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2章:人体の働きと医薬品

第2章-1日目:Ⅰ-①: 消化器系

更新日:

消化器系

登録販売者試験の解説とポイントを過去問題にフォーカスして記載していきます。

厚生労働省の試験問題作成の手引きを基に分かり易い内容に変えて解説しています。

実際の過去問題から作成したポイントテストもありますので、
是非解いて見てくださいね。

独学で学ばれている方も含め問題なく解けることが実感できるかと思います。

今回から第2章 人体の働きと医薬品 :Ⅰ人体の構造と働き を説明していきます。

(所要時間 23分)

第2章:人体の働きと医薬品

問題概要:

試験問題の配点として、2章で20問あります1章と比較し、びっくりするくらい内容が濃くなっています。今後の3章以降を学ぶにあたって、知識の基盤になりますので、2章の底固めが大切です。

2章は「いかに頭の中にイメージできるか」がキーポイントになります。図での解説を丁寧にしていきますので、図を確認してイメージを膨らませてください。また第2章より小分けにして記載します。着実に学んでいきましょう。

(問題作成の手引きにて第2章のポイントが記載されていますので、覚える必要はありませんが、一読しておきましょう。)

問題作成のポイント

 ○ 身体の構造と働き、薬の働く仕組み、副作用の症状等に関する基本的な知識を、購入者への情報提供や相談対応に活用できること 
(引用:試験問題の作成に関する手引き|厚生労働省

1 胃・腸、肝臓、肺、心臓、腎臓などの内臓器官

その前に

ヒトの体は、細胞が集まって構成されており、関連する働きを持つ細胞が集まって組織を作り、複数の組織が組み合わさって一定の形態を持ち、特定の働きをする器官が形成される。

器官が互いに連絡して協働し、全体として一つの機能を持つ場合、それらを器官系という。 また、細胞と細胞の間には、カルシウム化合物、粘液物質、膠原線維等の物質が存在し、これを細胞間質という。

細胞⇨組織⇨器官⇨器官系という流れで構成されています。
    学校で例えるなら、生徒⇨クラス⇨学年⇨学校といった感じですね。

 

補足情報
過去問題にも、手引きにもありませんが、理解しやすくするための情報です。暗記する必要はありませんので読み流してください。
ただ、消化器系を理解するのに役立ちます。

栄養とは:
栄養とは、メインとなる栄養素が炭水化物、タンパク質、脂質です。そこに、ビタミンとミネラルが加わり5大栄養素と言われます。

  • 炭水化物:デンプンです。そのため、消化してブドウ糖などの糖に変わります。
  • タンパク質:筋肉の元になる物です。消化してアミノ酸に変わります。
  • 脂質:脂は消化することで、より小さなグリセロールと脂肪酸に変わります。

 

 

1)消化器系

飲食物を消化して栄養分として吸収し、その残滓[ざんし] を体外に排出する器官系です。

大別すると、2つに分けられます。

  • 消化管口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛門 【頻出】
       ※口腔から肛門まで、平均的な成人で全長約9m続く管
  • 消化腺唾液腺、肝臓、胆嚢[たんのう] 、膵臓[すいぞう] 【頻出】
       ※消化液を分泌するための器官

消化管は、飲食物をそのままの形で栄養分として利用できず、消化管で吸収される形に分解する必要がある。
そのための2種類の消化について区別してイメージしましょう。

  • 化学的消化:消化液に含まれる消化酵素[こうそ]の作用によって飲食物を分解する。
  • 機械的消化:口腔における咀嚼[そしゃく]や、消化管の運動などによって消化管の内容物を細かくして消化液と混和し、化学的消化を容易にする。

※咀嚼とは、食物を細かくなるまでよくかむこと。

(消化器系の全体像は図を参考)

 

ポイントテスト1

下記問題を正誤で答えよ(回答は下)

(1)消化管には、口腔 、咽頭、食道、胆嚢が含まれる。

(2)消化腺には、肝臓、膵臓が含まれる。

(3)化学的消化とは、消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解することをいう。

(4)消化器系とは、飲食物を消化して生命を維持していくため必要な栄養分として吸収し、その残滓を体外に排出する器官系である。

(5)消化管は、口腔から大腸まで続く管である。 

 

