2019年 埼玉 千葉 東京 神奈川の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問71~80


2019年【埼玉 千葉 東京 神奈川】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

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第3章 主な医薬品とその作用 問71~80

問71 口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に速やかに行き渡るよう、噛み砕いて使用されることが望ましい。
  2. 噴射式の液剤では、息を吐いたり、声を出しながら噴射すると、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡らないおそれがあるため、息を吸いながら噴射することが望ましい。
  3. 含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が高いほど十分な効果が得られるとされる。
  4. 白虎加人参湯は、体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇き、ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、 胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされ る。

  a b c d
1 誤 誤 誤 正
2 正 正 誤 正
3 誤 正 正 誤
4 正 誤 正 誤
5 誤 誤 誤 誤

 

 

解説

  1. 誤:トローチ剤は口中に含み、噛まずにゆっくり溶かすようにして使用される。
  2. 誤:噴射式の液剤では、気管支や肺に入らないよう、軽く息を吐きながら噴射することが望ましい。 
  3. 誤:含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解しますが、濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。 

正解 1

出題範囲の解説ページ

第3章-6日目:Ⅱ-② 口腔咽喉薬, 含嗽薬

 


問72 胃の薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
  2. センブリは、味覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的として、配合されている。
  3. デヒドロコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。
  4. ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が遅くなるおそれがある。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:リュウタンではなく、ユウタンの説明文
  2. 誤:ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が速くなるおそれがある。

正解 3

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第3章-7日目:Ⅲ-① 胃の薬

(d:第3章-9日目:Ⅲ-③胃腸鎮痛鎮痙,浣腸, 駆虫薬

 


問73 腸の薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. トリメブチンマレイン酸塩は、消化管(胃及び腸)の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされている。
  2. 収斂成分を主体とする止瀉薬は、細菌性の下痢や食中毒のときに使用して腸の運動を鎮めると、かえって状態を悪化させるおそれがある。
  3. ゴバイシは、ミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とし、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目的として用いられる。
  4. ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリンに含まれるベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。

  a b c d
1 誤 正 正 正
2 誤 誤 誤 正
3 正 正 正 誤
4 正 誤 正 誤
5 正 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:ゴバイシはウルシ科のヌルデの若芽や葉上にアブラムシ科のヌルデシロアブラムシが寄生し、その刺激によって葉上に生成したのう状虫こぶを基原とする生薬で、収斂作用を期待して用いられる。

正解 5

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第3章-8日目:Ⅲ-② 腸の薬

 


問74 腸の薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. ヒマシ油は、ヒマシ(トウダイグサ科のトウゴマの種子)を圧搾して得られた油を用いた生薬で、大腸を刺激して排便を促すことを目的として用いられる。
  2. ケンゴシは、ヒルガオ科のアサガオの種子を基原とする生薬で、大腸刺激による瀉下作用を期待して配合されている。
  3. プランタゴ・オバタの種子又は種皮は、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増やすとともに糞便を柔らかくすることによる瀉下作用を期待して用いられる。
  4. マルツエキスは、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:ヒマシ油は小腸を刺激して排便を促すことを目的として用いられる
  2. 誤:マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促す。

正解 3

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第3章-8日目:Ⅲ-② 腸の薬

 


問75 胃腸鎮痛鎮痙薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. パパベリン塩酸塩は、胃液分泌を抑える目的で使用される。
  2. オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。
  3. エンゴサクは、ナス科のハシリドコロの根茎及び根を基原とし、鎮痛鎮痙作用を期待して配合されている。
  4. 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている成分は、胃腸以外に対する作用も示すものがほとんどであり、複数の胃腸鎮痛鎮痙薬が併用された場合、泌尿器系や循環器系、精神神経系などに対する作用(副作用)が現れやすくなる。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すため、胃液分泌を抑える作用はない。 
  2. 誤:エンゴサクではなく、ロートコンの説明文

