更新中

2018年 福井 滋賀 京都 和歌山 兵庫の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2018年(H30)【福井 滋賀 京都 和歌山 兵庫】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問21 貧血用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 鉄製剤を服用して便が黒くなった場合は、ただちに服用を中止する必要がある。

b 巨赤芽球貧血は、ビタミンB2が不足して生じる。

c 鉄製剤は、服用の前後30分にコーヒーを飲むと、鉄の吸収が悪くなることがある。

d 鉄要求量の増加する妊婦では、鉄欠乏性貧血の予防に鉄製剤を使用することが推奨される。

  a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 誤 正
3 誤 誤 正 誤
4 正 正 誤 誤
5 誤 誤 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:鉄製剤服用による黒色便は使用の中止を要する副作用ではない。
  2. 誤:ビタミンB2ではなく、ビタミンB12です。
  3. 正:コーヒーに含まれるタンニン酸と鉄が反応し、鉄の吸収が悪くなります。
  4. 誤:鉄製剤は予防ではなく、鉄欠乏性貧血に対して不足している鉄分を補充し、造血機能の回復を図る医薬品です。

正解 3

出題範囲のページ

第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問22 痔疾用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分として、正しいものはどれか。

1 リゾチーム塩酸塩
2 セチルピリジウム塩化物
3 テトラヒドロゾリン塩酸塩
4 ヒドロコルチゾン酢酸エステル
5 ジフェンヒドラミン塩酸塩

 

 

解説

  1. 誤:リゾチーム=抗炎症成分
  2. 誤:セチルピリジウム=殺菌消毒成分(手引きでは、セチルピリジニウムと表記あり)
  3. 誤:テトラヒドロゾリン=アドレナリン作動成分
  4. 誤:ジフェンヒドラミン=抗ヒスタミン成分

正解 4

出題範囲のページ

第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問23 婦人薬とその有効成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 女性ホルモン成分を含む婦人薬は、長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もある。

b サフランは、女性の滞っている月経を促す作用を期待して配合されている場合がある。

c 桂枝茯苓丸は、比較的体力があり、ときにのぼせて足冷えなどを訴えるものの月経不順、月経痛、更年期障害などに適すとされる。

d 当帰芍薬散は、体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛や肩こり、耳鳴りなどを訴えるものの月経不順、月経痛、 更年期障害などに適すとされる。

  a b c d
1 正 正 正 正
2 誤 誤 正 正
3 誤 誤 誤 正
4 正 正 誤 誤
5 正 誤 正 誤

 

 

解説

  1. 正:同じ作用を期待する生薬にコウブシがあります。
  2. 正:当帰芍薬散のキーワードとなる「産前産後あるいは流産による障害」を省いて出題されており、難易度の高い設問です。

正解 1

出題範囲のページ

第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問24 内服アレルギー用薬とその有効成分に関する記述の正誤について、正しい組 み合わせはどれか。

a プソイドエフェドリン塩酸塩は、他のアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系に対する作用が強い。

b 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用はあるが、抗コリン作用は示さない。

c ベラドンナは、ナス科の草本で、その葉や根に、副交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを含む。

d カンゾウは、皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている場合がある。

  a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 誤 正 誤
3 誤 正 正 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:抗ヒスタミン成分は抗コリン作用も示すため、副作用に排尿困難、口渇、便秘といった副作用が現れる。

正解 1

出題範囲のページ

第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問25 内服アレルギー用薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ケイガイは、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

b 茵蔯蒿湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適すとされる。

c 当帰飲子は、体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。

d 消風散は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされる。

  a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 正 正 正
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:設問は辛夷清肺湯の説明です。茵蔯蒿湯はカンゾウを含まず、便秘するものの蕁麻疹、口内炎に適すとされます。
  2. 正:当帰飲子のキーワードとして皮膚が乾燥するものの皮膚炎痒みが挙げられます。
  3. 正:消風散のキーワードとして、熱感があるものあせもが挙げられます。

正解 2

出題範囲のページ

第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬


問26 鼻炎用点鼻薬とその有効成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 鼻炎用点鼻薬は、主に慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状のうち、鼻づまり、鼻汁過多、くしゃみ、頭痛の緩和を目的としている。

b ナファゾリン塩酸塩を含有する点鼻薬は、過度に使用されると、鼻閉がひどくなりやすい。

c 点鼻薬に用いられる抗ヒスタミン成分は、全身作用を目的としている。

d クロモグリク酸ナトリウムを含有する一般用医薬品の点鼻薬は、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える作用を示し、医療機関における減感作療法等のアレルギー治療の妨げとなるおそれがある。

  a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 正 誤 誤
4 誤 誤 正 誤
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:一般用医薬品全般に「慢性」には適しません。鼻炎用点鼻薬の対象は、急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎に使用されます。
  2. 誤:点鼻薬は全般に局所作用を目的としています。

