らげる

エ ジフェンヒドラミン塩酸塩 ― 咳を抑える

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :トラネキサム酸=炎症による腫れを和らげる

イ.正

ウ.正

エ.誤 :ジフェンヒドラミン塩酸塩=くしゃみや鼻汁を抑える

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

 


問2 かぜ及びかぜ薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア かぜ薬には、解熱鎮痛成分(生薬成分の場合を除く。)の鎮痛作用を補助する目的で、カフェインが配合されている場合がある。

イ かぜ薬は、かぜの諸症状の緩和のほか、ウイルスの増殖抑制や排除を図るもので、総合感冒薬とも呼ばれる。

ウ 医薬品の販売等に従事する専門家においては、インフルエンザの流行期に小児用かぜ薬を販売する場合、解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンや生薬成分のみからなる製品の選択を提案したりする等の対応を図ることが重要である。

エ 「かぜ」は単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や喉などに感染して起こる上気道の慢性炎症の総称である。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 誤
4 誤 誤 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 

 

解説

ア.正

イ.誤 :かぜ薬は対症療法であり、ウイルスの増殖抑制、排除は図れません。

ウ.正 :15歳未満の小児にはアスピリン、サザピリン、イブプロフェンは適応外であり、加えてインフルエンザの15歳未満の小児にはサリチル酸アミド、エテンザミドは使用を避ける必要がある。

エ.誤 :かぜは慢性炎症ではなく、急性炎症です。

正解 3

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第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

 


問3 化学的に合成された成分を含有する解熱鎮痛薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1 イブプロフェンは、体内でのプロスタグランジンの産生を促進し、胃酸の分泌を減少させる。

2 解熱に関しては、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を増し、発汗を促進する作用が寄与している。

3 アスピリンアルミニウムは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。

4 まれに重篤な副作用としてアスピリン喘息を生じることが知られているが、これはアスピリン特有の副作用ではない。

 

 

解説

  1. 誤 :イブプロフェンはプロスタグランジンの産生を抑制し、胃酸分泌を減少させる。
  2. 正 

正解 1

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第3章-2日目:Ⅰ-②: 解熱鎮痛薬

 


問4 小児の疳及び小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 小児鎮静薬には、鎮静と中枢刺激のように相反する作用を期待する生薬成分が配合されている場合があるが、身体の状態によってそれらに対する反応が異なり、総じて効果がもたらされると考えられている。

イ 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。

ウ 生後3ヶ月未満の乳児には、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない漢方処方製剤を使用した方がよい。

エ 小建中湯は、構成生薬としてカンゾウを含んでおり、乳幼児に使用される場合は体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くなることがあることに加え、比較的長期間(1ヶ月位)服用することがあるので、偽アルドステロン症に注意する必要がある。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 正

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.誤 :漢方処方薬で、適用年齢の下限が設定されていないものは生後3ヶ月未満の乳児へ使用してはいけない。

エ.正

正解 2

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第3章-4日目:Ⅰ-④:鎮暈薬と小児鎮静薬について

 


問5 咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)として用いる漢方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 半夏厚朴湯は構成生薬としてカンゾウを含み、炎症を和らげ、特に小児喘息や気管支喘息に用いられる。

イ 麦門冬湯は水様痰の多い人には不向きとされる。

ウ 柴朴湯は、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。

エ 麻杏甘石湯は体力中等度以下で、痰が切れにくく、ときに強く咳こみ、又は咽頭の乾燥感があるもののから咳、しわがれ声に適すとされる。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :半夏厚朴湯はカンゾウを含有しません。

イ.正 :乾燥感のある人に適応します。

ウ.正

エ.誤 :麦門冬湯の説明文、から咳、しわがれ声がポイント 麻杏甘石湯はのどが渇く人の咳に適応しますが、から咳、しわがれ声はありません。

正解 3

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第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

 


問6 咳や痰が生じる仕組み及び鎮咳去痰薬の働きに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 呼吸器官に感染を起こしたときは、気道粘膜からの粘液分泌が減る。その粘液に、気道に入り込んだ異物や粘膜上皮細胞の残骸などが混じって痰となる。

