2017年 徳島 香川 愛媛 高知の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問1~10


2017年【徳島 香川 愛媛 高知】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問1~10

問1 かぜ薬に配合される次の鎮咳成分のうち、依存性があるものの正しい組合せを下欄から選びなさい。

a コデインリン酸塩

b ジヒドロコデインリン酸塩

c デキストロメトルファン臭化水素酸塩

d ノスカピン

下欄
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

鎮咳去痰薬の中で、依存性があるのは、麻薬性鎮咳去痰薬です。

  1. 正 :麻薬性
  2. 正 :麻薬性
  3. 誤 :非麻薬性
  4. 誤 :非麻薬性

正解 1

出題範囲の解説ページ

第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

 


問2 下表の成分を含むかぜ薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。
1日服用量中
クレマスチンフマル酸塩 1.34mg
ベラドンナ総アルカロイド 0.3mg
ブロムヘキシン塩酸塩 12mg
アセトアミノフェン 900mg
ジヒドロコデインリン酸塩 24mg
ノスカピン 48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60mg
無水カフェイン 75mg
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体) 24mg

1 ブロムヘキシン塩酸塩は、去痰作用が期待できる。

2 アセトアミノフェンは、末梢における抗炎症作用が期待できる。

3 ノスカピンは、中枢神経系に作用して咳を抑える目的で配合されている

4 無水カフェインは、解熱鎮痛成分の鎮痛作用を補助する目的で配合されている。

 

 

解説

アセトアミノフェンは中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない

その分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は少なく、空腹時に服用できる製品もある。

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬
(1 第3章-2日目:Ⅰ-②: 解熱鎮痛薬

 


問3 かぜの症状緩和に用いられる次の漢方処方製剤のうち、カンゾウを含まないものを1つ選びなさい。

1 小青竜湯

2 麦門冬湯

3 半夏厚朴湯

4 桂枝湯

5 小柴胡湯

 

 

解説

半夏厚朴湯を除くいずれも、構成生薬としてカンゾウ(甘草)を含む。

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

 


問4 眠気を促す薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

a ブロモバレリル尿素は、妊婦又は妊娠していると思われる女性には使用を避けるべきである。

b 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象とする。

c 生薬成分のみからなる鎮静薬は、飲酒を避けることとはなっていないが、アルコールが睡眠の質を低下させ、医薬品の効果を妨げることがある。

d 加味帰脾湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる。

下欄
a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 正 誤 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 正 正 誤
5 誤 正 正 正

 

 

解説

  1. 誤 :慢性的は不眠は対象外です。この他、一般用医薬品は原則慢性疾患は適応外です。
  2. 正 :加味帰脾湯=血色が悪く、熱感を伴うものの貧血、不眠

正解 1

出題範囲の解説ページ

第3章-3日目:Ⅰ-③: 眠気に関する医薬品

 


問5 かぜ薬に関して、副作用とそれを生じることがある主な配合成分の関係の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

(副作用) (配合成分)
a 肝機能障害 ― アスピリン

b 腎障害 ― イブプロフェン

c 眠気 ― 抗ヒスタミン成分

d 便秘 ― コデインリン酸塩

下欄
a b c d
1 誤 正 正 正
2 正 誤 正 正
3 正 正 誤 正
4 正 正 正 誤
5 正 正 正 正

 

 

解説

正解 5

出題範囲の解説ページ

第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

 


問6 カフェインに関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。

a カフェインは、腎臓で水分の再吸収を促進するとともに、膀胱括約筋を収縮させる働きがあり、尿量の減少をもたらす。

b 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は、カフェインとして500mg、1日摂取量は1,000mgが上限とされている。

c カフェインには、作用は弱いながら反復摂取により依存を形成する性質がある。

d カフェインは、副作用として不安、頭痛、動悸等を生じることがある。

下欄
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :カフェインは腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制による、利尿作用がある。
  2. 誤 :1回200㎎、1日500㎎が上限