 

回答と解説
ポイントテスト1
(1)×:胆嚢は消化腺になります。
     また注意点ですが、喉頭は呼吸器系のため、注意です。咽頭・喉頭ともに馴染みがないですが、
     喉頭の「喉」は呼吸と覚えましょう。
(2)○
(3)○:頻出問題です。機械消化と対比してイメージしてください。
(4)○
(5)×:口腔から肛門までを指します。

 

a) 口腔 (こうくう)

① 歯

歯は、歯周組織によって上下の顎の骨に固定されている。歯槽骨[しそうこつ]の中に埋没している歯の部分を歯根[しこん]、歯頚[しけい](歯肉線のあたり)を境に口腔に露出する部分を歯冠[しかん]という。

歯冠の表面はエナメル質で覆われ、体で最も硬い部分となっている。エナメル質の下には象牙質[ぞうげしつ]と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる

歯の齲蝕[うしょく]いわゆる「むし歯」が象牙質に達すると、神経が刺激されて、歯がしみたり痛みを感じるようになる。 

② 舌

舌の表面には、舌乳頭[ぜつにゅうとう]という無数の小さな突起があり、味覚を感知する部位である味蕾[みらい] が分布している。舌は味覚を感知するほか、飲食物を撹拌して唾液と混和させる働きがある。

③ 唾液腺 

唾液には、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素(プチアリン唾液アミラーゼともいう。)が含まれ、味覚の形成にも重要な役割を持つ。

またリゾチーム等の殺菌・抗菌物質が含まれている。味覚の形成にも重要な役割を持つ唾液によって口腔内は pHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。 

※pHとは酸性・アルカリ性の程度をあらわす単位

ポイントテスト2

下記問題を正誤で答えよ(回答は下)

(1)口腔内は、唾液によってpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる。

(2)唾液には、消化酵素の他にリゾチーム等の殺菌・抗菌物質が含まれている。

(3)歯槽骨の中に埋没している歯の部分を歯根、歯頚を境に口腔に露出する部分を歯冠という。

(4)歯冠の表面は象牙質で覆われ、体で最も硬い部分となっている。

(5)歯冠の象牙質の下には石灰質と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる。

 

 

回答と解説
ポイントテスト2
(1)○
(2)○
(3)○
(4)×:表面はエナメル質で、もっとも硬い部分です。
(5)×:歯髄を取り囲んでいるのは、象牙質です。
     つまり、エナメル質の下に、象牙質と呼ばれる組織があります。

 

b) 咽頭・食道 ・胃

①咽頭[いんとう]

食道に通じる食物路と、呼吸器の気道とが交わるところである。

飲食物を飲み込む運動(嚥下)が起きるときには、喉頭の入り口にある弁(喉頭蓋[こうとうがい])が反射的に閉じることにより、飲食物が喉頭や気管に流入せずに食道へと送られる。 

②食道

食道の上端と下端には括約筋[かつやくきん]があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる。胃液が食道に逆流すると、むねやけが起きる。

また分泌腺はなく、飲食物は重力ではなく食道の運動によって胃に送られる。 

通常は、逆立ちしても胃酸の逆流はないし、食事も飲み込めます。

③胃

胃は塩酸(胃酸)と酵素により、腐敗・発酵の防止と、タンパク質消化の行う。 胃の内壁は粘膜で覆われて多くのひだをなしている。

胃腺から塩酸(胃酸)とペプシノーゲンなどを分泌している。ペプシノーゲンは胃酸によって、タンパク質消化酵素であるペプシンとなる。

胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されている。胃液分泌と粘液分泌のバランスが崩れると、胃液により胃の内壁が損傷を受けて胃痛等の症状を生じることがある。

また、胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収にも重要な役割を果たしている。

食道から送られてきた内容物は、胃の運動によって胃液と混和され、かゆ状となって小腸に送り出されるまで数時間、胃内に滞留する。滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的短く、脂質分の多い食品の場合には比較的長い。

 

ポイントテスト3

下記問題の正誤を答えよ(回答は下)