正解 4

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第3章-9日目:Ⅲ-③胃腸鎮痛鎮痙,浣腸, 駆虫薬

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問76 駆虫薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すため、瀉下薬であるヒマシ油が併用される。
  2. 消化管から吸収されたサントニンは主に肝臓で代謝されるが、肝臓病の診断を受けた人では、肝障害を悪化させるおそれがある。
  3. マクリは、フジマツモ科のマクリの全藻を基原とする生薬で、回虫に痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
  4. パモ酸ピルビニウムは、アセチルコリン伝達を妨げて、回虫及び 蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:駆虫薬とヒマシ油を併用すると腸管内で駆虫成分が吸収されやすくなり、副作用を生じる危険性が高まる
  2. 誤:パモ酸ピルビニウムではなく、ピペラジンリン酸塩の説明文 

正解 3

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第3章-9日目:Ⅲ-③胃腸鎮痛鎮痙,浣腸, 駆虫薬

 


問77 心臓などの器官や血液に作用する薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤につい て、正しい組合せはどれか。
  1. ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。
  2. シンジュは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
  3. 苓桂朮甘湯は、強心作用と尿量増加(利尿)作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。)の排出を促す。

  a b c
1 誤 誤 正
2 誤 正 正
3 正 誤 誤
4 正 正 誤
5 正 正 正

 

 

解説

  1. 誤:苓桂朮甘湯には強心作用が期待される生薬は含まれない。

正解 4

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第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 ,高コレステロール

 


問78 コレステロール及びリポタンパク質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
  1. コレステロールは水に溶けやすい物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。
  2. コレステロールは、胆汁酸や副腎皮質ホルモン等の生理活性物質の産生に重要な物質であり、コレステロールの産生及び代謝は、主として膵臓で行われる。
  3. 血液中の低密度リポタンパク質(LDL)が多く、高密度リポタンパク質(HDL)が少ないと、心臓病や肥満、動脈硬化症等の生活習慣病につながる危険性が高くなる。
  4. 血漿中のリポタンパク質のバランスの乱れは、生活習慣病を生じる以前の段階では自覚症状を伴わないことが多い。

  a b c d
1 正 誤 正 正
2 正 誤 誤 誤
3 誤 正 正 誤
4 誤 正 誤 正
5 誤 誤 正 正

 

 

解説

  1. 誤:コレステロールは水に溶けにくい物質である。
  2. 誤:コレステロールの産生及び代謝は、主として肝臓で行われる。

正解 5

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第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 ,高コレステロール

 


問79 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組 合せはどれか。
  1. 高コレステロール改善薬は、ウエスト周囲径(腹囲)を減少させるなどの痩身効果を目的とする医薬品ではない。
  2. リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなった場合は、使用を中止する必要がある。
  3. ビタミンEは、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、過酸化脂質分解作用を有すると言われている。
  4. リノール酸は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える効果を期待して用いられる。

  a b c d
1 正 正 誤 正
2 誤 正 正 誤
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 正
5 正 誤 誤 誤

 

 

解説

  1. 誤:リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなった場合があるが、使用を中止する異常ではない。
  2. 誤:ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、血行を促進し、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害を緩和する。
  3. 誤:リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成し、肝臓において代謝を促す。

正解 5

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第3章-10日目:Ⅳ-① 強心薬 ,高コレステロール

 


問80 貧血用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 鉄製剤は、服用の前後30分にコーヒーを飲むと、鉄の吸収が悪くなることがある。
  2. 葉酸は、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として配合されている。
  3. コバルトは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、硫酸コバルトは、骨髄での造血機能を高める目的で配合されている。
  4. 鉄欠乏性貧血を予防するため、貧血の症状がみられる以前から継続的に鉄製剤を使用することが適当である。

1(a、b) 2(a、c) 3(b、c)
4(b、d) 5(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:葉酸は、正常な赤血球の形成に働く。
  2. 誤:予防的に貧血用薬(鉄製剤)を使用することは適当ではない。

正解 2

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第3章-11日目:Ⅳ-② 鉄剤 とその他循環器用薬

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2019年 埼玉 千葉 東京 神奈川の登録販売者試験 過去問題  

内容 問題(解説付き) 模擬試験用(解説なし)
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 1~10 11~20

午前問題

答え

午後問題

答え

第2章 人体の働きと医薬品 21~30 31~40
第3章 主な医薬品とその作用 61~70 71~80 81~90 91~100
第4章 薬事関係法規・制度 41~50 51~60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 101~110 111~120

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執筆者: 吉川 泰紀

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