2017年 鳥取 島根 岡山 広島 山口の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問21~30


2017年【鳥取 島根 岡山 広島 山口】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

 


第3章 主な医薬品とその作用 問21~30

問 21 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、痺 しび れ)の緩和等を目的として使用される。

b 大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。

c ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 正 :同じ作用を示すものに、リノール酸もあります。

正解 3

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第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

 


問 22 循環器用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ヘプロニカートは、ピルビン酸が遊離し、そのピルビン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされる。

b ユビデカレノンは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。

c コウカには、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされる。

d ルチンは、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。

a b c d
1 正 誤 誤 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 正
5 誤 正 正 誤

 

 

解説

  1. 誤 :ヘプロニカートはニコチン酸を遊離します。
  2. 正 :冷え症及び血色不良にも用いられる。

正解 4

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第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問 23 貧血に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 一般的な症状として、疲労、動悸、息切れ、血色不良、頭痛、耳鳴り、めまい、微熱、皮膚や粘膜の蒼白(青白くなること)、下半身のむくみ等が現れる。

2 鉄分の摂取不足を生じても、ただちに貧血の症状は現れないが、持続的に鉄が欠乏すると、 ミオグロビンが減少して貧血症状が現れる。

3 鉄欠乏状態を生じる要因としては、日常の食事からの鉄分の摂取不足及び鉄の消化管から の吸収障害による鉄の供給量の不足、消化管出血等が挙げられる。

4 体の成長が著しい年長乳児や幼児、月経血損失のある女性、鉄要求量の増加する妊婦・母 乳を与える女性では、鉄欠乏状態を生じやすい。

 

 

解説

  1. 誤 :鉄欠乏により、ヘモグロビンが減少することで、貧血になる。

正解 2

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第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

 


問 24 痔及び痔疾用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 痔疾用薬のうち注入軟膏は、その成分が直腸粘膜から吸収されて循環血流中に入ることはない。

b 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下・整腸成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的なものである。

c 痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、クロタミトンのような組織修復成分が用いられることがある。

d 直腸粘膜には知覚神経が通っていないため、直腸粘膜にできた内痔核は自覚症状が少ない。

1( a,b )
2( a,c )
3( a,d )
4( b,c )
5( b,d )

 

 

解説

  1. 誤 :一部吸収されて全身作用を示します。
  2. 誤 :クロタミトンは熱感刺激による痒みを抑える。組織修復=アラントイン等

正解 5

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問 25 痔の薬の配合成分とその配合目的の関係が正しいものの組み合わせはどれか。

(配合成分) (配合目的)
a アラントイン - 殺菌消毒
b 酸化亜鉛 - 粘膜の保護・止血
c ビタミンE - 末梢血管の血行改善
d カンフル - 組織修復

1( a,b )
2( a,c )
3( b,c )
4( b,d )
5( c,d )

 

 

解説

  1. 誤 :アラントイン=組織修復
  2. 誤 :カンフル=冷感刺激

正解 3

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬


 


問 26 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適するものはどれか。

体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

1 竜胆瀉肝湯

2 六味丸

3 八味地黄丸

4 牛車腎気丸

 

 

解説

  1. 正 :竜胆瀉肝湯=こしけ(おりもの)、頻尿
  2. 誤 :六味丸=尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてり
  3. 誤 :八味地黄丸=尿量減少又は多尿、しびれ、高血圧の随伴症状
  4. 誤 :牛車腎気丸=尿量減少し、しびれ、高血圧の随伴症状

正解 1

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第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

 


問 27 婦人薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a トウキは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。

b グルクロノラクトンは、滋養強壮作用を目的として配合されている場合がある。

c エストラジオールは、乳汁中には移行しないため、母乳を与える女性も使用してよい。

a b c
1 正 誤 誤
2 正 正 誤
3 正 正 正
4 誤 誤 正
5 誤 正 正

 

 

解説

  1. 正 :肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがある。
  2. 誤 :乳汁中に移行するため、使用を避ける。また妊娠中にも、胎児に先天性異常の報告があるため、避ける。

正解 2

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第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

 


問 28 蕁麻疹に関する以下の記述について、 ( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わ せはどれか。なお、2箇所の( a )内はいずれも同じ字句が入る。

蕁麻疹については、アレルゲン(抗原)との接触以外に、皮膚への物理的な刺激等によって( a )が( b )から遊離して生じるものも知られている。また、食品が傷むと( a )に類似した物質が生成することがあり、そうした食品を摂取することによって生じる蕁麻疹もある。

a b
1 ヒスタミン 貪食細胞
2 ヒスタミン 肥満細胞
3 ヒスチジン 肥満細胞
4 ヒスチジン 貪食細胞

 

 

解説

  1. ヒスタミン
  2. 肥満細胞

正解 2

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問 29 アレルギー用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 医療機関でモノアミン還元酵素阻害剤を処方されて治療を受けている人が、プソイドエフェドリン塩酸塩が配合された鼻炎用内服薬を使用した場合、体内でのプソイドエフェドリンの代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれが高い。

b ジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。

c 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

a b c
1 正 正 正
2 正 誤 正
3 誤 正 誤
4 誤 誤 正
5 誤 誤 誤

 

 

解説

かなり難易度の高い問題です。

  1. 誤 :モノアミン酸化酵素阻害薬、還元酵素阻害ではありません。
  2. 誤 :辛夷清肺湯、茵蔯蒿湯はカンゾウを含みません。

正解 3

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第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

 


問 30 鼻に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 点鼻薬は局所(鼻腔内)に適用されるものであるが、成分が鼻粘膜を通っている血管から吸収されて循環血液中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。

b スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用前に鼻をよくかんでおく必要がある。

c 抗アレルギー成分は、アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効であり、3日間使用して症状の改善がみられないような場合には、アレルギー以外の原因による可能性が考えられる。

a b c
1 正 正 正
2 正 誤 正
3 誤 正 誤
4 誤 誤 正
5 誤 誤 誤

 

 

解説

すべて手引きの通りです。

正解 1

出題範囲の解説ページ

第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬


 


出題範囲の解説ページまとめ

問21        :第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 、高コレステロール

問22~23 :第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

問24~26 :第3章-12日目:Ⅴ- 痔 の薬、泌尿器用薬

問27        :第3章-13日目:Ⅵ 婦人薬

問28~29 :第3章-14日目:Ⅶ 内服アレルギー用薬

問30        :第3章-15日目:Ⅷ 点鼻薬

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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