(1)飲食物を飲み込む運動(嚥下)が起きるときには、喉頭の入り口にある弁(喉頭蓋)が反射的に閉じることにより、飲食物が喉頭や気管に流入せずに食道へと送られる。

(2)食道には、消化液の分泌腺がある。

(3)嚥下された飲食物は、重力によって胃に落ち込むのでなく、食道の運動によって胃に送られる。

(4)ペプシノーゲンは、胃酸によって炭水化物を消化するペプシンとなり、 胃酸とともに胃液として働く。

(5)胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌され胃自体を保護しているが、胃液分泌と粘液分泌のバランスが崩れると、胃液により胃の内壁が損傷を受けることがある。 

 

 

回答と解説
ポイントテスト3
(1)○
(2)×:消化液はありません。
(3)○
(4)×:タンパク質が分解します。
(5)○:胃炎や胃潰瘍の原因がこれです。

 

C) 小腸 ・膵臓

①小腸

小腸は胃からの内容物の消化栄養分の吸収が行われる。全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸(上部40%)、回腸(残り60%)の3部分に分かれる。 

十二指腸

十二指腸の彎曲部[わんきょくぶ]には膵臓からの膵管と胆嚢からの胆管の開口部があって、膵液と胆汁を腸管内へ送り込んでいる

十二指腸の内壁からは腸液が分泌され、膵液中のトリプシノーゲンがトリプシンになる。トリプシンは、胃で半消化されたタンパク質(ペプトン)をさらに細かく消化する酵素である。

 

空腸

空腸で分泌される腸液(粘液)に、腸管粘膜上の消化酵素(半消化されたタンパク質をアミノ酸まで分解するエレプシン、炭水化物を単糖類(ブドウ糖、ガラクトース、果糖)まで分解するマルターゼ、ラクターゼ等)が加わり、消化液として働く。

小腸の運動によって、内容物がそれらの消化液(膵 すい 液、胆汁、腸液)と混和されながら大腸へと送られ、内壁の表面積を大きくする構造を持つ。

十二指腸の上部を除く小腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビロード状になっている。 絨毛を構成する細胞の表面には、さらに微 絨毛が密生して吸収効率を高めている。

炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて吸収される。

脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受けるが、小腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成され、乳状脂粒(リポタンパク質の一種でカイロミクロンとも呼ばれる)となる。その際、脂溶性ビタミンも一緒に取り込まれる。 

②膵臓

胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。膵液は弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和するのに重要である。

膵臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。また、膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある。

膵液の代表的な酵素

  • トリプシノーゲン:活性体のトリプシンに変換後タンパク質を消化
  • 膵液アミラーゼ :デンプンの分解
  • リパーゼ    :脂質の分解

 

ポイントテスト4

下記問題の正誤を答えよ(回答は下)

(1)小腸の運動によって内容物がそれらの消化液(膵液、胆汁、腸液)と混和されながら大腸へと送られ、その間に消化と栄養分の吸収が行われる。

(2)十二指腸の上部を除く小腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビロード状になっている。

(3)脂質(トリグリセリド)は、消化酵素(リパーゼ)の作用によって分解を受けるが、小腸粘膜の上皮細胞で吸収されると脂質に再形成され、乳状脂粒(リポタンパク質の一種でカイロミクロンとも呼ばれる)となる。

(4)膵液は、デンプンを分解するリパーゼ、脂質を分解するアミラーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。

(5)膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモンであるトリプシノーゲンを血液中に分泌する内分泌腺である。 

 

 

回答と解説
ポイントテスト4
(1)○
(2)○
(3)○
(4)  ×:デンプンはアミラーゼ、脂質はリパーゼ
(5)×:トリプシノーゲンはタンパク質を分解します。血糖調節はインスリンです。

d) 胆嚢 [たんのう] 、肝臓 

①胆嚢

肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。

胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される(腸肝循環)。 胆汁には、古くなった赤血球や過剰のコレステロール等を排出する役割もある。

胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物で、腸管内に排出されたビリルビンは、腸管内に生息する常在細菌(腸内細菌)によって代謝されて、糞便を茶褐色にする色素となる