正解 4

出題範囲の解説ページ

第3章-3日目:Ⅰ-③: 眠気に関する医薬品

 


問7 下表の成分を含む鎮咳去痰薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。
1日服用量中
キキョウ末 70mg
キョウニン末 5.0mg
セネガ末 3.0mg
カンゾウ末 50mg

a キキョウは、キキョウ科のキキョウの花期の全草を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられる。

b キョウニンは、バラ科のホンアンズ等の種子を基原とする生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされる。

c セネガは、ヒメハギ科のセネガ又はヒロハセネガの葉を基原とする生薬である。

d カンゾウを大量に摂取するとグリチルリチン酸の大量摂取につながり、偽アルドステロン症を起こすおそれがある。

下欄
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

特にCは難易度が高め、基原は余裕がなければ、後回しで問題ない

  1. 誤 :キキョウ=痰又は痰を伴う咳に使用 鎮咳ではなく、去痰
  2. 誤 :根を基原とする生薬
  3. 正 

正解 3

出題範囲の解説ページ

第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

 


問8 うがい薬に関して、配合成分と作用の関係について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。

(配合成分) (作用)
a グリチルリチン酸二カリウム ― 抗炎症

b トラネキサム酸 ― 殺菌消毒

c グリセリン ― 局所保護

d ベンゼトニウム塩化物 ― 抗ヒスタミン

下欄
1(a、b) 2(a、c) 3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤 :トラネキサム酸=抗炎症
  2. 誤 :殺菌消毒

正解 2

出題範囲の解説ページ

第3章-6日目:Ⅱ-②口腔咽喉薬、 含嗽薬

 


問9 下表の成分を含む胃腸薬に関する次の記述について、誤っているものを1つ選びなさい。
1日服用量中
トリメブチンマレイン酸塩(TM) 300mg
ビオヂアスターゼ2000 120mg
リパーゼAP6 45mg
カンゾウ末 150mg
ロートエキス 30mg
炭酸水素ナトリウム 300mg
降炭酸カルシウム 600mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(乾燥物換算) 240mg

1 リパーゼAP6は、炭水化物、脂質等の分解に働く酵素を補うことを目的に配合されている。

2 ロートエキスは、過剰な胃液の分泌を抑える作用を期待して配合されている。

3 炭酸水素ナトリウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。

4 この胃腸薬は、炭酸飲料での服用は適当でない。

 

 

解説

  1. 誤 :リパーゼAP6は脂質の分解に働く酵素
  2. 誤 :ゼラチン状の皮膜を形成するのは、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
  3. 正 :炭酸水素ナトリウムは酸性度の高いものと一緒に服用することで、中和作用が低下する

正解 解なし

出題範囲の解説ページ

第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

 


問10 コンタクトレンズ装着液については、配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまる製品が、医薬部外品として認められている。次の成分のうち、あらかじめ定められた成分として誤っているものを1つ選びなさい。

1 グリチルリチン酸二カリウム

2 ポリビニルピロリドン

3 塩化ナトリウム

4 アミノエチルスルホン酸

5 アスパラギン酸カリウム

 

 

解説

上記設問に認められている成分

アスパラギン酸カリウム、アミノエチルスルホン酸、塩化ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン

正解 1

出題範囲の解説ページ

第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬
(出題頻度が低いため、解説ページに薬品名の記載はしていない)

 


出題範囲の解説ページまとめ

問1~3:第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

問4   :第3章-3日目:Ⅰ-③: 眠気に関する医薬品

問5     :第3章-1日目:Ⅰ-①かぜ薬

問6   :第3章-3日目:Ⅰ-③: 眠気に関する医薬品

問7     :第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

問8    :第3章-6日目:Ⅱ-②口腔咽喉薬、 含嗽薬

問9    :第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

問10  :第3章-16日目:Ⅸ 眼科用薬

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更新日:

執筆者:吉川 泰紀

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