正解 5

出題範囲のページ

第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

 


問27 眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ソフトコンタクトレンズをしたままで点眼をする場合には、防腐剤が配合されている製品を選ぶべきである。

b 点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じるが、その際、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐため、目頭を押さえると効果的とされる。

c 一般的に、点眼薬の1滴の薬液量は、結膜嚢の容積より少ない。

d 点眼薬は、その使用が原因となり、全身性の副作用として、皮膚に発疹、 発赤、痒み等が現れることがある。

  a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 誤
3 誤 正 正 正
4 正 誤 誤 正
5 誤 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:防腐剤がコンタクトレンズの吸着し、角膜に障害の原因となるため避ける必要がある。
  2. 誤:一滴量は約50μLで、結膜嚢の容積は約30μLであるため、一滴で十分です。

正解 5

出題範囲のページ

第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

 


問28 外皮用薬として用いられる非ステロイド性抗炎症成分に関する記述につい て、正しいものの組み合わせはどれか。

a フェルビナクは、皮膚の下層にある骨格筋や関節部まで浸透してプロスタグランジンの産生を抑える。

b ピロキシカムは、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと考えられている。

c インドメタシンは、筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫等による鎮痛等を目的として用いられる。

d ジクロフェナクナトリウムは、殺菌作用があり、皮膚感染症に対しても効果がある。

1(a、b)
2(a、c)
3(b、d)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:ピロキシカムは非ステロイド性抗炎症成分で、プロスタグランジンの産生を抑制することで、筋肉痛等の鎮痛に用いられます。
  2. 誤:ジクロフェナクナトリウムは非ステロイド性抗炎症成分で、鎮痛に用いられます。

正解 2

出題範囲のページ

第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

 


問29 外皮用薬として用いられる成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ヘパリン類似物質は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することにより保湿作用を示す。

b ケトプロフェンは、胎児への影響を考慮して、妊婦への使用を避けるべきである。

c カルプロニウム塩化物は、女性ホルモンに類似した作用により、脱毛抑制効果がある。

d クロルフェニラミンマレイン酸塩は、虫刺されによる一時的かつ部分的な皮膚症状(ほてり、腫れ、痒み等)の緩和を目的として用いられる。

  a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 誤 正 誤
3 誤 正 正 誤
4 誤 誤 誤 正
5 正 正 誤 正

 

 

解説

  1. 正:ヘパリンは患部の血行促進の他、抗炎症、保湿作用も示す。
  2. 誤:カルプロニウム塩化物はコリン作用による血管拡張、血行促進作用による発毛効果があります。

正解 5

出題範囲のページ

第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿

(c:第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と発毛

 


問30 みずむしとその治療に用いる医薬品の有効成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a みずむしは、皮膚に常在する桿菌の一種が繁殖することが原因で起こる疾患である。

b オキシコナゾール硝酸塩は、みずむしの原因菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。

c ブテナフィン塩酸塩は、みずむしの原因菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。

d みずむしは、古くから知られており、様々な民間療法が存在することから、それらと医薬品の使用とを併用することが、治療に有用であることが多い。

1(a、b)
2(a、d)
3(b、c)
4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:設問はにきびの説明文です。みずむしは皮膚糸状菌という真菌類の一種の寄生によって起こる疾患です。
  2. 誤:民間療法は科学的根拠が見いだされないものも多く、症状が悪化する場合がある。

正解 3

出題範囲のページ

第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛


出題範囲の解説ページまとめ

問21    :第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

問22    :第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

問23    :第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問24~25 :第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問26    :第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

問27    :第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

問28~29 :第3章-18日目:Ⅹ-② 皮膚の痛み 、痒み、保湿 

問30    :第3章-19日目:Ⅹ-③ 皮膚の 抗菌、抗真菌と 発毛

福井 滋賀 京都 和歌山 兵庫の過去問題に戻る

広告A

広告b

2019年登録販売者試験対策
過去問題にフォーカスした薬剤師による独学サポートサイト
メディカルライフデザイン



更新日:

執筆者:吉川 泰紀

Copyright© 2019年登録販売者試験対策 , 2019 All Rights Reserved.