イ 咳は、気管や気管支に何らかの異変が起こったときに、その刺激が末梢神経系に伝わり引き起こされる反応である。

ウ 鎮咳去痰薬には、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、内用液剤、シロップ剤のほか、口腔咽喉薬の目的を兼ねたトローチ剤やドロップ剤がある。

エ 咳はむやみに抑え込むべきではないが、長く続く咳は体力の消耗や睡眠不足をまねくなどの悪影響もある。

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.誤 :感染を起こすと、粘液分泌が増えて、痰がよく出ます。

イ.誤 :中枢神経に伝わり、延髄の咳嗽中枢働きで、咳が出る。

ウ.正

エ.正

正解 4

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第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

 


問7 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 口腔咽喉薬は、口腔内又は咽頭部の粘膜に局所的に作用して、それらの部位の炎症による痛み、腫れ等の症状の緩和を主たる目的とするもので、口腔及び咽頭の殺菌・消毒を目的とするものはない。

2 含嗽薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるため、全身的な影響を生じることはない。

3 口腔咽喉薬は、トローチ剤やドロップ剤のほか、口腔内に塗布して使用する外用液剤もある。

4 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用する場合、調製した濃度が濃いほど十分な効果が得られるとされる。

 

 

解説

  1. 誤 :殺菌、消毒目的もあります。(ポビドンヨードなど)
  2. 誤 :口腔粘膜から吸収さて、全身に影響を生じる恐れがある。
  3. 誤 :濃度は高くても、低くても十分な効果が得られない。

正解 3

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第3章-6日目:Ⅱ-②口腔咽喉薬、 含嗽薬

 


問8 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)の配合成分及び漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア 声がれ、喉の荒れ、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れの症状を鎮めることを目的として、セチルピリジニウム塩化物やポビドンヨードが用いられる。

イ ラタニアはクラメリア科のクラメリア・トリアンドラ及びその同属植物の根を基原とする生薬で、芳香による清涼感を目的として配合されている。

ウ 喉の粘膜を刺激から保護する成分として、グリセリンが配合されている場合がある。

エ 主として喉の痛み等を鎮めることを目的とし、咳や痰に対する効果を標榜しない漢方処方製剤として、桔梗湯、駆風解毒散 、白虎加人参湯があるが、これらはいずれも構成生薬としてカンゾウを含む。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 正
2 正 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

ア.誤 :セチルピリジニウム塩化物やポビドンヨードは殺菌消毒成分

イ.誤 :ラタニアは咽頭粘膜をひきしめる作用により炎症の寛解を促す目的で配合 清涼感はハッカ、ウイキョウ、チョウジ、ユーカリ

ウ.正

エ.正 :響声破笛丸を含め、口腔咽頭薬で出てくる生薬は全てカンゾウを含む。

正解 5

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第3章-6日目:Ⅱ-②口腔咽喉薬、 含嗽薬

 


問9 以下の胃腸薬に含まれる成分のうち、胃粘膜保護・修復作用を期待して配合される成分として、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア アズレンスルホン酸ナトリウム

イ トロキシピド

ウ ロートエキス

エ ジメチルポリシロキサン(別名ジメチコン)

1(ア、イ)
2(ア、エ)
3(イ、ウ)
4(ウ、エ)

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.誤 :ロートエキスは抗コリン作用で胃液分泌抑制作用

エ.誤 :ジメチコンは消泡作用

正解 1

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第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

 


問10 健胃薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

ア オウバクは、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、日本薬局方収載のオウバク末は止瀉薬としても用いられる。

イ ケイヒは、クスノキ科のシンナモムム・カッシアの樹皮又は周皮の一部を除いたものを基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。

ウ リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。

エ センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。

ア イ ウ エ
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 誤
5 誤 誤 誤 誤

 

 

解説

ア.正

イ.正

ウ.誤 :引っ掛け問題 ユウタンの説明文

エ.正

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

 


出題範囲の解説ページまとめ

問1~2  :第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

問3     :第3章-2日目:Ⅰ-②: 解熱鎮痛薬

問4       :第3章-4日目:Ⅰ-④:鎮暈薬と小児鎮静薬について

問5~6  :第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

問7~8  :第3章-6日目:Ⅱ-②口腔咽喉薬、 含嗽薬

問9~10:第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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