②肝臓

横隔膜の直下に位置する。胆汁を産生するほかに、主な働きとして次のようなものがある。 

i) 栄養分の代謝・貯蔵

小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられる。グリコーゲンは、血糖値が下がったときなど、必要に応じてブドウ糖に分解されて血液中に放出される。

皮下組織等に蓄えられた脂質も、一度肝臓に運ばれてからエネルギー源として利用可能な形に代謝される。また、肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、ビタミンB6やB12等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもある。 

ii) 生体に有害な物質の無毒化・代謝

生体に有害な物質を、肝細胞内の酵素系の働きで代謝して無毒化し、又は体外に排出されやすい形にする。医薬品として摂取された物質の多くも、肝臓において代謝される。

  • アルコールの場合、胃や小腸で吸収されるが、肝臓へと運ばれて一度アセトアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸となる。
  • アミノ酸が分解された場合等に生成するアンモニアも、体内に滞留すると有害な物質であり、肝臓において尿素へと代謝される。 
  • ヘモグロビンが分解して生じたビリルビンも肝臓で代謝されるが、肝機能障害や胆管閉塞などを起こすとビリルビンが循環血液中に滞留して、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる症状)を生じる。

iii) 生体物質の産生

胆汁酸やホルモンなどの生合成の出発物質となるコレステロール、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生される。また、肝臓では、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができる。 

 

ポイントテスト5

下記問題の正誤を答えよ(回答は下)

(1)小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられる。

(2)肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA、D等のほか、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12等の貯蔵臓器である。

(3)アルコールは、肝臓へと運ばれて一度酢酸に代謝されたのち、さらに代謝されてアセトアルデヒドとなる。

(4)肝臓では、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができる。

(5)胆嚢は、膵臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。 

 

 

回答と解説
(1)○
(2)○
(3)×:頻出問題:アルコール⇨アセトアルデヒド⇨酢酸
(4) ○:体内で作れないから必須アミノ酸といいます。
(5)×:膵臓ではなく、胆汁です。

 

e) 大腸・肛門 

①大腸

盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、壁粘膜に絨毛がない点で小腸と区別される。
大腸はかゆ状の内容物から水分とナトリウム、カリウム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成される。

大腸では消化や栄養素の吸収はほとんど行われない。だから小腸と異なり微絨毛もありません。

大腸の粘膜から分泌される粘液(大腸液)は、便塊を粘膜上皮と分離しやすく滑らかにする。 大腸内には腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解する。大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維を分解して生じる栄養分を、その活動に利用しており、大腸が正常に働くには、腸内細菌の存在が重要である。

また、大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生している。なお、腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素等のガスが生成される。 

通常、糞便の成分の大半は水分で、その糞便がS状結腸から直腸へ送られてくると、その刺激に反応して便意が起こる。 

②肛門

直腸粘膜が皮膚へと連なる体外への開口部である。直腸粘膜と皮膚の境目になる部分には歯状線と呼ばれるギザギザの線がある。 

肛門周囲は肛門括約筋で囲まれており、排便を意識的に調節することができる。また肛門周囲は、静脈が細かい網目状に通っていて、それらの血管が鬱血すると痔の原因となる。

ポイントテスト6

下記問題の正誤を答えよ(回答は下)

(1)大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維を分解して生じる栄養分を、その活動に利用しており、大腸が正常に働くには、腸内細菌の存在が重要である。

(2)大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、 内壁粘膜には、小腸と同様に絨毛がある。

(3)大腸は、栄養分の吸収に重要な器官であり、粘膜表面の絨毛を構成する細胞の表面には、さらに微絨毛が密生して吸収効率を高めている。

(4)通常、糞便中の食物の残滓は約50%を占める

(5)肛門周囲は、動脈が細かい網目状に通っていて、それらの血管が鬱血すると痔の原因となる。

 

 

回答と解説
ポイントテスト6
(1)○
(2)×:絨毛はありません。ほぼ栄養を吸収いないため、必要がありません。
(3)×:主語が小腸の説明文です。
(4)×:大半は水分です。実際の残滓は5%ほどです。
(5)×:動脈ではなく、静脈です。


はい、今日の内容はここまでです。一章と比較して内容が濃くなっています。短時間で読めるよう小分けにするので、1日1ページで頑張っていきましょう。お疲れさまでした。

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