2018年 奈良の登録販売者試験過去問題 第3章 主な医薬品とその作用 問1~10


2018年(H30)【奈良】

登録販売者の過去問題を解説しています。

疑問が残った際は出題範囲の解説ページを載せていますので、ぜひ参考にしてください。

第3章 主な医薬品とその作用 問1~10

問1 次のかぜ薬の配合成分とその配合目的の組み合わせについて、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  <配合成分>        <配合目的>

  1. クレマスチンフマル酸塩 ― くしゃみ、鼻汁を抑える
  2. デキストロメトルファン臭化水素酸塩 ― 咳を抑える
  3. アセトアミノフェン ― 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる
  4. プソイドエフェドリン塩酸塩 ― 痰の切れを良くする

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:アセトアミノフェンは解熱鎮痛
  2. 誤:プソイドエフェドリン塩酸塩は鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる

正解 1

出題範囲のページ

第3章-1日目:Ⅰ-① かぜ薬

 


問2 次の漢方処方製剤のうち、かぜの症状の緩和に用いられ、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含むものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 柴胡桂枝湯
  2. 小柴胡湯
  3. 小青竜湯
  4. 葛根湯

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

かぜの症状の緩和に用いられ、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含む漢方処方製剤には、麻黄湯葛根湯小青竜湯があります。

  1. 誤:柴胡桂枝湯は、カンゾウは含むが、マオウを含みません。
  2. 誤:小柴胡湯は、カンゾウは含むが、マオウを含みません。

正解 4

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第3章-1日目:Ⅰ-① かぜ薬

 


問3 次の解熱鎮痛薬の配合成分のうち、一般用医薬品において、15歳未満の小児に対して、いかなる場合も使用してはならないものとして、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. アセトアミノフェン
  2. イブプロフェン
  3. イソプロピルアンチピリン
  4. アスピリン

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

アスピリンサザピリンイブプロフェンは一般用医薬品では15歳未満の小児に使用禁止です。
またサリチルアミドエテンザミドについては、15歳未満の小児で水痘又はインフルエンザのときは使用を避ける必要があります。

正解 3

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第3章-1日目:Ⅰ-① かぜ薬

 


問4 解熱鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 解熱鎮痛薬は、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷自体を治すものでなく、発熱や痛みを緩和するために使用される。
  2. 解熱鎮痛薬による末梢でのプロスタグランジンの産生抑制は、循環血流量を減少させ、心臓に障害のある患者にとって症状の改善に役立つ。
  3. 解熱鎮痛薬による末梢でのプロスタグランジンの産生抑制は、腎臓での血流量の増加につながるため、腎機能の改善に役立つ。

a b c
1 誤 正 誤
2 正 誤 誤
3 正 正 誤
4 誤 正 正
5 正 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:循環血流量を増加させるため、心臓に障害のある患者は、その症状を悪化させるおそれがある。
  2. 誤:腎臓での血流量を減少させるため、腎機能に障害があると、その症状を悪化させる可能性がある。

正解 2

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第3章-2日目:Ⅰ-②: 解熱鎮痛薬

 


問5 眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的な睡眠障害の緩和に用いられる。
  2. 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により、眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。
  3. ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることがある。

  a b c
1 正 誤 正
2 正 誤 誤
3 誤 正 正
4 誤 正 誤
5 誤 誤 正

 

 

解説

  1. 誤:慢性的ではなく、一時的な睡眠障害の緩和に用いられる。
  2. 正:特に15歳未満の小児で起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用は避ける必要があります。

正解 3

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第3章-3日目:Ⅰ-③: 睡眠に関する医薬品


問6 次の記述は、一般用医薬品におけるカフェインに関するものである。( )にあてはまる字句として、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は、カフェインとして( a )、1日摂取量はカフェインとして( b )が上限とされている。
   a     b
1 100mg 200mg
2 100mg 500mg
3 200mg 500mg
4 200mg 800mg
5 500mg 1,000mg

 

 

解説

眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mg が上限とされています。

  1. 200mg
  2. 500mg

正解 3

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第3章-3日目:Ⅰ-③: 睡眠に関する医薬品

 


問7 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
  2. アミノ安息香酸エチルは、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。
  3. ジプロフィリンは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる作用を示す。
  4. ジメンヒドリナートは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑える作用を示す。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えます。
  2. 誤:ジメンヒドリナートは、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。

正解 2

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第3章-4日目:Ⅰ-④: 鎮暈薬 (めまい止め)と小児鎮静薬について

 


問8 小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分(生薬成分)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  1. ユウタンは、ウシ科のサイカレイヨウ(高鼻レイヨウ)等の角を基原とする生薬で、緊張や興奮を鎮める作用を期待して用いられる。
  2. 小児の疳を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏のほか、小建中湯がある。
  3. 夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状は、発達段階の一時的な症状と保護者が達観することも重要であり、小児鎮静薬を保護者側の安眠等を図ることを優先して使用することは適当でない。
  4. 小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。

  a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 正 正 正
5 正 正 正 正

 

 

解説

  1. 誤:ユウタンではなく、レイヨウカクの説明文

正解 4

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第3章-4日目:Ⅰ-④: 鎮暈薬 (めまい止め)と小児鎮静薬について

 


問9 次の記述は、鎮咳去痰薬の配合成分(生薬成分)に関するものである。該当する成分として、正しいものを1つ選びなさい。

この成分の摂取により糖尿病の検査値に影響を生じることがあり、糖尿病が改善したと誤認されるおそれがある。このため、1日最大配合量が原生薬として1.2g以上を含有する製品では、その添付文書等において、本剤の服用により、糖尿病の検査値に影響を及ぼすことがある旨が成分及び分量に関連する注意として記載されている。

1 セネガ
2 キキョウ
3 シャゼンソウ
4 ナンテンジツ
5 キョウニン

 

 

解説

糖尿病の検査値に影響を生じることがあり、糖尿病が改善したと誤認されるおそれがある生薬成分として、セネガオンジがある。
それぞれ、1日最大配合量が原生薬として【セネガは1.2g以上】又は【オンジは1.0g以上】含有する場合、設問の様に注意として記載されている。

正解 1

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第3章-5日目:Ⅱ-① 鎮咳去痰薬

 


問10 口腔咽喉薬・含嗽薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。
  1. クロルヘキシジングルコン酸塩は、喉の粘膜を刺激から保護する成分として用いられる。
  2. トラネキサム酸は、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として用いられる。
  3. アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合される。
  4. ポビドンヨードが配合された含嗽薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。

1(a、b) 2(a、c)
3(b、d) 4(c、d)

 

 

解説

  1. 誤:クロルヘキシジングルコン酸塩は、殺菌消毒成分です。
  2. 誤:トラネキサム酸は、喉の不快感、喉の痛み又は喉の腫れの症状を鎮めることが目的の抗炎症成分です。

正解 4

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第3章-6日目:Ⅱ-② 口腔咽喉薬, 含嗽薬

 



2018年 奈良の過去問題  

内容 問題(解説付き) 模擬試験用(解説なし)
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 1~10 11~20

午前問題

答え

午後問題

答え

第2章 人体の働きと医薬品 1~10 11~20
第3章 主な医薬品とその作用 1~10 11~20 21~30 31~40
第4章 薬事関係法規・制度 1~10 11~20
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 1~10 11~20

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投稿日:

執筆者:吉川 泰紀

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